[プロレス観戦記] がむしゃらプロレスINチャチャタウン大会 (2013年4月7日)

がむしゃらプロレスINチャチャタウン大会(2013年4月7日)

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せかぷろ | プロレス“ザ・モンスター”ハラダのプロレスブログ

第一部

前日の爆弾低気圧通過に伴い、この日は朝から雨。これは万が一どころか中止だろうと思ってはいたけど。海を挟むと天気がまるで違うのが関門の特徴なんでとりあえず九州にわたらないとわからない。

というわけで今回はJR使って小倉入り・・・・したがやっぱり雨。でもよしんば13時の回が中止でも16時の回がある!

そう思ってチャチャタウンに行ってみるとやっぱ13時の回は中止という事でアニソンライブが先にあって、16時の回は決行するという。

で席に座ってライブ見てたら天気が急速に回復。したのはいいんだけど・・・寒い!見ると気温7度!すり鉢状のチャチャタウン広場は冷却も酷暑も半端なくて、寒いか暑いかしか記憶にないくらい。

しかし雨が上がったし、再び予定変更してなんと公開練習を挟んで14時から試合開始ということに!ラッキーはラッキーだが、けが人がでないか心配。公開練習も予定外のことだし
普段見られ慣れてない分、出てくる選手も緊張していた。

マスターがマイクで上手に解説を加えて面白くしてくれたので見てる側も興味がもてたんではないかと思う。基礎練習だけどこういうのの繰り返しが大切なんだよというのも一般の方には見せておいた方がいいと思うし。いい企画だったと思う。

第一試合

○パンチくん&●門司港戦隊レートロンガ 対 ●セクシーロージー&林祥弘

ということで一部選手は交替もしくは突然の出場が言い渡されてカードも大幅変更。でいきなりこんなカードが実現してしまった^^

なぜかレトロンガーのテーマは今回「すすめ!ゴレンジャー」になっていた。レトロだからか?^^でもまあマスターの前ふり通りクオリティーの低いヒーローを目指すらしいし、中身の選手もそれを心がけてはいたようだけど、やっぱパンチくんがキャラを完全に自分のものにしちゃった事もあって、完全に試合はパンチ劇場。

相手が女性であろうと容赦ない一升瓶攻撃は今日も健在。というか絶対ベビーなロージー相手にこれをやるか?と思ったけど、パンチくんにはブーイングはなし。ほかのどの選手よりベビー人気の高いロージーを相手にわが道を貫くパンチくんのすごさだけがやたら突出していた。

しかも久しぶりの復帰で意気込むそのロージーからパンチくん3カウントとっちゃうし^^

もう何をやっても怖くないだろう。ある意味パンチくんと絡むときはほかの選手が存在感を消されないようにしないと大変ではないかな?

第二試合

●鉄生 対 ○TOSSHI 

連戦の続く両者。先週は抜群の連携を見せた二人だったが、その後の疲れも感じさせない動きはやはり若さ故か。コンディション的にはかならずしも万全ではないはずだが二人ともそれを感じさせない。鉄生はテーピングの跡も痛々しいがいつも通りの鋼鉄ファイト。
逆にTOSSHIはセコンドの介入もあって今の立ち位置での戦いぶりを見せたと思う。

真っ向勝負でいくと勝ち目は薄いけどこのあたりは頭脳派ヒールらしいやり方だと思う。ただそこから脱却して強さを求め始めたLOCと比べると手口がやや古いというか、実力+アルファで何か新しいことをしないと、ヒールとしてのCrazyCleverの像が見えにくくなるんで今後本戦で同じことを続けてると飽きられるかもしれない。そこは頭の使い所だと思う。

鉄生のパワーにTOSSHIも引かずに闘っていただけに、そこからもう一工夫するんであればクレバーなヒールになれるんだけど、意外と本戦よりこうしたストーリーのない大会の試合での方が本戦で試せないアイディアなんかも出せたりできるかもしれないし^^

このカードは何気に名勝負数え歌になる可能性もあるんでいろんな切り口を作っておくと、いつも結末が反則がらみだよね、という従来型のヒール対決にはならないと思う。これは今後に期待大、なのだ。

第3試合

●KAG大塚&ニコラス今中ジョリー対YASU&○七海健大

4つのユニットの中で一番目立っていた割には一番ベールに包まれていた(単に集まりが悪いというだけだが^^)がむしゃらクローバーZが満を持してユニット本格始動!テーマ曲ももクロの「猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」」に変えて登場。

いや、「モーレツ!宇宙海賊」で聞いていたときより個人的にはテンションあがったかも^^

なにげにプロレスでもこの曲は向いていたということだと思う。

前回のチャチャ大会ではレフェリーデビューしたKAG大塚。選手としてもまだ二戦目なんでキャラはともかくどういう方向性を見せようとしてるのかが興味あったけど、飛びつき式の腕ひしぎや脇固めを多用して先輩たちを大いに苦しめたのは特筆ものだろう。やっぱ飛ぶとなるとユニット内に飛べるヘビー級のニコラスがいるし、チャンピオンのYASUはまさに
飛べる代表格なんで、この差別化は正解だと思う。

ただ連戦が続いていた分、ニコラスにやや疲れもみえていて+今回のような天候に左右されるアクシデントがなかったらKAGを引っ張って・・・という流れもあったと思うけど、その余裕もない内に七海がスライディングDを決めてユニット対抗戦を先制してしまった。という事でがむクロのユニットとしての実力は次戦以降にお披露目という形に・・・

