[アーカイブ] USTREAMプロレスアーカイブ・さくらえみの部屋(2010年8月13日)

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USTREAMプロレスアーカイブ・さくらえみの部屋(2010年8月13日)

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実は見のがしていた

実は見のがしていたので、もう無理かなと思っていたら、録画配信されている事に昨日気がついて、真っ昼間のくそ暑い中アイスノンを首に巻いて一時間近くパソコンの前にいた。

だってこれしか時間とれないし。19時もあるし。

見て良かった

でも見て良かったと思った。内容は9.23後楽園で決まった対里村戦への熱い思いを語るというのとアイスにとってこの対抗戦にどんな意味があるのかという二本立てで、一時間枠。

冒頭からすいきなりモザイクかかっている。なんでかと思ったらさくらさん自らカメラ操作していたらしい。ひょっとしてノーメイクかと思ったら、単に機材の扱いがわかんなかったらしい。

すっぴんが怖い

「ぼんやりした感じで映る方が丁度いい」と言い張っていたが^^特に化粧がおちた試合後の顔は見られたくないという。そこまですっぴんが怖いか...

例によって場所は事務所の一角らしい。コピー機がバックにあって、ホワイトボードになぜかさくらえみ団扇がはってある。

かわいくみえるのが

なにか口ずさみながら、さくらさんが機材をいじっていたら画像が元に戻った。

「一番かわいくみえるのがモザイク仕様」とまだいっているし。

試合で放つ汗

話が突然蕨でやっていた学プロ(SWS)の話になって、「若い人の汗がステキ」といきなり関係ない話をはじめる。

要は「若い人が試合で放つ汗はキラキラ輝いている」ということでベテランにはそれがないみたいなことをうっかりいっちゃってあわてて「40過ぎの方には重みがあります」とワケのわかんないフォロー入れていた。

女の子を見たら

プロレス好きなのはいいけど、若い人見て舌なめずりするのはどうかと思うけど...^^

その中にいた、たった一人の女子選手に名刺を渡したとも。おお、さくらさん自らスカウトか、と思ったら単に女の子を見たら名刺を渡すというのがアイスという会社のルール?らしい。

エッセーストリート

やっと話が仙女.里村との対戦が決まったいきさつについての所に戻ってきた。

12年くらい前の元川時代に里村に対する思いを週プロ、エッセーストリートにつづっていたので要はそれの再説明という事になるのだが、まあ若い人は知らないしね。特に現ICE×60王者は当時3つだったんだし。

やりたかったわけ

8月17日にデビューして以来ずっと里村とやりたかったわけとは...

その前に「この笑顔を見ると落ち着く」とカキコがあって喜色満面になるさくらさん。

おおざっぱに

マジメな話しても食べるのがこの番組と言われて思いだしたかのように?用意されていたトーストと牛乳を真琴に給仕させるさくらさん。

なんでも真琴のこだわりとしてトーストは絶対三角に切らないと気がすまないそうで「私ならちぎって食うけど」とおおざっぱに語るさくらさん。だから真っ黒トーストなんか作っちゃうんですよ。

実業団に

やっとマジメな話に。

プロレスを意識したのは17歳の時、当時バレーをやっていて実業団に入りたかった元川少女(爆)は、その年はじめて日立が公募した一般審査に書類を送るも不合格。で、進路を体育大か就職にするかで悩んでいたと言うところにたまたまみた全女中継で神取.紅夜叉 対 井上貴、長谷川という試合を見て、入場時に急襲する神取を見て格好いいと思ったらしく、そこから女子プロレスが好きになったと。

LLPWが

あ、そうか。

LLPWがスタートだったんだ^^そう言われてみればそんなこといっていたような...まあ、あの頃のLLだったからまだよかったんだな。今だったら...いや、これ以上は言うまい。

自分のための団体

LLに書類を送ったら当然不合格。JWPは当時年一回の新人テストしか行っておらず時期が合わなかった。

当然全女もだめで、そんな時にGAIA JAPANの旗揚げが週刊プロレスにばーんと載っていたのを見て「ここは自分のための団体」だと思ったらしい。

どういう根拠かわかんないけど^^

いずれ接点は

で、応募してみたら一次テストに来いといわれたので有頂天になっていたら、それ以前に出していたIWAジャパン(Iジャ)から連絡があって、テストを受けられるという.

