[プロレス観戦記] 2013巌流島フェスティバル・ がむしゃらプロレス(2013年5月4日・金・祝)

2013巌流島フェスティバル・がむしゃらプロレス(2013年5月4日・金・祝)

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[プロレス観戦記] がむしゃらプロレス『平成巌流島決戦』~強者が生き残る~
第25回巌流島フェスティバル『平成巌流島決戦』~強者が生き残る~2012年5月4日(祝金)12:00~13:00オープニングこのイベントはもともとずっと巌流島でやってるイベントでがむプロは昨年より参戦。今回はスケジュールの都合で繰り上げにな

イントロダクション

だいたいGWではどっかに一回雨が降るというのが例年のことではあるんだが、今年ずっと晴天。まあ予定よりちょっと早めに出る事にしていたんで大過なかったものの関門トンネル
がいきなり落下物のおかげで通行止めというのはちょっと焦った。

まあ間に合ったといえば間に合ったんだけど・・・・

オープニング

島についたのは11時過ぎ。ちょうど少年剣道大会の途中からだった。今年はリング前にバリケード作ってそこで試合していた。まあリング上で試合するわけにはいかないし、これはいいことではないかな?プロレスとコンサートになったらバリケードは撤去されていたし。

まあ運よく前の方が取れたのは幸いだった。JAMファンが大概前の方を抑えてるから今年はトータルでいうと運が良かったといえよう。

今年はそういうことで試合順が入れ替わることもなく定時開始という運びでイベント自体に特にハプニングもなかった。

コンサート目当てといいつつプロレスもJAMファンには認知されてるようで年々盛り上がってきていたのは喜ばしいこと。遠く関東から今年はハワイまで実に遠征者の幅広いこのイベントではやはり知名度をあげるという意味では継続開催はしてほしい。

第一試合:オープニングマッチ!!ユニット対抗戦タッグマッチ(30分1本勝負)

○TOSSHI&TA-KI&DIEZELvs●竹ちゃんマン&KAG大塚&ニコラス今中
ジョリー

通常だと4つのユニットをSHIGEKICHIさんが紹介するのが常ではあるが、さっきもいったようにコンサート目当てでがむしゃらにはこの大会でしか接する機会のない人が多い前ではCCだのがむクロだのいっても意味がない。

という事でCCもイベント仕様にチェンジ。LOCもそうだがわかりやすいワルモードになっていた。DIEZELは毒霧、TA-KIはテーピングでチョークといったプロレス的には古典的な反則を多用していたのはそういった層への、プロレスへの道案内にはなっていたと思う。

とはいってもいつも見てる層にはこれだけでは物足らない。どこを見てるかというとやっぱKAGでしょ!瞬く間に驚くべき進化を遂げていた4.28からわずかばかりの間にまたしても進化を遂げていた。新しい技を開発したわけではないけど、仕掛けるスピードがまた段違い。どこまで成長するんだ?確かにタシロは本物だが、KAGも間違いなくホンモノである。

これに触発されてニコラスも相当張り切っていた。なんせ前年ここで復活の感触をつかんだといっていいのだから張り切って当然。しかしメンツが多い試合だと彼のムーンサルトが決まらない、というか最近やらせてすらもらえないというありさまでこれはこれで名物化しはじめたかなと^^

本人は面白くないかもしれないけど、見てるこっちは無責任に楽しんでいるんで不発でも全然OK^^というか命中率さがった方が面白くなる必殺技っていうのもある意味
誰もまねできないし^^やっぱ面白い^^

試合はすっかりTOSSHIのトレードマークになった青い光が竹ちゃんマンをとらえてギブアップ勝ち。クレバーな面をLOCキッドが披露すれば、CCはこの技でLOCのお株を奪う強さを見せつける。このユニット同士の意地の張り合いがまた面白いのだ。

第二試合:イロモノだらけの疲れん程度タッグマッチin巌流島(30分1本勝負)

○藤田ミノル&ダイナマイト巌流vs●小倉発祥!!パンチくん&セクシーロージィ

いろもんだらけといいつつ山口出身の藤田の凱旋になっていたこの試合。2年連続でユニオンとの掛け持ちを強いられたプロがいたのに比べると、今年は裏でばたばたしないで済む分負担は少なかったかなと思うし、藤田自身が山口県で試合したがっていたので、これは渡りに船というか^^しかも相手はなにげに強敵ではあるし・・・・

