19時女子プロレス18(2010年7月13日・火・埼玉・アイスリボン道場)
イントロダクション
金曜がなかった分、五日ぶりの観戦。その間、とんでもないことがあったらしい。見のがしたけど、さくらえみの部屋を放送中に突然画面が消えて、19時女子ごとアカウントが消滅したらしい。幸い、ネオプラスの佐藤社長が動いて、USTREM-AJIAの中川社長によってアカウントが復活したので無事放送ができたんだとか。
大変だったのね....知らなかった。
今回はそこにひっかけてUSTREMのUからさりげなくUWFを引き合いに出すMC.GENTARO。しかし世代的にUを全く知らないMC真琴は軽くスルー。
でもこれは呼び水で、実は、紙プロに特集されたとか。19時女子の特集が9ページ。で、帯広と共にGENTAROもちゃっかりインタビューされてて「佐々木貴はこのこと
しらないな」とほくそえむGENTARO。そこで勝ち誇るのか^^
で、プロフィール紹介。これがあるのはありがたい。なんだかんだ言ってこれで勉強させてもらっているわけだし。所々ついて行けないところはあるけれど^^
ハム子って旦那と子供を北海道に残して単身上京してレスラーになったのか...凄い情熱だ。でもまだ27歳なんだね。もっといってるかと思った(失礼^^)
オープ二ング
インタビュー映像。びっくり。ハム子やせてる。というか前見たときは本当にハム子としか言いようがなかったのに...びっくり。帯広とは寮が同室なのね。出身も同じだし、手の合う者同士といった感じか。
とはいえまだこのカードアイス含めて三戦目らしい。前回は6月4日というからもう一月以上前。私ははじめて見る顔合わせなので楽しみ^^
インタビューの時からなぜか帯広気弱そうなというか目が泳いでいた。これはGENTAROもチェック入れてて「目がスイミング」なんてことをいっていたけど、ちょっと気後れ感がどっかにあるのか、連戦の疲れからなのか...
ツイートは5000円払ってみていただいてるの同じという真琴。その意気や良し。でもメモりながら観戦しているから参加できないのよ。というか未だに参加の仕方わかんないし^^
15分一本勝負
○星ハム子(12分11秒バックフリップ→片エビ固め)●帯広さやか
リング上。帯広右膝にニーパットしていた。ケガ?ではないかもしれないけど、ちょっと気になった。
一方のハム子はヒョウ柄のコスチューム...ってまるで大阪のおばちゃんだ。金髪だし^^体格はそんなにおちていない。ということは顔だけやせたのか、金髪にしたから
やせて見えただけなのか...
19時にしては珍しく握手してスタート。ぐるっと帯広が一周してからロックアップ。大概ロックアップや手四つはすかされるがハム子は体格差に自信があるのだろう。
堂々と受けて立つ横綱相撲。
帯広もすこしは粘るがパワー差歴然。エルボーで攻勢をかけるも、ハム子のぶちかまし三連発で初のフォールを許す。すかさず、ハム子背中へのボディプレスから弓矢がため。そしてキャメルクラッチへ移行。この腰攻めを毎回帯広は食っているけど、大丈夫かな。すこし工夫してどうにか逃れる術を身につけないとやばいかもしれないね。
ただ、必死でこらえているのは伝わった。ここで負けたくないという気持ちはね。でも選手生命を考えたら、ここは考え時よ。耐えるのもプロレスだけど、上手に重心を
ずらしていくとかまだまだ勉強した方がいいことはいっぱいあるな。
まあしかし、成長の跡は見えた。
でもハム子の攻勢はとまらない。トップロープはり付け式サーフボードストレッチでスタンドになっても腰を攻める。この一点集中は凄い。帯広も串刺しラリアットをかわしたものの、場外へ放り出されて、エプロンで顔を痛打される。そしてボディースラムと帯広いいところがない。ハム子余裕で「北海道はでっかいドー」と叫ぶ。
なんとかカウント内でリングインした帯広。片足タックルが決まった...がハム子倒れない。
ロープにふられるところをクロスボディーアタックで返して首投げに移行しようとするがハム子投げられない。それでも帯広頑張ってハム子を投げて、胴じめへ移行。
このカニばさみ系の技は決まるとかなりきくんだけど、胴回りの太いハム子には通用しなかったみたい。
ボディーシザースの体勢から逆にハム子に押さえ込まれる帯広。ここで5分経過。
しかし帯広もここでスリーパーに移行。だいぶんこの技に関してはスムーズに考えるより先に体が動くようになったと思った。
ハム子の突っ張り連打でコーナーに押し込まれると、「お.し.り.ダー」でコーナーに串刺し。そしてボディスラムねらいをかわされるもなんとかチョップ合戦にもっていく。チョップもすこしずつではあるが手打ちが減ってきている。いい傾向だ。
