プロレス的発想の転換のすすめ（102）気象とプロレス
台風の接近
今回は気象とプロレスのお話です。
夏の終わりから秋にかけては、西日本では台風の接近及び上陸という時期になってきます。
大災害には
比較的災害が少ないといわれる北部九州と山口県ですが、台風に関しては例外といっていいでしょう。
それでも大災害になっていない分、恵まれていると思われます。
別府と福岡が中止
とはいえ、9月中旬に日本を襲った台風14号のおかげで、新日本プロレスの9・18別府と、9・19福岡の二大会が直前で中止を余儀なくされました。
安全面を考えると懸命な判断だったと思いますが、ただですらコロナ渦で中止や延期を食らわされてきたプロレスファンとしては、なんとも惨い大自然の驚異となってしまいました。
気象病
さて、台風が迫ったときや雨が降る前の片頭痛やめまいに悩んでいる人は少なくないようです。
気圧や温度、湿度の変化によるこうした体の不調は気象病と呼ばれるそうです。気象の変化に体の働きを調整する自律神経が敏感に反応してしまうからだといわれています。
結果として
この自律神経の乱れは、耳の奥にあって気圧の変化を感じ取るセンサーの役割を果たす内耳の働きが関係しているそうです。
気圧の変化が内耳を通じて脳に伝わる過程で自律神経に乱れが生じ、結果として痛みや不調が出てくることがあるといいます。
自律神経を整える
自律神経は気分の落ち込みや体のだるさなど他の様々な症状にも関係してくるようです。
自律神経を整えることができれば、気象変化の影響が少なくてすむようなので、十分な睡眠をとり、日光を浴びる習慣を付け、適度な運動やバランスのよい食生活が大切になってきます。
無理して観戦する前に
それでも片頭痛がおきてしまった場合、コーヒーや紅茶、緑茶に含まれるカフェインで血管を収縮させ、片頭痛の症状が和らぐ可能性があるといわれています。
台風や、急な気圧の変化でつらいとき、無理して観戦する前に、自分の身体の声を聞いて、一旦立ち止まるのも必要かもしれませんね。
