GAMSHARA SPRING CRASH 2026
(2026年4月19日(日) / 門司赤煉瓦プレイス)
イントロダクション
ずっと工事中だった門司赤煉瓦プレイスの駐車場に、スタバができてしまい、ただでさえそんなに広くない赤煉瓦の駐車場が余計に狭くなってしまった。

こんな場所にスタバ作らなくてもいいのになあとは思うのだが、赤煉瓦にくるときは門司駅前でも数少なくなった有料駐車場に停める他なくなってしまった。
さて、がむしゃらプロレスの春大会は近年なぜかレッスルマニアと被る事が多く、今年ももれなくDAY1が、午前七時から生放送。
これ終わりで即家を出て午前中に赤煉瓦に到着できれば御の字だが、果たしてどうなることやら。

さて、「SPRING CRASH 2026」と題された本大会では、昨年に続いてGWAヘビー級タイトルマッチが組まれる事になった。
前大会のやりとりでジュニア王座戦が延期されたため、自動的にヘビー級タイトルマッチが大会のメインとして開催される運びになった。
果たして次世代のチャンピオンが防衛するか、現世代のチャレンジャーが高い壁として立ちはだかるか?
下関→門司赤煉瓦
大病を経たせいか、2日続けての観戦するのはかなり辛くなってきた。
プラス合間にレッスルマニアをはじめとした配信が入ると、全てに注力するのも厳しいと言わざるを得ない。

というわけで、レッスルマニアDAY1は途中から見て、途中離脱してうつらうつらしながら、時間がきて食事して出発。
しかし、例によって199号線が大渋滞。それでもどうにか赤煉瓦に到着。

しばらく色々歓談していたらあっという間に時間がきて、開場となった。

オープニング

オープニングアクトは久々登場のSMITH&九州。散々Panzer4の前説に毒付いていたが、いざ自分たちがはじめてみたら、思いの外ぐだぐだになっていた。

そして、今回も出店している炎和の代表を呼び込み、鉄生が勝つと炎和の肉まんをたらふく食べる、負けると炎和の肉まんのPRをする事に!

前説は珍しく色々ぐだぐだだったが、どうにかこうにか大会はスタートした。

第一試合
▼「西日本社会人プロレス超重決戦!」 タッグマッチ(30分1本勝負) 〇ALLマイティ井上 & 上原智也 vs 嵐弾次郎 & ×KENZO (13分28秒)
最近は年1で必ず参戦している松江だんだんプロレスのALLマイティ井上は、上原との越境タッグで、前GWAタッグ王者の嵐KENとのぶつかり合いに挑む。

これが第一試合というのは、いささか勿体無い気もするけれど、最初から出し惜しみなし、というのは悪くないと思う。

嵐弾次郎&KENZOにしてみたら、仕切り直しにはうってつけの相手であり、ひたすらこの試合をたのしんでほしい。

最初から4人が飛ばしまくるど迫力対決になり、いきなり会場はヒートアップ。

どの組み合わせでもリングが大きく揺れ、激しい打撃音が赤煉瓦に響き渡る。
何より4人が非常に楽しそうに試合をしていたのが印象的だった。
中でも久々登場のALLマイティ井上が受けるのも喰らわすのも大活躍。

変わる変わるボディスラムで投げられてもその度に立ち上がり、重たいチョップを打ち込んでいく。

それだけダメージを受けたにも関わらず、終盤でKENZOに繰り出したバックドロップホールドは強烈の一言!
最後はKENZOにサンセットフリップで勝利!

見応え充分の試合だった。
第二試合
▼「春のパン(チ君)祭り~明日 春が来たら プロレスを見に行こう~」 タッグマッチ(疲れん程度1本勝負) パンチくん & ダイナマイト九州 vs 竹ちゃんマン & 〇MIKIHISA ※スペシャルレフェリー:×SMITH (9分55秒)
最近の疲れん程度1本勝負にしては珍しく、ゲストが混じらない純粋ながむしゃらメンバーによる対戦。

そして最近は対角線上に別れる事が多かった九州とパンチくんが久々にタッグを組む。
かつてはGWAタッグのベルトも巻いた名チームだが、最近はやたらパンチくんが目立ち気味で、今回もサブタイトルに九州の文字はない。
果たして、これにダイナマイト九州はどう反応するか?そして全ての動向を握っていそうな特別レフェリーからも目が離せない。

いざ、試合が始まってみたら、春のパン(チくん)祭りなのに、特別レフェリーのSMITHが目立ちまくる。

やたらオーバーなアクションで選手を遮るようにしていたのが癪に触ったのか?
今度は両チームがやたら抑え込みをしつこく繰り出すようになり、その度にSMITHレフェリーはマットを叩くようになっていく。

当然カウント2.9でみんな返していくので、どんどんレフェリーの負担が増えていく。

ついに、SMITHは青息吐息になってしまう。



ところがSMITHの受難はここで終わりではなかった。とうとうMIKIHISAからフォールされ、他のメンバーがカウント3を叩いてしまい、まずSMITHが敗者になってしまう。
<再試合>
×パンチくん & ダイナマイト九州 vs 竹ちゃんマン & 〇MIKIHISA (12分01秒)
ところがゴングがなって、終了したはずの試合はなぜか続行されていく。

結局、パンチくんがフォールされてこの試合、2度目の終了。

泣きの一回があったわけでもないのに、再試合みたいな感じで試合が続いてしまうのはかなり珍しいんではないだろうか。
第三試合
▼「リキ春闘2026」 シングルマッチ(時間無制限1本勝負) 〇サムソン澤田 vs ×リキ・ライタ (0分08秒)
こちらもなぜかリキ・ライタがフィーチャーされた試合。しかも対戦相手が前GWAヘビー級チャンピオンのサムソン澤田。
これはフィーチャーというより、昭和でいうところの「試練の○番勝負」みたいだが、違うのはこの試合がかなり唐突に組まれた事。

