【プロレス観戦記】 OPG オールスターズサミット2024in 岡山武道館(2024年2月18日)

OPG観戦記

OPGオールスターズサミット2024in 岡山武道館

【日時】2024年2月18日(日)13:00~(開場 12:00~)
【場所】岡山武道館

イントロダクション

白内障手術後半月が経過して、相変わらず視界に慣れなくて、悶々としながら時間だけ過ぎていく生活が続いた。

ライフワークと言っていいがむしゃらプロレスの観戦記も悪戦苦闘しながら仕上げたら、もうOPGである。

ちなみに今年はがむしゃら以外の観戦スケジュールは特別決めておらず、どうするかはその場のノリで決めることにしていた。

何より思い立ったらまず行こう!と仕事もろくにできていないのに決めてしまったわけである。

新下関→岡山駅

早朝の新下関駅に立つと若い時分に、ここから大阪へ毎週のように旅立っていた事を思い出す。

あれから四半世紀が過ぎ、還暦を迎える歳になってなお、まだ同じような生活をしているとは、想像だにしていなかった。

まあ、それだけプロレスを好きでいられたのはありがたい話である。

途中徳山で乗り換えてあとは岡山へ一直線。前は小倉にいたから、新下関から岡山行くのは、今回が初めてになる。

岡山駅→岡山武道館

到着が11時すぎで、開場が12時なんで、駅で昼飯食べて徒歩で武道館へ。

前回徒歩で行ける事がわかったとはいえ、抗がん剤治療終えて長距離移動は初なんで、今回は恐る恐るになる。

結局ゆっくり歩いて20分オーバーくらいで武道館到着。

第0試合

OPGオールスターランブル(○ビリーザ・キッド アームロック ×変態プレデター)

武道館着いて売店行ったら「今からレフェリー行きますんで」と言われて、駿之介選手に会計押し付けて、売店の人がリングに行ってしまった(笑)

さすが自由の国・岡山。で、本当に試合が始まってしまったので、適当な席で観戦。

しかし、一度でも場外に落ちたら、試合資格を失うため、有象無象いるわりにはあっという間に人がいなくなる。

その上、ビリーザ・キッドがいきなりレゴばら撒いたせいで、試合はカオスに。

よせばいいのに、ミスター鏡餅もレゴばら撒いてリング上はぐちゃぐちゃに!

そしてお約束のブレンバスター・オン・ザ・レゴでまた大半がいなくなり、残った変態プレデターがビリーザに腕捻られてあっさりギブアップ。

変態プレデターもう少し見たかったなあ。これだけのメンバー出して5分ちょっと。この後の歌よりかなり短い!

結局、試合より後片付けに時間がかかるというこれまたお約束のしめで、ドタバタのうちにロイヤルランブルは終了。

ムタイガーライブ

なぜか今回会場BGMがチャゲ&飛鳥しかかかっていなかったんだが、福岡ならまだしも岡山となんか縁があったのか?が、SAY YESになった途端ムタイガーと珍獣がデュエットで出てきたおかげで?席立てなかった。

なんか色々詰め込み過ぎているのは、初期のがむしゃらプロレスを思い出す。

そして歯医者さんに限らず「先生」は歌が好きなのか?謎は深まるばかり。

オープニング

今度はパートナーをたんじマンに替えて(でも歯医者さんと一緒なのは変わらない)OPGのテーマを歌い切ったムタイガー。

しかし、これにイチャモンをつけてきたのが、TKスタイルズ率いる?チバレットクラブ(OPG千葉)の面々。

多勢に無勢なムタイガーに難癖つけて、本家ばりの無法に怒りのムタイガーは「これで火がつきました!」と戦闘モードに。

さらに、あの独特な味でおなじみフィモシス・ウォリアーリングアナによる癖になる前口上から大会はスタートした。

第1試合 6人タッグマッチ

~全世界待望、夢の歯科医タッグ爆誕!~
マーシャル・ドラゴン&THE ISHI&○翔太 VS 珍獣サンダーライガー&ハミガキ戦士たんじマン&×ミル・マスカット(レインメーカー式ニーアッパー)

