[プロレス] 私的プロレススーパースター烈伝#61 スティング

[プロレス] 私的プロレススーパースター烈伝

プロレス以前・・・

本日は wcw などで活躍をいたしましたスティング選手の話をしてみたいと思います

スティング選手はイメージとしては私の中では星条旗カラーのペインティングをしている時代のスティング選手ですね。

スティング選手がプロレス界にスカウトされた頃、80年代終わりから90年代頭にかけては、ボディビルダーがプロレスラーに転向する例が、非常に多かったんですよ。

ウォリアーズという成功例

これはロードウォリアーズという成功例があったからなんですね。だから色んな団体がロードウォリアーズに似たような体格の若くて将来性がありそうな選手っていうのを探していたわけなんです。

そこでたまたま同じジムでインストラクターとして働いていたスティング選手と後に、アルティメット・ウォリアーになるもう一人の選手が、同時にスカウトされたわけですね。

フレアーやムタとの抗争

二人はタッグチームとして売り出されるわけなんですけれども、アルティメットウォリアー選手は WWF の方に行くわけですね。そしてスティング選手は NWA に行きました。よってタッグチームは解消されます。

スティング選手は、リックフレアー選手であったり、グレートムタ選手であったりといった選手たちと対戦をしてことで、レスリングセンスを磨いていきました。そこで NWA からWCWに移った時に、WCWの顔として長年歩んできたわけなんですね。

初来日は全日

私の場合、スティング選手と言うとやはり星条旗カラーのペイントの時代が1番好きだったもんですから、スティング選手はアントニオ猪木さんの引退試合でも関わっていたり、何かと新日本プロレス深い因縁があるんですね。

しかし、初来日したのは全日本プロレスでした。この辺も意外と知られていないところですが、日本第1戦の相手を務めたのは、田上明選手でした。そしてテレビ第一戦となったのは、ダニースパイビー選手との試合でした。

未CD化

この全日本プロレス時代のスティング選手のテーマ曲っていうのは実はCDになっているんですが。 星条旗カラー時代のスティング選手の入場テーマ曲っていうのは、 CD にもなっていないですし、音源化されていないということが、すごく残念だなあと思っています。

カバーバージョンというのは発売されているんですが、日本でもアメリカでも発売されていないということで、私の中ではやっぱりあのテーマ曲が一番なんですよね。いつか音源化されてほしいなあとは思っています。

クロウ・スティングに・・・

nWoが始まる1996年ごろに、スティング選手はキャラチェンジをします。 このストーリーの背景には、nWoがWCWとの試合にニセモノのカラフルなスティングを仕立てて乱入させて試合に勝つというのをやるようになったという流れがあるんです。その頃のニセモノは別に「nWoスティング」という名前もなくただのニセモノ乱入要員でした。

WCW側のトップはスティングでしたから、nWoは、スティングと他のレスラーとの関係を壊そうとしたんですね。 それでだんだんWCWのレスラーたちは、本物のスティングに対して「裏切ってnWoについたんじゃないか?」って疑念や不信感を持つようになるんです。

カラフルキャラから

スティング選手の親友のレックス・ルガー選手なんかともだいぶギクシャクして行くなかで、スティング選手は試合をボイコットするようになります。 最初は顔面全部白塗りではなく、カラフルキャラのペイントを白にして目に立て線だけのファントムっぽい感じでした。それが、だんだん今の映画の『クロウ』をモチーフにしたペイントに落ち着きました。

これがまずカラフルキャラからクロウキャラへの変身でした。

疑って悪かった

スティング選手は、 試合には出ないで、nWoの試合に乱入だけしては後ろからいきなり髪を掴んでリバースDDTだけしてはWCWを勝たせるというのを繰り返してるうちに、相変わらずニセモノスティングはカラフルキャラの方を真似してました。

偽物とは、そもそも姿が違うし、nWoをボコボコにして去っていくスティング選手をみて、WCWのレスラーは『疑って悪かった、nWoに寝返ったりしてなかったんだな』と戻ってきてくれと言いますが、スティングは戻らず相変わらずフラフラと乱入したり、天井から降っては乱入して無言で去るというキャラになってしまいました。

 

本物とニセモノの成り立ち

本物のスティングがクロウキャラになったので、ニセモノも真似してクロウキャラをやり初めて正式に『nWoスティング』を名乗るようになります。 これが本物とニセモノの成り立ちですね。

その後はnWoが分裂した際に、ケビン・ナッシュ側のnWoウルフパックに、本物スティングがペイントを赤にして入りますが、ニセモノはホーガン側のnWoハリウッドにいまして、ここでも偽物とは対立していました。

AEWと契約

nWoがもう一度統合するのですが、本物のスティングはテレビドラマに出てましたので、そもそもプロレスをしていなかったのです。

スティング選手がドラマから戻ってきた時には何の説明もなく、赤から白に戻ってました。WCW崩壊後、WWEを経て、一度引退していますが、2020年にAEWと複数年契約を結んだことを発表しました。

チャンネルせかぷろ
YouTube「チャンネルせかぷろ」について 全てのプロレスが・・・ 2020年に世界を襲った「コロナ渦」は、プロレスファンのライフスタイルをも大きく変えていきました。 振り返ってみると、2月末までは普通に観戦できて、三月からぼちぼち中止が






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