【プロレス観戦記】GAMSHARA SUMMER NIGHT CARNIVAL 2026(2026年7月12日)

がむしゃらプロレス観戦記

GAMSHARA SUMMER NIGHT CARNIVAL 2026

(2026年7月12日・日・門司赤煉瓦プレイス)

イントロダクション

ここ2年ばかりの夏大会は、SMITH GAMEと称して代表SMITHがプロデュースして行われていた。

今年は春大会で上原が「がむしゃら対OPG」をぶち上げたものの、既にOPGのJägerとがむしゃらのRe:ZARDは共闘関係にあるため、全面対抗戦にしてしまうと、色々とおかしな事になってしまう。

そこで、OPGでも対立構造にある佐々木良和はZAKA&上原と激突。

そして、初参戦のセクソは乱魔と組んで、鉄生&YASUのタッグタイトル戦に挑むことになったようである。

全面対抗戦もアリっちゃアリなんだが、道頓堀プロレスの佐々木幹也含め、初顔がたくさんいるので、見ているこちらとしては今回みたいな顔合わせも非常にありがたい。

さあ、今年の夏の祭典はどれだけ盛り上がりを見せてくれるだろうか?

下関→門司赤煉瓦

今年は10日以上も早く梅雨明けしてしまい、普通ならまだ雨でもおかしくない7月12日は、酷暑に襲われる羽目になってしまった。

車内温度は34度!陽射しは容赦なく刺しまくる中、車を運転して赤煉瓦へ向かう。

スタバができて駐車場料金が値上がりしたため、門司駅付近の駐車場に停めて歩くのだが、ほんのわずかな距離なのに、とにかく暑い。

赤煉瓦についたはいいが、山に雲がかかっており、まあ蒸し暑い事この上ない。

そして照りつける暑さは、待っている時間も容赦しない。これをひたすら耐えて、ようやく開場!

後何年こういう事ができるかわからないけど、暑さも寒さも含めて「がむしゃらプロレス」なのだ。

オープニング

オープニングアクトは、なんとユニットを越えたOPGメンバーが勢揃い!

普段はJägerかRe:ZARDのTシャツを着ている上原やZAKAまでが、OPGのロゴ入りTシャツを纏っているのは、なかなか珍しい光景でもあった。

このメンバーの中で、セクソと共に対がむしゃらプロレスに乗り出す乱魔とセクソだけが、対抗戦モードで闘志を剥き出しにしたマイクで会場を煽っていたのは面白かった。

しかし、他団体の選手が大会のスタートを切るというケースは大変珍しい。

ケンカ腰もいいけど、長い間かけて築いてきた信頼関係の賜物だな、と思わずにはいられなかった。

オープニングマッチ

6人タッグマッチ(30分1本勝負) ZAKA & ○上原智也 & 陽樹 vs HIROYA & ×KENZO & 佐々木良和 (11分39秒)

OPGとがむしゃらという二団体を股にかけた一大勢力になっているRe:ZARDとJäger。

これに立ち向かうのが、がむしゃらプロレスのPanzer4にOPGの佐々木良和が助っ人として加わった混成軍。

もはや一団体では収まらない流れがあるだけに、これはそれぞれにテーマがある6人タッグとなりそうである。

Re:ZARD側についた上原&ZAKAと、Panzer4側に入った佐々木良和。OPG同士がここまでガッツリやり合うのは珍しいかもしれない。

普段からJägerとRe:ZARDは、OPGでもがむしゃらでも組んでいるだけに連携にも問題ないのだが、久々参戦になる佐々木良和を混ぜたPanzer4には一抹の不安がある。

しかし、入場と同時に佐々木のリードで、たどたどしいながらもKENZOとHIROYAも踊りまくり、スタートは上々。

ところが序盤で佐々木が捕まってしまい、しばらくローンバトルに。

陽樹からは「踊るだけか!」と罵倒され、何度もぶっ倒されていくが、ピンチを耐え抜いて自軍にタッチしていく。

ここからはPanzer4のターン。現・GWAヘビー級王者のHIROYAと、前・GWAタッグ王者のKENZOが猛攻をみせて、自分たちに流れをもっていこうとする。

だが、これだけで流れを相手に渡してしまうほど、Re:ZARDは甘くない。

気がついたら、ターゲットは佐々木良和ではなく、KENZOに移っていた。

空気を察して言語化しなくても意思疎通ができる…これこそプロレスのキャリアがなせる業。

最後はKENZOが上原の力技に屈して敗戦となった。

第二試合

タッグマッチ(30分1本勝負) ×OT-1000 & サムソン澤田 vs ○MIKIHISA & 久保希望 (9分43秒)