今回は多分初めて見る方がたくさんいて、マーシャルと珍獣ライガーは、お初になる。

特にだらずは、かつて所属だったラヴを別にしたら、原口選手やバルドル選手ら極々限られたメンバーしかみていないので、違ったメンバーが見られるのは楽しみなのだ。

試合はマーシャルと翔太の総合を思わせるゴツゴツファイトあり、いまや本家もやらないライガームーブを完コピしている珍獣は、浴びせ蹴りも繰り出すなど動きもいい。

ここにマスカットとThe Ishiのお馴染みの抗争が加わり、バラエティ豊かな内容になっていった。

私の見ていた席ではよくわからなかったが、実況の決まり手はレインメーカー式ニーアッパーで翔太が勝利!

ただ、1番印象深かったのは「怒りの獣神」+「たんじマンのテーマ」+「スカイハイ」の三曲合体入場テーマ曲だった。無駄に力入っているのが入場テーマ曲というのが、いかにも社会人プロレスらしいなあ、と思えた試合だった。

第2試合 6人タッグマッチ

~どうせやるなら踊らにゃ損、損~
彰&佐々木良和&○ジェリーK VS 嵐弾次郎&×鬼ヤンマ&マツエデラックス(RKO→ジェリーロール)

事前の煽りVでは「踊らない」と断言していたジェリーKだが、いざ入場してきたら、彰&佐々木良和と共にノリノリで踊っている。

OPGは千葉、京都支部のほかにも仕事の関係で、他県住まいの選手がたくさんいる。ジェリーKもその一人で一時期はOPGから距離も置いてきたが復帰してきたメンバーである。

ただ、復帰明けからしばらく経つとはいえ、対角線にいるのは西日本社会人プロレスラー屈指のスーパーヘビー級の嵐弾次郎+マツエデラックスという構図はなかなか大変な相手ではある。

案の定二人がでてくると、それまでOPGチームに傾いていた流れが一気に丹の国+松江連合軍に持っていかれてしまう。

ここでポイントになるのが嵐弾次郎の弟子である丹の国プロレスの鬼ヤンマである。

実況でも触れられていたが、肉体的にも申し分なく、このメンツに混じっても見劣りはしない。

それでも他の5人に比べると鬼ヤンマには、彼にしかない「何か」がない。これが出たらほぼ確実に試合が終わる必殺技らしきものも見当たらないのだ。

何でもできるけれど「これは!」というものがないとお客さんの印象には残りにくい。

鬼ヤンマの課題はまさにそこにあると思う。

いくらブランクがあったとしてもジェリーKにはジェリーロール という必殺技がある。

その差は結構大きかった。

結局ジェリーKのTKOは浅かったものの、続くジェリーロールがバッチリ決まったことで鬼ヤンマ は敗北を喫する形になってしまった。

彼の課題が解決されるようになる、師匠同様いろんな団体からお声がかかるようになるのではないかと思う。それはそう遠くない日にやってくるのではないだろうか。

第3試合 6人タッグマッチ

~こじれこじれて大喧嘩~
○山内拓也&KENZO&HAGGAR VS ×セクソ&閻王&梟雄

ことの発端はセクソをはじめとするブラック軍団に目をつけられた山内が、長い抗争に突入。

ついにマネージャーの鬼羅亜を含め、まとめて武道館で決着をつけるという事で、がむしゃらの2人はそこに巻き込まれた感じ。

しかし、閻王や梟雄はKENZO&HAGGARにしてみれば美味しい相手。乗りかかった船とはいえ、ここで爪痕を残しておくのは悪くない。

試合はヘビー級の2人ががむしゃらヘビーの2人と対峙。

山内がセクソと鬼羅亜を相手にして八面六臂の大活躍。

ブラック軍団は個々の力は強いのだが、チームとしての機能は今一つのような感じがした。

むしろ急造チームの山内組の方がいきいきと試合しているように見えた。ここにセコンドの翔太も混じって試合は混沌とした方向に。

しかしマネージャー含めて4人いるというのは厄介なことには違いはなく、場外戦で攻勢をしかける閻王や梟雄と、所々で市内を使って介入してくる鬼羅亜に手こずりながらも、なんとか山内自身がセクソから勝利を収めて抗争に終止符を打った。

このまま ブラック軍団が大人しくしているのであれば問題ないのだが、次にどう出てくるかは誰にもわからない。果たしてこれで完全決着となるのだろうか?

