[プロレス観戦記復刻版] 19時女子プロレス33(2010年8月26日)

19時女子プロレス観戦記

19時女子プロレス33(2010年8月26日・木・埼玉アイスリボン道場)

19時女子プロレスについて
19時女子プロレスについて 解説 19時女子プロレスは、かつて動画共有サービス「USTREAM」に乗せて無料配信で生中継されていた女子プロレス中継番組です。 2010年5月28日、アイスリボンの別ブランドとして設立され、当時アイスリボン所属

イントロダクション

今回のMCはついに自分で「とみちい」と勝手に自分の名前まで省略し始めたちい。相変わらず「タッグチャンピオン」というのは忘れない^^

しかしどう見てもベルトに巻かれているようにしか見えない。

今回実況はデスマッチトーナメントの途中でGENTAROから代打を頼まれた須山記者。そして日曜にエキシビションとはいえ、風香とシュートボクシングで対戦する元.JWP無差別級王者高橋奈苗!

なんとリミットに合わせて減量しているとかでだいぶんほっそりしていた。ちなみに市井舞もリザーブマッチに出るらしい。

そしてちいに「いい加減仕事覚えてください」とムチャブリされたリ・コウジさんは今回オペレーター兼リングアナで参戦。なぜかというとちいがレフェリーを兼務するため。

オープニング

色々あった流れが説明された。次回9.19で米山対さくらの一戦がJWPの無差別級戦として行われることになったのだが、米山が勝った場合は時期挑戦者が帯広に、そしてさくらが勝った場合は9.23アイスで闘う対里村戦がJ無差別のベルトが賭けられるという。どっちに転んでもアイスにはおいしい展開。本当に見たかったよ....いけないのが悔しい....

だが、自分が絡まない事には本当に無関心なちいは全てスルーしてさっさとリングに向かう。ベルトを巻いたまま行こうとしていたので結局置いていったけど^^

しかしゲストのはずのリさんを完全にパシリ扱いで上目線。どんだけ腹黒なんだよ^^

ツイートで真琴がWWEに行きたがっているというのがあったけど本当なのかな?結局欠場の理由は明らかではなかったけど、対仙女キャプテンは真琴になったらしい。

まあさくら組は「対J無差別挑戦」というくくりで再結成したらしい。というか帯広の予測不可能な動きはよく組んでいる志田ですら頭に来ていたくらいだから、ここはさくらが適任かもしれない。そしてひかりは27日のボリショイ戦を控えての一戦。真琴はキャプテンになったばかりの試合を落とせない。つまり4人とも「負けられない理由」があったのだ。

[対戦カード] 15分一本勝負

○みなみ飛香&真琴(12分16秒ブロックバスター・ホールド)さくらえみ&●帯広さやか

試合前半

先制は帯広。いきなりコーナーの真琴にドロップキック。ちゃんと練習しているせいかフォームは凄い綺麗。そしてさくらを呼び込んでツープラトン...を真琴が側転でかわしてボディアタック。さくらを場外に出すと
ひかりと一緒にアイストレイン。若い者同士のタッグはアイストレインでも
素早い^^

そして息つく間もなくボディプレス。帯広ここはさくらのカットで窮地を救われる。しかし飛香も帯広をコーナーにつめてハリキリキックの連打。だが帯広もショルダースルーを回転エビにきってとってようやくさくらにスイッチ。

飛香はアームホイップで投げる。早くもさくら息が上がっている??一回転してからの飛香ナックルには須山さんも「?」になっていたけど、奈苗が「これから成長していくワザなんですよ」と好フォロー。

しかしさくらもスタンドになるとモンゴリアンチョップで形勢逆転。そして福岡晶ばりのグルグルパンチ。

ところがここでカトクンリー式のローブワークで幻惑。さすがに今回はさくらもまねしなかったが^^ボディアタック食らって青息吐息。スタミナが切れかかっている。

しかしまたしてもモンゴリアンで形勢逆転すると帯広に「くるな」と指示してつり天井に。ここでお呼びでない帯広が勝手にフォロー。飛香の胸元に
チョップを入れて援護したつもりが吊り天井を崩してしまい、さくら激怒^^

そしてボディスラムを切り返した飛香が真琴にスイッチ。キックからキャメルクラッチ。そして飛香と一緒に「ハリムキ」ポーズ。どうも「ハリキリ+無気力」ということらしいがあまり語呂が...

ここはなんとかさくらが逃げ切って帯広にスイッチ。すかさず間をためずにドロップキック。そしてなぜか助走つけてのドロップキック。時々実況陣も「?」になるらしく、帯広の動きには幻惑されっぱなし。だが今日の帯広実はこれだけではなかったのである。

逆エビで真琴を決めにかかる帯広だが、なんと脚力だけで真琴にかえされてしまう。飛香にボディアタックを決められ旗色の悪い帯広はさくらにスイッチしようとするがタッチを拒否。早くも連携にヒビが??

