[プロレス映画鑑賞記] 極道プロレス(1994年・日本・85分)

せかぷろ
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あらすじ

08年6月5日鑑賞。

豊臣組若頭の反町(白竜)は長い刑期を終え、晴れてシャバに出る。が、事務所はも抜けのから。組員は不況の波に流されて、郊外の倉庫で「極道プロレス」なるのぼりを掲げ、酔っ払い相手の草プロレス観戦ショーで日銭を稼いでいた。怒り狂う反町だったが、ライバル組の犬神組への借金がもとで、犬神に脅され、仕方なくやっていることだと知る。

反町がいない間に雇い入れた屈強な若者、山本(松田勝)の異常な強さに目を付けた反町は、町の腕自慢を集めて山本との賭けプロレスを開始する。反町の策略もあり、瞬く間に犬神への借金も返済可能なまでに稼ぎ出した。が、そこにやって来た犬神。もとプロレスラーの津島(中西学)を相手に賭けプロレスを挑む。

次の瞬間、無敗の山本は、津島の前にもろくも沈む。今まで稼いだ金もすべて略奪された反町たちは、次なる手段を考え出す。

「侠魂」リングで狂い咲き!新日本プロレス完全タイアップ。あの新日最強の男橋本真也が本格的役者デビュー!日本映画史上初めてのプロレスラーによるプロレスムービー!(あらすじは、ビデオパッケージより)

橋本真也主演

故.橋本真也がまだ新日本にいた頃の作品。一応主演という体になっている。

大谷、小島、安田、中西らといった、中西をのぞけばみな新日本から一回はいなくなっているメンツばかりというのもそんなに時がたってしまったかとしみじみする。(鑑賞した時点から)14年前の作品とは....

プロレスが儲かる?

そもそも力道山の映画が存在する以上、プロレスラーによるプロレスムービーは、「極道プロレス」が初めてではないはず。

それにしても映画の中の話とはいえプロレスがこんなに儲かるんだったら、つぶれる団体なんかいないだろうに、ちょっとご都合が過ぎるといえなくもない。

中西の相手役として試合している松田勝さんという人はもとプロレスをかじっていたのか、体格もいいし、そこそこ試合ができるというのもすごい。

和製シュワちゃん?

たしかウルトラマンガイアでも橋本と競演していたと思うが、実際のところどうなのかな。最近見かけないけど、芸能界からは引退されたのだろうか。ちょっと気になるところである。...

と思って調べてみたら、ご健在で、芸名を優に変えておられた。あらゆる格闘技に精通しているそうで、和製シュワルツネガーという呼び名も。わからないでもない。現在は藤岡弘、探検隊の副隊長なのだそうだ。

いかにもなVシネ

白竜とレスラー陣をのぞくといかにもなVシネ俳優勢揃いといった趣で、これはこれでおもしろかった。

制作はギャガコミュニケーション(現・ギャガ株式会社(GAGA CORPORATION))。監督は宮坂武志(宮坂武志郎)氏。主にVシネ系の作品を多く手掛けられており、岸和田少年愚連隊カオルちゃん最強伝説や、新書ワルシリーズなどの代表作がある。

ただ、リンク先に飛んでも「極道プロレス」は入っていなかった(笑)

プロレス想い出回想録
プロレス“ザ・モンスター”ハラダが自らの体験を赤裸々に綴った回想録記事です。長い期間プロレスを見てきた彼が抱えてきた出会いと別れ、予想外の悲しみ、そして「楽になりたい」という想いとは?彼が「書く」ことで得た救いとは何だったのか?感動必至の一...






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