[プロレス用語辞典] (ア行) 俺たちプロレス軍団(OPG)
OPGとは?
今回は岡山を拠点に、関西や千葉にも拠点を持つ社会人プロレス団体「OPG」のお話です。
OPGオフィシャルホームページによると、
OPG(俺たちプロレス軍団)は【プロレスごっこ】団体です。1988年に発足。体操用のマットで受け身を取り、ラジカセで入場曲。そんなスタートでした。それが今ではプロ用と寸分違わぬリングを手にし、大きな会場にも進出。本物のプロと言っても過言ではない環境で試合を展開するまでになりました。それでも【俺たち】は『プロレスラーだ』なんて思い上がることなく、プロレスでしか表現し得ない「信頼」「絆」といったものを表現していきます。そして大好きなプロレスで皆さんがハッピーになっていただければ最高に幸せです。
とあります。
岡山に密着した団体
OPGはそこらへんのプロ団体より歴史があって岡山に密着しているプロレス団体です。
トップは現役の体育教師にしてOPG岡山代表であるグレート・ムタイガー選手と、1988年に京都教育大学にてOPGを立ち上げた創始者であるアントニオ片山選手です。
NHKの全国ネットで
ムタイガー選手のプロレスに対する情熱は誰よりも熱く、2016年11月の美星大会では現役のプロレスラー・松井大二郎選手とエキシビジョンマッチながら気迫あふれる戦いを繰り広げ、観る者を熱くさせたこともあるそうです。
私が社会人プロレスに関心を持ち始めたのはがむしゃらプロレスが初めてですが、2010年代初頭、OPGがNHKの全国ネット番組で取り上げられ、そこではじめてOPGの存在を知りました。
北海道のオールスター
この時分に、北海道の社会人プロレスが盛り上がっており、オールスター戦も開催されているということもネットで知りました。
かの「アンドレザ・ジャイアントパンダ選手」を要する新根室プロレスを知ったのもこのころです。
機が熟さず・・・
「北海道ができるなら西日本でもできる」と思った私は当時のがむしゃら代表や、選手たちに「西日本でも社会人オールスターができないだろうか?」という話をしました。
しかし、その時代はまだ機が熟しておらず、実現には至りませんでした。
一気に流れが
ところが、ひょんなことから島根県の松江だんだんプロレスとがむしゃらプロレスが交流することになり、一気に流れが変わりだしました。
そしてコロナ前の2019年10月6日、広島において「西日本社会人プロレスサミット『SOCIETY KINGDOM』~広島港大決戦~」が開催されました。
いずれは全国で
その後も各団体との交流は続き、気が付いたら私もOPGを観に岡山へ行くようになりました。中国地区(山口県)に住みながら唯一未踏の地だった岡山に、プロレスを通じて縁ができたことはとてもうれしく思っています。
OPGとがむしゃらも2022年時点で交流が継続しています。
いずれ全国の社会人レスラーが一堂に会する真のオールスター戦が実現してくれたら、私としてはこんなにうれしいことはないですね。