6月のリバーウォークでは特に何事もなく連携もスムーズだったOT-1000とサムソン澤田。

しかし、春大会ではまさかの「故障」をおこして、あわや分裂寸前までいきかけた事もあり、油断はできない。

対して人数は減ったものの、NASTY OUTSIDERSは連携にも問題がない以上、付け入る隙さえあれば、ガンガンつっこんでいくしかあるまい。

うまくすれば、OT-1000きっかけでRe:ZARD分裂にも追い込める。さて、結末はどうなるか?

OT-1000をなんとか自軍に戻したいNASTY OUTSIDERSは、あの手この手を使って幻惑してくる。

今回は見ただけでわかるほど仲間割れしているわけではないが、完全にチームとしての一体感もないため、Re:ZARD側はどうしても苦戦を強いられていく。

そこにナスティがうまい具合に隙をついてくるため、サムソンとしては心穏やかとはいかない。

終盤に畳み掛けて、強引に自分が勝とうとしたOT-1000だったが、そこをするりとかわしたMIKIHISAが丸め込んで見事ピンフォール勝ち。

おさまりのつかないOT-1000が、MIKIHISAと久保の首根っこを抑えて勝手に退場してしまう。

それを追いかけていく澤田は「OT-1000!」と何度も呼びかけるが、OT-1000は完全無視。

そのまま全員が退場してしまった。

第三試合

GWA Jr.ヘビー級選手権(60分1本勝負) 【挑戦者】×トゥルエノ・ゲレーロ vs 【第17代王者】○アストロZ (15分30秒)

もともとは春の大会で行われる予定だったジュニア王座戦。

王者アストロZの都合もあって、夏の大会に順延となった。

アストロZの戴冠で少し幅が出てきたジュニア路線だが、それでもアストロZ、ゲレーロ、YASUにMIKIHISAを加えた4人が主要メンバーで、新鮮味を出すなら他団体から選手を招聘せねばならない。

要はこの闘いの輪に自分も入りたいという試合をみせないと、なかなか盛り上がっていかないのである。

序盤はクラシカルなスタイルからじっくり入り、徐々に試合はスピードアップしていく。

お互いが場外に出ると、それぞれがトペでダメージを与え合う。

そのまま場外戦に雪崩れ込んだ両者だが、荒ぶるゲレーロはイス攻撃を繰い出してくる。

さらに、入場口に登ったゲレーロは、高角度ダイブを決め、これでアストロZを完全ノックアウト。

ダメージが抜けきれない場外のアストロZに、レフェリーがカウントを数えていく。

あわや20カウントになろうか、という手前でどうにかリングインするが、そこはチャンピオンにも意地がある。

今度はリング内でバチバチのシバキ合いにうつるが、こちらも両者一歩もひかない。

非常に珍しいのは、セコンドについたRe:ZARDの乱入がなかった事で、これまた両者の意地を汲み取った流れだったのかもしれない。

最終的には、アストロが少しずつ巻き返していき、ねばるゲレーロから見事初防衛。

試合後マイクを握ったアストロは、「俺と一緒にやらないか?俺とお前なら面白い事ができそうだ」とゲレーロを勧誘する。

しかし、これには無言で中指を立ててゲレーロは去っていった。

いずれにせよ、今後の防衛戦が楽しみだ!

セミファイナル

6人タッグマッチ(疲れん程度1本勝負) 佐々木幹矢 & ×ポール・ブレイザー & パンチくん vs ダイナマイト九州 & ○嵐弾次郎 & 七海健大 (16分12秒)

