[プロレス旅日記] 2018年広島見聞録

せかぷろ

2018年広島見聞録

第二の故郷

広島というのは私にとって第二の故郷ともいうべき場所で、大学時代の4年間をこの町で過ごした。

とはいっても広島には愛着だけでなく、憎悪も入り交じった複雑な感情があるのも否定できない。

学祭にも出たことがない

だいたい大学時代はほぼ引きこもって漫画ばかり描いていて、大学ではほとんど誰とも話さない生活をしていた。

授業には出ていたので、4年で卒業こそしたが、自分の大学の学祭には出たことがない。

行くだけ無駄

もちろん同窓会なんか出たこともない。毎回通知は来るけど、行くだけ無駄というやつである。

そんな広島にももちろんいい想い出がある。

私の「原点」

なんと言ってもはじめて生でプロレスを見た場所(広島県立体育館・現在の広島グリーンアリーナ)でもある。いわば私の「原点」がある土地なのである。これは動かしがたい事実である。

北九州だと

ただ、卒業してからは、下関だと泊まりにならざるを得ない新幹線の時間のせいもあって、昨今は本当にご無沙汰していた。

北九州だと日帰りが可能なのだけど。

四半世紀前

一番痛い目にあったのが、新日本が初進出した広島サンプラザで試合終了後には電車もバスもなく、やむをえずタクシーで駅に向かったものの、結局最終の新幹線には間に合わず、仕方なく宿泊した苦い思い出もあるくらいなのだ。

最後に広島でプロレス観戦したのは、広島グリーンアリーナでみた新日本だから、ざっと考えても四半世紀前のことになる。

ちなみにその時のメインは藤波辰爾対橋本真也だった。

広島のプロレス事情

その間に広島のプロレス事情もかなり様変わりしており、いつの間にかダブプロレスという広島がホームの団体もでき、FREEDAMSも定期開催する場所として広く知られるようになった。

私の方も今年に入り、まさか介護の果てに実家を出るという、生活の急展開があって、北九州に部屋を借りて生活するようになった。

駅舎は現役!

これで懸案だった広島行きがグッと近くなった。実際2月のOPG観戦は、下関からでは無理だったしね。

お昼に広島駅について、改装中の古ぼけた駅舎が未だ現役ということにびっくり。

中身は迷路

ちなみに写真の肌色の建物はもともとイズミ(現・ゆめタウン)の広島本店だったと記憶している。

これは昔のままだった。さすがに外装は中途半端にきれいにはなっていたが、中は相変わらず迷路のような中身。

そこかしこに行き止まり

特に昼飯食べた駅ビルの食事処スペースにはそこかしこに行き止まりがあるのだ。

とりあえず、広島に来たからにはお好み焼きである。よくみると広島なのに、広島風焼きとか出しているお店があって、このあたりはなかなかカオス。結局空いている店に入って、食事。

未踏の地

気のせいか若い頃に食べたものより、ボリュームが足らない気がしないでもないのだが、今の年齢的には、この量で十分だろう。


さて、私が向かう広島産業会館というのは、市の南に位置する会場。私が住んでいたころに存在していたかどうかは定かではないが、どちらにしても山間部の大学に通っていた私には未踏の地。

用事のない場所へは

よく考えたら、大学時代の4年間では宮島にすら行ってないし、住んでいると案外用事のない場所にはいかないものなのだ。

そして、貧乏大学生としてはなるべく交通費を使いたくないため、実は市電にもそれほど乗った経験はない。

大回りして徒歩で

それが裏目に出て、広島港方面に行くんならどれでも産業会館に行くものと思っていたら、さにあらず。実に大回りする羽目になり、グーグルマップで最寄りの駅を探し出し、徒歩で会場に向かうことに。

そこからは迷わずに会場入り。

大回りした末に

しかし、最初は西館と東館を間違えてしまい、大回りした末にようやく西館に入ることができた。入り口でモギリをしているジェロニモさんと陽樹さんの姿を見て、ようやくホッとしたのだった。

昼のヤングダムス終了後、観戦記を書いて時間を潰す。見ているとやはり地元だけあって、ダブ関連のTシャツが多い。

デスマッチカー二バルでは

よく見ると、光市のドロップキックのオーナーや、愛媛プロレスのファンらしき人、そして数は少ないが、イーグルプロレスのTシャツを着ている方も。

二部のデスマッチカーニバルは、やはりダブの主力勢が大挙して出るせいか、ロビーで開場を待つ人の数がグッと増えた。

ダブの選手の名前の下には

私も開場してしばらくして、中に入ろうとしたが、入り口でダブの選手ごとに名前が張り出され、その前にうず高く積まれた封筒の束がものすごいことに。

これが全部来るんなら、そりゃフルスペース使うわな。

広島を満喫

果たして、会場は大入り満員に。デスマッチカーニバルも非常に盛り上がって、私も四半世紀ぶりの広島を満喫することができた。

帰りの電車は満員だったけど、広島からはすんなり新幹線にも乗れて、本当に半日の日帰りができた。

ダメージが抜けない

帰路につく途中でスーパー銭湯に入って汗を流して帰宅。

ただし、翌朝はダメージが抜けなくて、結局炊事と洗濯していたら夕方になってしまった。

お楽しみはこれからも!

まあ、でも泊まりにするより自宅でくつろぐ方がダメージの軽減には役に立つ。

次は水曜のマットプロレスもある。お楽しみはこれからも!だ。

プロレス旅日記
プロレス旅日記について○○には土地の名前がプロレス旅日記のカテゴリーは主に「○○見聞録」というタイトルで、プロレスにまつわる旅の話をしています。〇〇には、その土地の名前が入ります。過去に書いたものだと、東京とか広島、岡山とかですね。親和性が






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