WWCG Hall of Fame 2016 選手編

第一回となるWWCG Hall of Fame 2016

テーマ曲編
試合編

と来てHall of Fame 2016も残すところ➂の選手編だけになりました。

今年は正直、自分の中にはこれ以上の受賞者はいないだろうという選手が一人だけいます。それはがむしゃらプロレスの林祥弘選手です。

いまさらいうのもおかしいですが、林選手は2月の対佐々木貴戦、そして7月の対マツエ・デラックス&ミステリコ・ヤマト戦の二試合でもう十分すぎるくらいの活躍されていました。個人的な付き合いは別にして、この活躍ぶりには何かの形で表彰したいと思っていましたし、受賞対象選手としては真っ先にその名が思い浮かんでいました。不慮の事故に関してはもはやいいたいことも言いつくしたので、ここで書きません。ただ今回表彰対象にしたのは不慮の事故とはほぼ関係ないといっていいからです。正直林選手がらみで、佐々木貴戦とタッグ戦は試合編でも最後まで受賞対象にしようかどうしようかと真剣に悩みました。

決め手になったのはデビューからずっと見てきて彼が真摯にプロレスに取り組んで努力を積み重ねてきたことにつきると思います。それがあったうえで今年印象に残る試合を連発したことが大きかったですね。したがって7月の時点でもしなんか大賞企画をやるんだったら、林祥弘は文句なしにエントリーだなと心の中で決めていました。

長い間流出していたタッグのベルトを取り返した時にも思ったことですが、やはり二月の佐々木貴戦がなかったら、おそらく難攻不落のチャンピオンに勝てたかどうか。それを思うとこの試合が実現していて本当によかったとおもいます。上の映像の中でも見ることができますが、佐々木貴選手は「リングに上がる以上、プロもアマも関係ねえ」という自らの主張を終始一貫して試合でも体現していました。その魂こもった戦いぶりは、決してプロがアマを見下すような試合ではなかったのです。

林選手の葬儀の日、まだ暑い中東京からわざわざかけつけてくれた佐々木貴選手と少しだけ話す機会がありました。心の底から林選手を失ったことを残念に思い、そして2月に闘えたことを喜んでいるのがわかりました。殿の中でも林戦というのは本当に特別なものだったんだなということが、言葉の端々から伝わってきたのです。

本来、このHall of Fameは明るく楽しく、マニアックな視点で「そうきたか」というところをついていこうと思って作りましたが、今回ばかりはやはり林選手のことはどうしてもはずすことはできませんでした。

ということでHall of Fame 2016 選手賞

林祥弘(がむしゃらプロレス)

に捧げたいと思います。

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