初参戦になる道頓堀プロレスの佐々木幹也を加えたこの試合。

普段お笑い系の試合には出てこない嵐弾次郎まで加わっている。

とはいえ、佐々木にポール、嵐は関西圏を拠点としている共通点がある。

関西対九州ではなく、敢えて「混ぜてみた」この組み合わせ、果たしてどうなるだろうか。

試合は、予想通りの〇ゲいじりに終始。

というか、佐々木幹也とポールが美味しいところを持っていかざるを得ない。

特に関西圏で絡みがある嵐弾次郎は、その辺をわかりすぎるくらい理解しているため、狙い通りの笑いがおきる。

普段みない場面もたくさんでてきたが、こんな中にあっても我が道を貫き通すダイナマイト九州はある意味大したものだと思った。

結果的に弾次郎が得意の宮津湾トーンボムでポールから勝ちを拾ったが、収まりがつかないのは佐々木幹也。

勝ち名乗りを受ける九州組をよそに、目の前でポールと仲間割れして、1人で帰ってしまった。

やはりネタが被っている分、自分に向けられる反応がポールに寄せられるのは、腹も立つのだろう。

セミファイナルに格上げされた分、中身も濃くなっていたが、退場する際、疲れん程度の試合を終えた弾次郎が盛んに「疲れた、疲れた」とぼやいていたのが印象的だった。

メインイベント

GWA無差別級タッグ選手権(60分1本勝負) 【挑戦者】乱魔 & ×セクソ vs 【第17代王者】○鉄生 & YASU (18分41秒)

第17代王者はいきなりとんでもない強豪を迎え撃つ事になった。

久々登場の乱魔が実力者なのは言わずもがなであるが、注目ポイントは、ここに初参戦となるセクソがいる事である。

OPGで何度か試合を見ているものの、タイトルマッチにガッツリ絡んでくる場面はみたことがない。

鉄生&YASUも油断はしてないだろうが、久しぶりになる未知の強豪との対決は、超刺激になることは間違いないだろう。

当人曰く「(がむしゃらは)3年ぶり」という乱魔は、「必要悪」とプリントされたTシャツを着て入場。

特別汚い手は使わないものの、巧妙な変化球から、剛速のストレートまでありとあらゆるテクニックで、チャンピオンチームを苦しめていく。

特にセクソと共に鉄生の左膝に集中攻撃していき、スピードとパワーを奪っていく。

OPG組は、場外でもペースを握るため、王者組は苦しい展開が続いていく。

だが、乱魔とセクソはあえてヘビー級の鉄生に狙いを絞り続けていたため、YASUがほぼ無傷で生き残ってしまった。

これが最終的に大きな分かれ目になっていった。

OPG軍の攻撃を粘り強く耐え抜いたYASUと鉄生は終盤に乱魔を捉え、最後は鉄生の鋼鉄ロケットランチャーでセクソからカウント3。

かろうじて防衛に成功した!

エンディング

鉄生が「お前ら強えよ。またどっかでやろうぜ!」とOPG勢を称えるも、乱魔が「俺たちより先に今日応援してくれたお客さんに感謝しろ」と返してきた。

しかし鉄生は「客には媚びない」といい、続いてマイクを渡されたYASUはセクソにJr.戦線への参加を促した。

明確な回答こそなかったが、お互いの気持ちは通じ合っているのであろうことは見てとれた。

最後は4人揃って「3・2・1、がむしゃら!」で大会を締めた。

後記

全試合終了後、外に出るとまだ陽が高い上に、かなり暑い。

しかし、今日はどの試合も外の気温に負けない熱戦ばかりだった。

残念ながら今月は今大会でプロレス観戦は終わりになるが、来月は三大会行ける予定だし、9月27日と12月6日のがむしゃらプロレスは今のところ裏被りがない。

どれだけ観にいけるかはわからないが、がむしゃら含めて行ける大会は全て目一杯楽しむ予定にしている。

次回は盆踊りの中で開かれるマットプロレス。八幡はかなり遠いが、こちらも楽しみに待つとしよう。

[プロレス観戦記] GAMSHARA SPRING CRASH 2025
【プロレス観戦記】がむしゃらプロレスイベント試合・レモンサワーフェス (2026年6月14日)
【プロレス観戦記】がむしゃらプロレスイベント試合「第15回創造館小文字祭」(2026年5月16日)
[プロレス観戦記] がむしゃらプロレスイベント試合第14回創造館 小文字祭
【プロレス観戦記】がむしゃらプロレスイベント試合・「第21回皿倉山健康ウォーク」(2026年5月17日)

プロレス観戦記について
プロレス観戦記についてプロレス観戦記の魅力とは?プロレスファンにとって、生で観戦した大会の記録は貴重なものです。しかし、その記録をブログに公開するというのは、なかなか勇気がいることではないでしょうか?私は、ブログ「せかぷろ」を運営しているプ…
にほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村
タイトルとURLをコピーしました