折しも、対抗戦全盛期。「どこでやっていてもいずれ接点は出来るだろう」という軽い気持ちでガイアに断り入れてIジャに入ってしまったという。ところがGAIAにはデビュー前からドキュメントが入ったり、マスコミにもバシバシ追われて、「あれ、扱いが全然ちがう」と思ったらしい。

同じプロレスじゃない

当時はIジャも上り調子で川崎球場でやったり、毎回後楽園を2000人モノ観客で埋めていた時代、元川自身もIジャが好きになっていった。

だが、ガイアの旗揚げ戦を見て「これは同じプロレスじゃない」とショックを受けたそうで、中でもシンプルな水着に赤い線の入った、年下の髪を束ねた、目の大きい、いかにもプロレス大好き少女とおぼしき一人の選手に目がいった。それが今の仙台女子.里村だったというわけ。当時まだ15だったかな。

凄い衝撃

年下ながら、GAIAでもしかしたら同期になっていたかもしれないこの里村の試合は2分ちょっとで負けて終わりだったんだけど、女子でも腕ひしぎとかか狙いにいく当たりに凄い衝撃を受けたらしい。

ここではじめて「道間違えたかも」とさくらさんは思ったらしい。で、向こうはバンバン週プロとかにものってそのうちに開かれた新人対象のジュニアオールスター戦で里村がMVPをとった。

自分は裏街道を

一方のさくらさんはそこに出る事すら叶わなかった。まああの当時は連戦連敗していた時期だしね。

「(表街道を歩く里村を)いいなあ」とさくらさんは思いつつ、自分は裏街道を自分にあった道を模索してIジャからFMWにうつしていくのだけど、お互いケガも多く、特に元川時代に首の頸椎ヘルニアで手術する時に「もうプロレスはやめよう」と思ったらしい。

里村の存在が

しかし「プロレスで自分がみんなに還元する事が自分の出来る事ではないか」と思いとどまったという。そこにたぶん里村の存在が浮かんだんだろうな。

いい話の途中でもやっぱ食う事だけは忘れない。うまい棒を牛乳で流し込んで「これ、合うーっ」と大喜びのさくらさん。

ずっと個性がない

急に話は我闘姑娘の話になって、それ以前から「ずっと個性がない」というのが悩みだったと漏らしはじめた。「あ、でも70キロはないですからね」と体重詐称の話を否定して「中肉中背」と自称していたが^^

そんな個性のない自分がウリにならないのであれば「他人をウリにして」自分が商売すればいい。そんな発想で団体を旗揚げしたらしい。その間団体消滅を里村も経験して仙台を旗揚げ、さくらさんもアイスを旗揚げするなどしていた中で当初、仙女がウリにしていたのが「エネミー軍」という「外敵」との対抗戦。

知名度を高めていた

観客も3000人入っていて、そのエネミー軍の一人だった井上京子のセコンドとして無理矢理くっついていったらしい(実はさくらさん、セコンド業務が結構好きなんだそうで)。

そこで見た仙女にまた衝撃を受けたのだ。名もなき新人に既に付いているファンからの大声援。彼女たちはかつての里村同様マスコミからデビュー前をドキュメント追跡されて、既に試合前にもかかわらず知名度を高めていたのだ。それも一般マスコミに。

正直悔しかった

東京からきたということでさくらさんにもカメラが向けられたが、正直悔しかったという。

惨めで涙が止まらなかったとも。全5試合に映像付きで少女の成長ストーリーを追うという、丁度今の19時で帯広がやっている形を仙女は先取りしていたわけだ。

激しく嫉妬した

回りの全てに恵まれているのは決して運だけではない。そう思いながらも里村に激しく嫉妬したというさくらさん。

思い出しただけで泣いている。本当に悔しかったんだろう。そして外敵に負けていく中で最後に里村がアジャに勝ってハッピーエンドで終わった旗揚げ戦には熱狂があったと。それからさくらさんはネットで仙女の模様を追い続けていたらしい。