だが、なぜか今日の帯広はちょっと自信なさげ。というか自分でも分かっているんだろうけど、自然に下向いている自分に気がついて試合中に意識して顔あげようとしている。
しかし、それが無意識で出来ないと意識すればその分間が空くのは必定。
だが、ハム子の突っ張りを再びうけるモノの、カウンターのドロップキック、串刺しドロップキックで反撃。打点は高くなっている。いい感じだ。
ここでやっと帯広ボディースラムに成功。しかしカウントは2。
で、セカンドロープの攻防があるのだけど、帯広はこれ一時封印した方がいいかも。立体的にリングを使うのはいいけど、間が空く癖はまだ直っていないからだ。
しかしなんとかコーナーからおんぶ式でスリーパーを決める帯広。でもハム子は
コーナーポストに帯広を押し込んで難なくクリア。これをGENが「馬場対ガニア」
を例に出して「同じ返しを馬場さんがしていた」といっていたけど、マニアックすぎ^^
ここでハム子、たたみかける。ボストンクラブがえぐい角度で決まる。帯広、マットをたたく。ギブアップ??それとも自身を鼓舞していたのか、いまいちわかんなかった。
なんとか辛くも逃げ切った帯広、ここから怒濤の押さえ込み5連発。そうそう、GENが言うとおり、プロレスはKOして3カウントでなくても押さえ込みの技術で決まることだってあるというところを見せて欲しいのよ。
全女式と言うほど形になっていないが、ブリッヂで返されてもなお、片足とって押さえ込みにいったのは、今日の帯広の攻めの中では一番よかったかも。
でも当然まだハム子は余裕。ここで胴じめスリーパーに入る帯広。ロープエスケープされると今度はドロップキック3連発からセカンドコーナー
からの帯広ミサイル。
だが、ハム子はカウンターでベイダーアタック。帯広も負けじと回転エビで勝負するがカウントは2。ここで再びハム子のベイダーアタック2連発が炸裂。これはさすがに帯広ダメージがあったか。すかさず、ハム子が帯広を持ち上げてバックフリップ。これでカウント3。試合タイムは12分11秒。
後記
試合後のハム子は余裕。息も切れていない。終始上機嫌で「(帯広には)まだまだガンガンきて欲しい」と注文。
そしてなぜだか、Iジャにでたときの火星人ネタを披露。しかしこれは知らない人には
ついて行けないぞ。行間から読み取るしかないけど、地方の人間にはきついネタだ。でも北海道に家族残してややっていることが火星人?という書き込みも^^
一方の帯広、コンタクトがはずれたらしい。すかさず書き込みに「マット.ガファリ」の名が。懐かしい^^
GENTAROのアドバイス...説教タイムスタート。この人のプロレス論はためになるね。聞いているこっちも勉強になる。帯広は技術向上の途上で技を出そうとするあまり
がむしゃらさを失っていないか、と鋭い指摘。
帯広は「試合中はやっているつもりだが...」とやや歯切れが悪い。でも「スリーパーで落としたい」と抱負も。しかしスタルヒンの話になると「それっぽいものは出せましたが...」とやや歯切れが悪い。やはり人から押しつけられた感があるのかな。でもチョップは帯広の売りの一つなんだから、これも大事にして欲しい。
せっかく特訓までしたんだしね。これだと須山さんにまた突っ込まれるよ。「一夜漬け特訓だ」って。それ言わせないためには使い続けるしかないでしょ。
それとこれも指摘があったけど、コーナーに登るのはすこしやめた方がいい。ここでさくらさんが「遙かなるリングを読め」と書き込み。しかしあの作品も相当古いぞ。もっているけど^^
GENTAROもデビューした99年頃は高杉やアポロ菅原に「下向く癖を直せ」といわれていた頃があったらしい。しかし、同時期やっていたマスクマンの時は結構堂々としていたけどなあ^^
と、ここで試合中の顔を再現しろとGENTAROがムチャブリ。さすがにそれはできんでしょ^^とにかくここまでアクシデントがありながら(GENTAROがさくらえみのどアップのせいでアカウント消えたといったにら、即座にさくらさんが反論していた。こういうのを見るのも楽しい^^)なんとか開催できたことは喜ばしい限りだ。
ちなみにアイスではちぃ対葛西純というシングルが組まれるらしい。自分がやるのはイヤで人には組むのか...さすがさくらえみ^^
で、恒例の締めだが、なぜかここで弱気になる帯広。「世界に届きますか?」なんて聞いてちゃだめ。自分で世界に届けさせないと。幸いアカウントは皆さんの努力で戻ってきたけど、そういう運も持ち合わせているんだから、自分が弱気になるのが一番いけない。最後こそ声出して締めていたけど、
ちなみに次回の対戦は7月15日。対戦相手は自分で「萌え萌えキュンキュン」といっていた真琴。ちなみに19時は木~土まだ3連戦らしい。よかったあ...イラストはやめにてつけておいて...仕事にならなかったところだ。危ない。危ない^^