第4試合 タッグマッチ

~今年こそ決着なるか!?虎と千葉の一大抗争~

グレートムタイガー&○アントニオ片山 VS ×TKスタイルズ&ユウキざぼうりんぐ(チバレットクラブ)(卍固め)

冒頭の歌謡ショーに乱入してきたチバレットクラブは、序盤から片山&ムタイガーの友情コンビに 容赦ない攻撃を加えてきた。

ここまでの経過は詳しくは知らないのだが遺恨が遺恨を呼ぶ戦いはちょうど40年くらい前の新日本プロレスを見ているような感じだった。

多分リング上にいる4人の中にも、原点の風景として当時激しかった日本人対決があったのではないだろうか?

言い方は良くないかもしれないが、コテコテのプロレスを見せてもらえたという点では非常に良かったし、 決着がついてノーサイトになったのも良かったと思う。

ムタイガーが「自分たちだけではOPGはできなかった」とTK スタイルズに握手を求め、チバレットクラブとは リング上では和解した。

それは非常に清々しい光景だったし、 見ていて気持ちのいい関係性が見て取れた。

年月が過ぎてもこうしてプロレスで語り合える友達っていうのはいいもんだなと思えた試合だった。

余談になるが、片山&ムタイガーも合体テーマが使われていたのだが、それが「炎のファイター」(カバー版)と「TRIUMPH」の合体版だった。

さすがに「元ネタ」の猪木&武藤が合体テーマで入場することは関係性の問題からありえないのだが、片山&ムタイガー組のテーマとして聞くのは全然問題ではない。

友情タッグらしい選曲でこちらもいいなと思わせてもらえた。

第5試合

OPGタッグ選手権者決定戦
~爆発と抱擁のマリアージュ~
(ダイナマイトどんどん)○クレイジーH&西江悠 VS ×レオパルドン横山&乱魔(全包連)(変形監獄固め)

全包連 の入場の際、フィモシス・ウォーリアーが銅鑼を鳴らすと、全包連メンバーが総出で銅鑼を鳴らしながらの入場。

動画で見た昨年の方がけたたましかったように思うが、欠場となってしまった鳥取だらずプロレスの 原口知弥の写真を遺影代わりに掲げて、弔い合戦の様相で入場してきたようである。

ぎりぎり悪ふざけの 余地は残しているものの、遠くからだと原口の写真をもっていることがわからなかったので、どうせなら スクリーンに大々的に映し出した方が会場にも伝わったのではないかと思う。

いずれにしても本人がいないところでは 好き放題されるという点では結構どこも同じかなと思ってしまった。

さて、上原智也とグリークが保持していたOPGタッグ選手権はグリークの仕事の都合上で返上となり、王者決定戦のトーナメントが行われていた。

その決勝がこの2チームの争いになった。横山はフリーで参加している分 タイトルに絡む チャンスがないため、千載一遇の機会と意気込んで挑んできた 一方で、様々な困難を抱えて乗り越えてきたクレイジーHと西江のコンビは、言葉にすると軽いかもしれないけれど、タッグパートナーとして 人間としてお互いを心底信頼しているのを見て取れた感じがした。

プロレスはかっこいいことをばかりするのではなく、選手の生き様もさらけ出して見せるエンターテインメントでもある。

試合後のマイクでは依存症に苦しんで何度も人を裏切ったことを切々と語るクレイジー H が非常に印象に残った。

彼を陰日向で支えてきたOPGのメンバーも素晴らしい。悪ふざけだけ目立っていたらこうはなるまいが、やっぱりプロレスって奥が深いんだなあ。

セミファイナル

OPGJrヘビー級選手権試合~因縁の宿敵、相対す~
【王者】○駿之介 VS ×ZAKA【挑戦者】
(鬼DOGEZA)⭐︎王者2度目の防衛⭐︎

この 試合はグレート・ムタイガーの解説付きで見ることができた。

いわくZAKAはムタイガーの練習パートナーでもあり、彼のおかげで生み出せた技もあったといっていた.