助けが借りられないとわかると帯広もボディスラムでたたみかけるがこれもはね返されて帯広場外に転落。これを受けてすかさずリングインしたさくらが「さくらえみ40キロ」を決めると実況席の奈苗が真っ先に大ブーイング。

だけど、ここでたたみかけられるワケにはいかない飛香はチョムチョム式ハリキリでさくらをたちまち追い詰める。

試合後半

そして真琴にスイッチ。コーナーに詰めたさくらに真琴を踏み台に飛香のハリキリキックが炸裂。そしてもう一発狙いに来たところをさくらが逆に真琴を土台に....しようとしたら落とされてまたしてもハリキリの餌食に。

真琴はここからチョップで攻勢を握るが、腕をひねってさくらもチョップ
一閃。だが、今日の真琴は無気力どころか気合いはいりまくり。ブレイジングチョップで攻め立てる。

さくらのフライングボディーも膝で返す。なおもコーナーに登ったさくらを
雪崩式ダブルハーフクラッチで放り投げる。 さらに張り手合戦に持ち込むと立ち技ではさくら有利なのか、ドラゴンスリーパーからのコークスクリューネックブリーカー。

しかし真琴も即座にやり返す。前蹴りからDDT。気持ちが入っている。そしてWWニー炸裂。

これをキックアウトしたさくらはスタンドからSTO?で真琴を倒す。更にコーナーに登るがここは飛香がハリキリで援護。ところが次の手を打って出ようとした飛香の足を帯広が引っ張った。

ここぞと見てさくら、ヒカマココンビを押さえて帯広にプランチャの指示。しかしローブに飛んでも一旦エプロンに出てそこから飛ぶので、間が出来てしまい見事このタイミンクで同士討ち。

さらに鉄柵の上から飛香が放ったダイブ式ハリキリでさくらエプロンの角に頭を痛打。

リングインしてコーナートップからハリキリ2発で攻勢かける飛香。しかし体を入れ替えたさくらがバッククラッチでカウントはビミョーに2。須山さんが「(松永)国松さん(もと全女レフェリー)なら3カウントですよ」と
いっていたら元.全女の奈苗大うけ^^

なおもコーナーに向かってくる真琴にトラースキック一閃。これがあるのがさくらの強み。

ダブルアームバックブリーカーで攻めた後帯広にタッチ。ところが帯広いきなり相手から一番遠いコーナーに登ってしまう。いつもなら相手をまっているが届かないと見るやさっとドラゴンリングインしてドロップキック。この「間」があかなくなったというのが凄い。よくこの短期間で修正できたモノと感心する。

そして飛香に続け様にはなったのはなんと変則ロープワーク...といっても縦横を走るのではなく斜めに走るので、あの飛香が幻惑されている。あきらかに何するかが全く読めていない状況だ。実況席は「帯ムーブ」と称していたが、この変則的かつ予測不可能な動きで飛香は明らかに困惑。そしてミサイルキックを食らってしまう。ここからしつこい全女式体固めで押さえ込むがカウント2。

すかさずさくらがフォローのリバーススプラッシュ。そしてファンタスティックフリップにいこうとしたさくら組を真琴がキックでカット。こんな闘志あふれた真琴ははじめて見た。

飛香は即座にコーナーから雪崩式カミカゼを決めるがカウント2で場外に逃げるさくら。しかし飛香は追い打ちのハヤブサ式プランチャ。更にリングインして帯広に待っていたのは真琴のWWニー。そして再びカミカゼとたたみかけられる。

だが場外のさくらが飛香の足引っ張って好アシスト。押さえ込むがカウントは2。そしてここで放ったのが伝家の宝刀スタルヒンチョップ。これは見ているこっちも痛そうな威力でひかり悶絶。

「国松さんなら3カウント入れてますよ」と今度は奈苗が絶賛。そのくらいこのチョップは凄かった。

だが、カットに入ったさくらに世界一のブロックバスターが火を噴いた。真琴がさらにシャイニングウィザードでさくらを止めると今度はガッチリと決めてブロックバスター「ホールド」。これで勝負あった。12分16秒。

勝利者インタビュー

いや、熱戦だったね。思いの外凄かった。帯広の動きもそうだが、真琴の気迫には舌を巻いた。

勝利者インタビューでは飛香が「スタルヒンが効きました」と帯広の成長を認める発言。しかしタイトルマッチを控えているため「モチベーションは高まっている」とも。須山さんは「(飛香)が勝ってこそニュースになる試合だから」と激励。

そして真琴はやはりキャプテンに選ばれた事が大きかったらしい。デビュー4年目にして団体の看板を背負うことがいい方向に出ているようだ。

奈苗も絶賛で「このチームはまた見てみたい」と。

敗者インタビュー

一方の敗者チームは本気で悔しがっている帯広が印象的。一勝をあげて一敗の重みを実感していたのはこの間だけではなかったのだ。

かわってさくらさんが「真琴には腹立った。やったらゆりかえしてくるし」といいつつ嬉しそうだった。そして帯ムーブと称された一連の動きは帯広曰く「狙ってやっていた」と。

「自分は変則でもなんでもやんないと勝てないですから」と計算であることを認めた。これは凄い。あんな予測不可能な動きが計算で出来るなんて...とんでもない素材だよ。

ただ、吊り天井を崩されたのにはさくらさんもご立腹だったけど。

エンディング

さあ、27日はいよいよタイトルマッチ。しかも前座試合としてさくら.真琴対 米山.帯広が組まれた。これは凄い。どうなる??目標2000は無謀としても、1000はいきたいところ。おんな巌流島が800だったからね。

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現在予約いれているのが私含めて541。まだ半分だ。先は厳しいがなんとか世間を振り向かせて欲しい。それができるのはもう19時女子しかないんだから。

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