せかぷろアワード2023発表!
ずっと続けていく
今年も早いもんでせかぷろアワードの季節がやってきました。
需要があろうがなかろうが、ずっと続けていくつもりなんで、お付き合いください。
複数回の受賞はなし
せかぷろアワードは、WWEのHall of Fame+東スポプロレス大賞というテイストで、受賞対象はだいたい殿堂入りとなり、基本複数回の受賞はないようにしています。
骨子は自分が生観戦した試合からMVPとベストバウト、過去に書いてきた音楽徒然草より入場テーマ曲を受賞対象としています。
今年は新人賞とタッグ賞も加えてボリュームアップさせました。
MVP
まずMVPですが、これは選手に限った話ではありません。私の中では団体やニュースなども含めて、一年間の中で私のプロレスファンライフに最も影響を与えた事象全てが対象となります。
候補としては、今年創立20周年を迎え、世界初の天守閣プロレスで話題にもなったがむしゃらプロレスがありました。
WWE中継開始
しかし、それを上回る衝撃が今年の秋に訪れました。それは「AbemaによるWWE中継の開始」でした。
正直WWEネットワークに入っていた時代にも接点はありましたが、RAWとスマックダウンがほぼほぼリアタイで見られるというのは、私のプロレスファンライフを一変させました。
ジャパンツアー再開を願って
加えてWWEとUFCが統合され、新体制となり、WWEがこれまで以上の本気を出してきた事で、2ブランドのクオリティが異常に上がり始めていたタイミングでしたから、これはデカかったですね。
私の中でもWWEジャパンツアーかま再開された暁には是非生観戦したいと考えていますので、今回は「Abema WWE中継開始」をMVPとします。
ベストバウトは
次は最優秀試合(ベストバウト)ですが、これは2023年12月16日にDDT西鉄ホール大会のD王グランプリ公式戦として組まれた「樋口和貞対飯野裕貴」戦です。
一番は日本人同士では不可能と思われていた、シンプルに殴り合い、蹴り合い、ぶつかり合う「モンスターバトル」が見られた事です。
同じ誕生日
しかし、この試合にはもう一つ意味合いがあります。それは飯野選手、樋口選手、私が全員同じ誕生日だと言う事です。
目の前で戦っている選手同士が同じ誕生日で、それを見ている私も同じ誕生日というのは、他人からみたらどうでもいい話でしょうけど、私にとっては大事件でした。
奇跡的な確率
しかも、その対戦カードが私の行ける距離にある会場で組まれた事まで加味するとなかなかない事だと思うんですよ。
これはある意味奇跡的な確率でした。四十年生観戦してきて初めての体験でしたからね。
試合内容も良かった
もちろん試合内容も良かったのは、言うまでもありません。
ですから、2023年のベストバウトは「飯野対樋口」で決まりました。
新人賞&タッグ賞
続いては、新たに足した新人賞&タッグ賞です。新人賞に関しては2組の候補がいました。
一組目は、2023年12月現在世界タッグならびに、GLEATのG-INFINITY王座の二冠王である斉藤ブラザーズです。
消去法で
もう一組は、プロレスリングMY WAYのCOCO選手です。
個人的には、東スポと重なりたくなくてCOCO選手に気持ちが傾いたものの、彼女に怪我が多かった事を踏まえると、消去法で、タッグ賞込みで斉藤ブラザーズになりました。
入場テーマ曲は
最後は入場テーマ曲ですね。これはもう一択に近かったと思います。強いて対抗馬をあげるならば、2023年2月21日の武藤敬司引退試合で流された歴代テーマ曲メドレーからのHOLD OUTになります。
しかし、それ以上の衝撃を受けたのが、1月1日に行われたグレート・ムタ対SHINSUKE NAKAMURAとの対戦で使用された「The Rising Sun」ですね。
神の儀式
和太鼓の前奏からWWEでもお馴染み、ヴァイオリニストのリー・イングランドJr.さんの演奏で、白装束のSHINSUKE NAKAMURA選手が入場してくる様は、プロレスの試合というより、神の儀式がはじまるかのような神々しさすら感じました。
あれを超える入場はついに今年現れませんでした。ですから、今年の殿堂入り入場テーマ曲は、「The Rising Sun」で決まり!なのです。
今回は殿堂入り+プロレス大賞という形でご紹介してみました。来年もやりますからね!お楽しみに。