またZAKAと駿之介はアマレス時代からの因縁があり、その時はZAKAの方が上の立場だったそうである。

しかし現実として現在のZAKAは挑戦者でありチャンピオンは駿之介になっている。

駿之介としてもようやくつかんだベルトだけに、ここで元チャンピオンに渡してしまうわけにはいかないだろう。

個人的には セミファイナルに組まれていたので期待はしていたのだが、驚異的な運動能力以外にこれと言って印象に残る試合ではなかったように思う。

前のタッグ戦が不格好でも、さらけ出すプロレスだったからかもしれないが、ちょっとこの2人にしては綺麗なプロレスになってしまったのが残念だった。

とはいえ、若い王者にはまだ経験が必要だし、そのためには 時に他団体からの挑戦も受けてもいいのではないだろうかと思う。

新技「鬼DOGEZA」(ファイヤーバード式大DOGEZA)は社会人の範疇をこえた技だとは思うが、生き様が乗っかってきたときに本当の必殺技になるんじゃないかなと思ってしまった。

もっともこれは私の感想にすぎないし、会場は結構沸いていた。何より全試合終了後、駿之介の前にはたくさんの人が記念撮影の列を作っていた。

民意はこの試合を認めていたのだ。

メインイベント

OPGヘビー級選手権試合
~飢えた王者、求める刺激はがむしゃらに~
【王者】○上原智也 VS ×陽樹(がむしゃらプロレス)【挑戦者】(グリークドライバー→ノーザンライトボム)

互いが互いを認め合う同士であり、ライバルでもある両雄。実は当初上原の挑戦者として考えられていたのは、原口知弥だった。

しかし、原口のスケジュールがどうしてもこの日に合わなかったため、チャンピオンが指名したのが、陽樹だった。

がむしゃらプロレスではRe:ZARDと共闘している上原だが、もちろんタイトルマッチで馴れ合う気はない。

陽樹もそのあたりは十分承知した上で挑む他団体のメインでタイトルマッチとなる。

果たして試合は、両者らしいゴツゴツバチバチのファイトが繰り広げられる。特に上原への一点集中攻撃はえげつないものになっていた。

しかし、上原は長い間他団体に流出していた至宝を奪い返したばかりである。また他団体に渡すわけにはいかない意地のようなものを感じた。

陽樹はそんな上原を時にロープワークができなくなるくらいまでに追い込んでいた。

しかし、それを振り切るようにして上原は立ち上がり、盟友の必殺技グリークドライバーで形勢逆転。更にノーザンライトボムを畳み掛けて、カウント3!

エンディング

大苦戦した王者は陽樹に感謝の言葉を述べて「またやり合おう」と約束。

そこへ出てきたのが上原とかつてゴールデンエッグスというタッグを組んでいたジェリーK!

ここに現れたという事は当然次期挑戦表明になるわけだが。チャンピオンは「ワクワクしない」とこれを拒否。

しかし「1年かけてお前を査定してやる」とジェリーKの査定は約束した。このあたりのやりとりがグダったせいで締まらないと感じた王者は、リング下で大の字になっている陽樹を再びリングにあげた。

そして伝説のイベント「KAWAFES2」で披露されたフライング陽樹セレモニーを武道館で再現!

OPGオーディエンスの重鎮であるいわちんさん曰く「縁起物」だというセレモニーのおかげで大会は無事締まって、長時間の大会にピリオドが打たれた。

後記

全体的に照明が暗い岡山武道館は改装されて多少明るめにはなっていたが、それでも撮影には不向きな場所で、二階席から撮るとブレブレになるのはしかたない。

冷暖房も経費の関係上つけたり切ったりしないといけないらしいが、幸いしたのは過去一気温が高かったせいか、寒さをあまり感じずに観戦することができた。

こちらは逆に暖冬でありがたかったことかな?

来年は行けるかどうかわからないけど、個人的にまた心が動いたら行ってみたい。

ありがとう、岡山!またね!

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