自分には何もない

いつかはアイスがエネミー軍として呼ばれるよう、団体としての体力をつけようと。だが、エネミーという存在に頼らなくても試合が組めるようになった仙女は次第に外敵との抗争をしなくなる。ならばアイスで仙女を呼ぼうと。ただ、当時のアイスは100人呼べればいい方だったのでこれでは相手を呼べないと。

そこで100人からスタートして板橋へ。板橋から後楽園へと活動の場を広げやっと仙女を呼べるところまで来たと。「自分には何もない。里村さんに挑戦できるモノがないここで闘いたいだけでは自分のわがまま。それがアイスのストーリーに置き換えて商売にならないと意味がない」とさくらさんはいう。

動員は大事

それで動員にこだわったわけだ。あくまでも動員は大事と。その上で里村戦は実現しないかも、とオファー時には思ってもいたそう。

イリミネーションタッグでアイス選抜の名前が伏せられているのはこの試合が決まった時点での仙女への第一の挑発という。つまり「アイスには選べるだけの人材がいますよ」というアピールらしい。そして内部にも「自分が選ばれたい」という活性化を促しているとも。独裁者とも性悪とねもよばれているけど、これは本心とも。

自分が言う分には

「ここでショックな事がありました」と言いかけてファンのツイートに「さくらの性悪は皆知っている」に猛激怒するさくらさん。自分が言う分にはいいのか...人に言われるとアウトなワケね^^

そしてそのショックというのが...アイスの大会で志田と真琴が仙女に挑発されたとき、会場の空気が「アイスは技術とか強さ以外で勝負していないし、自分たちも求めていない」という感じだったのがかちんと来たらしく自分も乱闘に参加したと。

勝ちにこだわって悪いのか

アイスが勝ちにこだわって悪いのか?とさくらさんは問う。自ら全女に憧れて雨だろうと夏の暑い中だろうと坂道でもどこでもリングを組んで試合をして、絶対的上下関係があって、それでいて試合では先輩後輩関係なしにはり倒し合うというタフさを求めていたのだ。

だから、仙女と闘う事で「(アイスの)ステップアップ」と見られるのは「ちがう」という。「プロレスは勝ち負けだけじゃない」というカキコにも「プロレスは勝ち負けでしょ。プロレスが勝ち負け気にしちゃいけないっておかしいよっ」と猛烈にかみつくさくらさん。

「勝ち負け」に対する概念

それを選手から言ってほしかったのよ。少なくともこの10年で総合に出ていっては惨敗していたプロレスから「勝ち負け」に対する概念が消えかかっていた。そこにさくらさんはこだわりたいという。選手の側からその言葉が聞けたのは嬉しかった。業界内抗争とはいえ、そこにかける想い、里村に対する嫉妬、そして仙女を倒したいという気持ちがリアルならば全然大丈夫だ。

勝ち負けがなければプロレスではないとも言い切った。よくいった。それだけの覚悟があるんなら、見届けたいね。でもいけないんだけど...

個性ってそう簡単には

ちなみにゼロワン旗揚げでノアに全敗というツイートをうけて本当にさくらさんが大谷に電話しはじめた...ええーっと思っていたら、実は空電話^^

そしてビーナスは絶対出したいと。

特に藤本が毎日のようにしつこくメールしてくるらしい。で、「(アイスには)伸びしろ(がある)」というカキコに反応して「伸びしろって言葉好きなのよ」といって、「オンリーワンに逃げたくない」と宣言。曰く「オンリーワン、個性ってそう簡単にできるものじゃない。今いるのはオンリーワンっぽいオンリーワン。自分たちはそうなりたくない」とまで言い切った。

自分の中の迷いも

そうだよね。

個性なんて言うけど実際そんなに際だったモノを全員がもっているわけじゃない。だからオンリーワンという言葉は嘘くささを私も感じてはいた。ただ、それにかわる何かが提示できなかっただけで。

