[プロレス入場テーマ曲] プロレス的音楽徒然草 War Dogs(BULLET CLUB WAR DOGSのテーマ)

[プロレス入場テーマ曲]プロレス的音楽徒然草

プロレス的音楽徒然草 War Dogs(BULLET CLUB WAR DOGSのテーマ)

増殖の一途

今回は、2023年にデビット・フィンレー選手が新リーダーとなったBULLET CLUB内ユニット「WAR DOGS」のテーマ曲「War Dogs」をご紹介します。

近年BULLET CLUBは増殖の一途を辿り、新日本を拠点にしているメンバーだけでも、無印BULLET、HOUSE OF TORTURE、そしてWAR DOGSと3ユニットが乱立している状態です。

WAR DOGSは

この中で一番歴史が浅いWAR DOGSは、2023年7月現在、リーダーのフィンレー選手をはじめ、クラーク・コナーズ、ドリラ・モロニー、アレックス・コグリン、ゲイブ・キッドの四選手がメンバーになっています。

フィンレー選手のマネジャーとしてついている外道選手は、あくまでフィンレー選手のみセコンドとしてついているようです。

したがってG1CLIMAX33において、コグリン選手やゲイブ選手の試合には、外道選手が帯同していません。

nWoみたいに

同じように、ディック東郷選手はあくまでHOUSE OF TORTUREのメンバーであり、BULLET CLUBの他メンバーと組む時は共闘しますが、基本過干渉はしていない様子です。

このユニット内ユニットというのは、人数が増えすぎた今の新日本における弊害ともとれますが、BULLET CLUBは、2023年7月現在、かつてのnWoみたいに分裂していないのが不思議です。

容赦ない攻撃

G1などのリーグ戦では同じユニット同士とはいえ、お互い容赦ない攻撃を加えてくるのが通例です。

ここでは同門対決にありがちな「試合終了後にはノーサイド」という空気もなく、次にマッチメイクされた時には、またBULLET CLUBとして、何事もなかったように組んでいるのは不思議っちゃ不思議ですよね。

[Q]Brickとは

さて「War Dogs」は、[Q]Brickというアーティストが手がけたオリジナル楽曲です。

[Q]Brickは、オランダの音楽プロヂューサーである 「Peter Garnefski 」ペーター・ガーナセフ(googole翻訳で私がこう聞こえたのでそのまま表記しています)さんのアーティストネームです。

英国ポップ・チャートで

Peter Garnefski さんは、1993年に音楽プロデューサー二人の匿名ユニットとして「DOOP」(ドゥープ)を結成します。

シングル「Doop」でデビューし、イギリスのポップ・チャートでナンバー1を獲得した実績をもっています。

2007年までにシングル5枚、アルバム二枚を発表しています。

UPしているのは

新日本プロレスとは関係性があって、2016年4月 から2019年1月まで、タマ・トンガ&タンガ・ロアのタッグチーム「ゲリラズ・オブ・デスティニー」が使用していた「Guerrilla Tactics」も、[Q]Brick名義で手掛けています。

ちなみにyoutubeにはトム・ローラー選手のテーマとして「TEAM FILTHY」があがっていますが、UPしているのは新日本プロレスです。

音源の権利ごと

おそらく、[Q]Brickさんに新日本が発注をかけて、音源の権利ごと買い上げているものと思われます。

やり方としては、お抱えのアーティストに選手の入場曲を作らせているWWEと同じでしょう。

おそらく「War Dogs」も同じ経緯で制作された可能性がありますね。

軍用犬

さて、「War Dog」は文字通り「軍用犬」の意味で使われています。軍務のために調練した犬のことですが、こうした軍用犬は、古代より行われており、人間より優れた視覚や嗅覚を用いた警戒・捜索・探知能力や、直接的な攻撃能力は重宝されてきました。

今のところBULLET CLUBにおける「War Dogs」は、獰猛さをピンポイントでアピールしている様に思えます。

単なる獰猛な犬ではない

かつてLA道場にいたメンバーが、フィンレー選手によって調教され、軍用犬になって新日本に牙をむいたという解釈を、私はしています。

特にG1クライマックス33におけるゲイブ・キッド選手は入場する花道で、対戦相手を襲うという攻撃手段を見せています。

ここから単なる獰猛な犬ではない「軍用犬」としてのスキルをプロレスでどうみせてくるのか?注目して見ていきたいと思います。

プロレス的音楽徒然草
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プロレスオタクで心理カウンセラーの資格を持ち、両親の介護をしながらガンサバイバーとして生きる著者が、自分の人生や仕事について赤裸々に語ります。プロレスやオタク文化に関する豊富な知識や経験、心理カウンセラーとしてのスキルや活動、介護やガンサバイバーシップに関する悩みや工夫など、興味深く感動的な内容が満載です。あなたも著者のストーリーに共感しませんか?







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