試合はもう藤田ワールドというかあのしゃがれ声がまたよく通るし、場外でも自由奔放にやってるようで、しっかり相手の個性を生かす匠の技で大いに会場を盛り上げた。こういう硬軟自在な表現ができるのは強みではある。さすがというかなんというか^^

でやっぱパンチくんは本大会でおとなしかった分、一升瓶を振り回して暴れ放題!こっちもやっぱ自由奔放にやってるようでしっかり相手もパートナーの色もいかしている。

しかしダイナマイト厳流・・・・どこが厳流なんだか?試合前配っていたお菓子がどうも厳流焼きだったみたいだったけど、よそのお店のお菓子配ってもよかったのかな?余計なことを考えてしまった^^

ロージーはもう屋外ではなくてはならないキャラになったというか一目でわかるそのキャラと誰からも愛される人柄、そして地味に努力もしてる(今回はブレーンバスターに挑戦して成功!)のが素晴らしい。

試合は藤田が二転三転する中、パンチくんから勝利を奪ったが、納得しないロージーがつっかかっていくほどヒートもしていた。こういうのもまたいいんじゃないかな?つかれん程度といいつつ皆さん疲れてたし^^見てるこっちはいい試合が見られて得したかな?^^

第三試合:山口県民凱旋試合!!ユニット対抗戦(30分1本勝負)

●林 祥弘&YASUvs○鉄生&L.O.C.キッド

さて、このカードにはいろいろ見所があって、三年連続で山口のとりを務める林が巌流島での連勝記録を伸ばせるか?(しかも初戦でタッグ王者になったし)とか、その林に苦杯をなめてしかも試合後にまで地味に「連敗」を喫した鉄生であったり、負傷しながらも試合出場を強行したYASUの具合であったり、当然4.28の優勝を踏まえたキッドが王者YASUと
初めてあたるという所など見所はいくつもあった。

正直YASUを引っ込めて林がフル稼働するのかなと思っていたら意外とYASUが動けていて(やはり下関凱旋というのはそれだけで特別な意味を持つのだ)心配した肩の具合もそれほど影響なく試合が進んだのは幸いだった。

またLOCも強さを売りにしてるだけに要所要所では汚いこともするけど全体通すとやはり「俺たちの方が強い!」という主張を試合で展開していたので、むしろ真っ向勝負に近い形で進んだのは好都合というか、メインらしい試合になった。

試合は昨年のトリをとった林を鉄生がきってとって「仕返し」に成功!やっぱ勝って憎まれるというのはこれからのヒール像を構築する上で必要なことではあると思う。が、林はことイベントプロレスになるとどうも勝敗だけに限れば分が悪いのが気がかり。年の最初はこのまま12月に林がSMITHに挑戦する流れになるのかと思いきや、同僚の七海が先に挑戦表明するしで、これでGAM1で結果残せないと後半かなりやばい。というか無冠のままだと
OTLにいる意味も問われよう。ここに更に欠場中の尾原が帰ってきたらそれこそ戦線はより混沌としてくるし、ちょっと後半アクション起こさないとやばいかも、と思った。

とはいえ、三年連続で地元凱旋のメインをつとめ上げたことは素晴らしいことではある。山口組はともかく鉄生はデビューして二年連続のとりだし、しかも巌流島メイン初勝利ということで強いLOCをアピールできたことは今後有利な流れになってきそう。ましてや、LOCキッドとはタッグを狙おうという野望でも意気投合してるので、年内にもしワンデイタッグとかの大会があったら間違いなく本命に踊りでるであろうと思う。

イベントでありながらいろんな角度から楽しめた大会だった。

後記

ちなみにアニソンの白眉はやはりJAMの物まね芸人さんとそれをセルフカバーした?きただにさんと影山さんのやりとりが笑えたし、影山さんが本邦初公開のヨーソロー
〜星の海を越えて〜(劇場版ヤマト2199ED)を披露してくれたことにつきる。ヤマト世代は地味に号泣しそうになったし^^

島から門司港に戻って今度は門司港のイベントでもしばし楽しめたしGWのプロレス観戦をしめるには一番の一日になった。みなさん本当にありがとうございました^^

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