それをさくらさんがばっさりやってくれた事で少し自分の中の迷いも解けた気がした。

上へ行きたい

アイスは自分のモノではないけど自分のわがままで押した里村戦はアンハッピーエンドにしたくない...といいかけて「あれ、アンハッピーエンドってことはメインだから私が負けるってことじゃん。」とあわてて気がつくさくらさん。ボケなのかまじなのか^^

でも「いろんな団体が解散していく中でアイスが上にいったっていい」という。自滅はしない。上へ行きたい。だから仙女は避けて通れないという。

闘いの第一歩

そのためには9.23を満員にしたいと。動員がなかったら闘う前に自分たちの負けという。絶対満員にする事がまず闘いの第一歩と。だけどそんな仙女と里村が好きだとも。

で、ツイートに「友達2.3人連れて行きます」というカキコに「えー、友達ってさんなにいるの?」と意外な発言。団体内でも行動を共にしてくれるのは真琴だけらしい。なんか悲しいぞ^^

いきなりケータイに

だけどアイスに関わった事で仙女にもメリットをつけて仙台に返してあげたいとも。

とここでいきなりケータイに出るさくらさん。後で分かったのだが、電話の主は週プロの成川記者からだったのだ。

以前さくらさんが12年前に里村への思いを自らつづったエッセーストリート(現在は終了)を見たいということでその号を見つけてファックスでおくってくれたのだ。これには大はしゃぎ。

自分の文章で泣き出す

そして自分の文章で泣き出す。本当に感情の起伏が激しいというか泣き虫は変わっていないなあ。19の頃からあのまんまだ^^

実は書いた当人も忘れていたのだがこれ里村宛ではなくて、里村のお母さんへあてた文章だったのだ。

ライバルとして

でも最後に書いた事は覚えていたそうで「里村とは同世代のレスラーとしていちファンではなくいつかライバルとして立ちたい。それまでオレンジの元川恵美を覚えておいてください。里村さんのお母さん里村さんをうんでくれてありがとう」というものでここでまた感極まって泣くさくらさん。

「もう元川でもオレンジでもなくなったけどね」と自嘲気味にいいながらも嬉しそう。

スキップで追いかけて

そして猛スピードで前を走る里村を自分はスキップで追いかけているとも。

「今日はステキな1日になった」と満足げなさくらさん。まあこうして原点回帰するのはいいことだよね。そこに賭ける思い入れも再認識したわけだし。

どんな手を使ってでも

それだがらこそ、本当の...

そう、長州×藤波名勝負数え歌を展開していたときの長州の名言に「藤波だからこそ本当のバックドロップが放てるんだ」という言葉には相手の受けの技術への信頼と同時に、こいつには何が何でも勝ってやりたい。

どんな手を使ってでも勝ちたいという強烈な意志が見て取れた。後にぶれまくる長州もこの時は全くぶれていなかったはずだし、これは本心だったと思う。我々はだまされたわけではない。それが本物だったから熱狂したのだ。

本物の熱狂と

久しぶりに本物の熱狂と出会える予感がする9.23。見たいけど...昔のように決断即行動が出来ないところが悔しい....気持ちはあっても体やいろんなモノがついていかない。それだけがもどかしい。

この時ばかりは20年時を戻して欲しいと本気で思ったよ。そして自分にそのタイミングが来ていない悔しさもかみしめさせられた。でもこの悔しさはいつか絶対晴らしてやる!

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USTREAMプロレスアーカイブについて かつて放送されていた USTREAM(ユーストリーム)プロレスアーカイブとは、かつてUSTRAMで放送されていたプロレス番組のアーカイブを、文字で記録したものです。 USTREAM(ユーストリーム)...
プロフィ―ル~MY STORY~がん・緑内障・うつ・介護の4重苦にも負けないプロレスブロガーの壮絶な人生
プロレスオタクで心理カウンセラーの資格を持ち、両親の介護をしながらガンサバイバーとして生きる著者が、自分の人生や仕事について赤裸々に語ります。プロレスやオタク文化に関する豊富な知識や経験、心理カウンセラーとしてのスキルや活動、介護やガンサバイバーシップに関する悩みや工夫など、興味深く感動的な内容が満載です。あなたも著者のストーリーに共感しませんか?







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