まあ勝ったら勝ったでマイクもたねばならないというOver The Limitには別な課題があるんだけど、今回一番噛んでいたのは実はユニットの別な人だったんであまり目立たなかったのはOTLとしては不幸中の幸いだったかも^^

第二部

で、ここからはふつう間をおいて第二部になるのだが、時間が押してるので、アニソンライブ挟んで第二部開始とかなりあわただしくなった。

なんせ気温が気温だけに暖をとろうと思っていたんだけど、ライブも見たいしトイレ休憩以外は席を立たずに見ていたら曇って夕方はさらに寒くなってきて本当Uインターの伝説の神宮大会を超えるのではないかというくらいの底冷え状態。これは試合する方も大変だけど見てる側にも相当試練である。この時ばかりはプロレスとアニメを掛け持ちしてるわが身を呪ったけど、ライブ見るのも観戦するのも自由意思だし、見ると決めた以上は見て帰らねば!

ということでアニソンライブも盛り上がって第二部へと突入した。

第4試合

●ガムコツくん&セクシーロージー 対 門司港戦隊レトロンガー&○林祥弘

今回は屋外ならではというかいろいろ普段とは違うことがあって、ガムコツくんはなぜか「ストップ・ザ・バトル」(ゴーグルVのエンディング)だったし一方のレトロンガーがゴレンジャー・・・テーマ曲もレトロ^^林は昔のコスチュームでこらまたレトロ^^そして当のレトロンガーはなぜか白マフラー・・・・

レトロンガーだけ微妙というかなんというか・・・^^

ロージーと林がなにげに激しいファイトをやっていたのは驚いたけど^^連携はあってなきがごとし。でも一回試合してた分体があったまったのか動きはよかったなあと思った。

第5試合

●パンチくん 対 ○鉄生 

いろもんから何気にどんな場面にも対応しうるキャラへ変貌を遂げてしまったパンチくん。ちょっと前ならなんということはないカードだったが今や、若手の高い壁になりはじめた
パンチくんの今回の相手は鉄生。これは期待大!

しかしこの昇り調子の鉄生をもってしてもやはりパンチくんの厚い壁はなかなか崩せない。一升瓶攻撃に千鳥足で巧みなロープワークをこなし、ヘッドバットでリズムを狂わせる・・・・

試合の8割をもっていってしまうので勝敗がどうであっても印象に残るのはパンチくんの方なんで相手する選手はよほど心してかからないととんでもない目にあってしまう^^今回もやはりパンチくんの壁を崩せたとは言い難かった。

こうしてどんどん主力級の若手を食ってのし上がっていくパンチくんの勢いが怖いwww

第6試合

○SMITH&KAG大塚 対 ●竹ちゃんマン&七海健大

今回竹ちゃんマンはやっぱ臨時の中身だったはずだがテーマ曲はなぜかYASUの「戦メリ」・・・というkとは中身は?と思ったら当のYASUがセコンドとして入場してきた。まさかセコンドのテーマで入場してくるとは!ちょっと驚き!七海の曲はちゃんと用意してあったんだけどな。でもキャラや出番がかなり土壇場で変わってしまったんでこれは仕方ない。こういうのも含めてイベント試合は楽しいのだから^^

さてがむクロ御大将SMITHは実をいうとこれが今年初試合。しかし、タッグという
ことは各ユニットごとで証明してきたとおりパートナーが7割動いてSMITHが残りの3割を担当する省エネスタイル。

ところが12月に続いて4月も真冬並みになったせいで動かないと寒くて仕方ない。で、PTほどスタートダッシュや仕掛けが早いわけでもないので、KAGに任せてはいるものの初タッグだし、どうもいつもと勝手が違うらしい。

そうはいいながらもがむクロとしては正チームでしかも御大でてきて二連敗ではいかに楽しければいいとはいっても恰好がつかないので後半は急にとばしだし普段みたことのないジャイアントスイングに挑戦して三回で目が回るという体たらくに会場から「終わったら反省会だ!」との声が^^

そこから更にいつも以上に巻いたSMITHがやっぱここぞというところでしかやらない
エクスプロイダーを連発してどうにか一矢報いる形にはなった。

終わってマイクを握ると殊勝に反省の弁を述べるSMITHだったがFMW方式でマットを観客に囲むように要求^^しかしマットを叩く観客に「うるさいわ!」と好き勝手に言い放つとKAGに締めを任せてしまった^^

ところが若手でも断トツにマイクのうまいKAGはデビュー三戦目でしっかりメインというか、大会全体を締めてしまった。いやはや大したもんである^^この間の道場開きのパーティーも見事に締めたし、遅まきながらがむクロもやっと頭角を現し始めた感じかな?

半ばのアニソンライブに中途半端な雨が降って一時はど終わってみればしっかり記念写真も撮れてうなるかと思ったがいい大会になって終わることができた。

後記

しかし二回やって二回とも寒いというのはさすがに参った・・・・速攻で逃げるように小倉駅に向かって暖房の入った電車内でどうにか生き返った感が得られてほっとした。

次回はいよいよ今年二回目の本戦。さて楽しみになってきたなあ^^何より屋内だし^^

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松江だんだんプロレス主催試合「BATTLE DIMENSION 5」Inスサノオカフェ (2016年3月6日(日)会場/スサノオカフェ特設リング) イントロダクション 松江だんだんプロレスは総合格闘技団体「YAMATO」を母体として派生した






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