[プロレス入場テーマ曲] プロレス的音楽徒然草 Perros(ぺロス・デル・マルのテーマ)

[プロレス入場テーマ曲]プロレス的音楽徒然草

プロレス的音楽徒然草 Perros(ぺロス・デル・マルのテーマ)

 

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Perros De Mal(ぺロス・デル・マル)の誕生

今回はオリジナル「Peross Del Mal(ぺロス・デル・マル)」のテーマ曲、「perros」のご紹介です。

2004年、CMLLでテクニコのユニット「ラ・フリア・デル・ノルテ(La Furia del Norte)」のメンバーとして活動していた故・ペロ・アグアヨ・ジュニア選手が造反してルードのユニット「ロス・ペロス・デル・マール(Los Perros del Mal)」を結成したのが、その歴史の始まりです。

団体として

2008年11月、アグアヨ・ジュニア選手がCMLLを退団し、12月7日、メキシコのメキシコシティでペロス・デル・マール(Perros del Mal)の旗揚げ戦を開催し団体化します。

他団体に参戦する際にはロス・ペロス・デル・マールの名義で参戦して所属選手だけではなくフリー、他団体の選手もメンバーに加えています。

直訳すると「悪い犬」

Perros Del Malは直訳するとスペイン語で「悪い犬」になるんですが、ネット辞書では「プロレスの団体」としてでてくるくらい世界的にはメジャーな単語でもあります。

このPerros Del Mal内には日本人ルードの別働隊としてJapones Del Mal(ハポネス・デル・マル=日本の悪)というユニットが存在していました。

Japones Del Mal(ハポネス・デル・マル)の成り立ち

主なメンバーとしては現在、シークレットベース所属のHANAOKA、ドラゴンゲート所属で、NOAHではPerros Del Mal De JaponのメンバーでもあるEita、そして新日本では鈴木軍に所属するDOUKIといった各選手がおりました。

要するに、「日本の悪」とはDOUKI選手のキャッチコピーではなく、所属していたユニットの名前だったわけです。

DOUKIと論外の関係

このJapones Del MalにDOUKI選手を引き入れたのが、2022年の1月8日横浜アリーナで行われた新日本対NOAHの対抗戦で、DOUKI選手と闘ったNOSAWA論外選手です。

いうまでもなく、NOSAWA選手は「Perros Del Mal De Japon」の発起人的存在で、アグアヨジュニア選手のご家族に、「Perros」の名称の使用許可をもらっています。

Perrosへの敬意

その敬意のほどは、NOSAWA選手の入場テーマ曲「Prefiero Ser Su Amante」の冒頭に「perros」の一部がサンプリングされて使われている(冒頭の犬の鳴き声が入る部分がそうです)ことからも明らかでしょう。

DOUKI選手本人が望んで「日本の悪」を自身のキャッチコピーにしたのかは定かではないですが、こちらもオリジナルに一定の敬意を払っているのは明白だと思われます。

会場で聴いてみたい

とはいえ、プロレス入場テーマ曲マニアとしては、「Perrros」を会場で聴いてみたいと思うのは人情というものでしょう。「nWo」のオリジナルテーマである「ROCK HOUSE」を日本で生体験できなかったゆえに、その思いは以前から強くありました。

ところが、HANAOKA選手がシークレットベース所属となって、思わぬ形で道が開けました。福岡のプロレス団体「MY WAY」でHANAOKA選手が試合をしたのです。

そして、ついに!

ただ、この時も試合を見に行けず「もはや、これまでか」と諦めていたところ、2022年のプロレスリング華☆激さざんぴあ大会で、HANAOKA選手が試合をする事がわかりました。

ちょうど4回目の抗がん剤治療の前だったし、副作用の影響を一番受けないこのタイミングならば!と観戦を決め、ついに憧れの「Perros」とHANAOKA選手をこの目と耳で体験できたのでした。

次なる目標!

本当に「perros」が会場に流れた瞬間「生きててよかった!プロレスファンでいてよかった」と心から思いました。

こうなると人間欲が出るもので、次回はいつかHANAOKA選手にこの暑苦しい思いを伝えてツーショット写真かサインをお願いできればと思っています。

今のところこの暑苦しい願いが、抗がん剤治療に立ち向かうモチベーションのひとつになっているのは、間違いないところですから。

プロレス的音楽徒然草
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プロフィ―ル~MY STORY~がん・緑内障・うつ・介護の4重苦にも負けないプロレスブロガーの壮絶な人生
プロレスオタクで心理カウンセラーの資格を持ち、両親の介護をしながらガンサバイバーとして生きる著者が、自分の人生や仕事について赤裸々に語ります。プロレスやオタク文化に関する豊富な知識や経験、心理カウンセラーとしてのスキルや活動、介護やガンサバイバーシップに関する悩みや工夫など、興味深く感動的な内容が満載です。あなたも著者のストーリーに共感しませんか?







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