一度はサムソンのスピアで秒殺されたリキが泣きの再勝負を挑む。

<再試合>
〇サムソン澤田 vs ×リキ・ライタ (10分58秒)
とはいえ、これも正直見飽きた光景といえる。プロでも散々擦られたパターン。
リキのコブラクローバーあたりが新しいといえば新しいのだが、あとは取り立てて珍しい光景がないし、虎の子のテキーラも、身体を壊してからは使えない。


とはいえ、八方塞がりな状況だからこそ、プロレス脳は試される。あれだけ手を変え、品を変えして生き残ってきたリキ・ライタだからこそ、もう少しあっと言わせる何かが見たかったと思う。


せっかく運よくリングに戻ってこられたんであれば、進化するリキ・ライタが見たいのだ。


結局、終始ピリッとしない内容で、結局サムソンが勝ってしまった。

ちょっともったいない試合だった。
セミファイナル
▼「Jäger & Re:ZARD連合 vs タッグ王者~Who is “X”?~」 6人タッグマッチ(30分1本勝負) ZAKA & トゥルエノ・ゲレーロ & ×OT-1000 vs YASU & 鉄生 & 〇七海健大 (19分03秒)
二月のOPGオールスターサミットでRe:ZARDとは正式に連合を組んだイエガー(Jäger)が、がむしゃらプロレスにも上陸。
対戦相手は無所属ながらタッグ王者の鉄生&YASUに、謎のXを加えたメンバー。
だが、入場してくると鉄生の隣にはYASUしかいない。そこをすかさずゲレーロが突っ込んでくる。

しかし、余裕綽々の鉄生はXを呼び込むと、入場テーマ曲が流れた!
鉄生側のXは本日復帰の七海健大だった。

会場は当然大盛り上がり。人気者の復活に湧き返る中、試合はスタート。


序盤は様子見するようにじわじわとした立ち上がりをみせた健大だったが、いかんせん復帰第一戦という事もあり、じわじわとローンバトルに苦しめられる。

しかし、そこは眠っていた健大のキャリアが蘇り、自力で味方に繋いでいく。

普通ならJäger とRe:ZARDの連合軍は鉄壁の連携と実力を誇る実力があるし、負ける要素がないのに、試合が進むにつれて綻びが目立ちはじめる。

無所属軍は一見すると寄せ集めにみえるが、鉄生と健大、YASUと健大はそれぞれ別々のユニットで長く行動を共にしてきた。
それは時間を空けても問題ないくらいに機能していたのだ。
こうしたタッグ王者のサポートで、健大も奮起し、必殺技のスーパーノヴァによる自力勝利を掴み取った。

さらに、試合後、感情のないはずのOT-1000がRe:ZARDに造反。

まさかの分裂劇もおこり、Jäger&Re:ZARDの連合軍は思わぬ黒星を喫してしまった。
しかし、健大が試合後しきりに首を押さえていたのが気がかりではある。

引退の原因になった首は、プロでもセンシティブな扱いになる。
それだけに大事にならないようにしてもらいたいのだが・・・
メインイベント
▼「虎尾春氷」 GWA ヘビー級選手権(60分1本勝負) 【挑戦者】×陽樹 vs 【第18代王者】〇HIROYA (19分05秒)
発端は現王者HIROYAがベルトを家におき忘れてしまい、そこから陽樹が噛み付いて、世代闘争的な流れに発展していった。
特徴として、団体こそ違えど両者ともそれぞれプロ団体で経験を積んできている点で、タイトルマッチとしてはある意味公平な条件下でおこなわれる試合になりそうな点である。

入場時に「ベルトは忘れてないぞ!」とこれみよがしにGWAヘビー級ベルトを持ち上げて入場してきたHIROYA。

対する陽樹はRe:ZARDメンバーやZAKAらを伴って、万全の体勢で乗り込んできた。

試合はこの2人らしく、外に中に大激闘を繰り出す。赤煉瓦の全てが戦場と化す。



以前なら陽樹に誘われて頭に血が昇っていたHIROYAが、場外戦でも至って冷静だった点は、さすがチャンピオンという出立ちだし、何より積み重ねてきた経験がものを言ってきたな、という印象を抱いた。

やがて、両者の意地と意地がぶつかりあう素晴らしい試合になっていく。

途中からRe:ZARDの介入もあったものの、それは決定打に至らず。結局、最後はお互いの力を振り絞り合う展開になっていった。
会場はHIROYAと陽樹の両方を後押しするような熱の上がり方。いつまでもこの空間にいたい、と本気で思うほど素晴らしかった。

それでも最後はねばる陽樹を振り切って、HIROYAが初防衛に成功!

エンディング
勝ち誇るHIROYAは、次期挑戦者に他団体の選手でもいいと宣言。

これに呼応した上原がリングにあがり、次回7.12でOPG対がむしゃらプロレスの対抗戦を行うと発表。

SMITH GAME3のはずが思わぬ方向に進んでいきそうな流れに!


最後に再びマイクを持ったHIROYAが「3.2.1、がむしゃらー!」で締めたが、予想以上の熱い夏になりそうである。

後記
今回はとにかくメインに尽きると言っていい。
あの大熱戦があってこそきちんと大会が締められたと言っていいだろう。

次回は7月12日。リングで発表された通り、がむしゃらプロレス対OPGという対抗戦が見られるのであれば、おそらく2026年1番の刺激になるに違いない。

今からその日が来るのを楽しみに待つとしよう。


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