プロレス的音楽徒然草Where Do The Gone Things Go (Underscore B)(マイク・ベイリー(インパクト・レスリング)のテーマ)
多彩な蹴り技を駆使
今回は新日本プロレスのBEST OF THE SUPER Jr.に初参戦し、多彩な蹴り技を駆使したマイク・ベイリー選手の入場テーマ曲「Where Do The Gone Things Go (Underscore B)」のご紹介です。
マイク・ベイリー選手のデビューは2006年2月で、2023年現在32歳でキャリア17年の選手です。
師範クラスの実力
ベースにあるテコンドーは4段の腕前で、師範クラスの実力があるそうです。
その多彩な蹴り技の数々をプロレスの動きに落とし込んでおり、竜巻旋風脚やマシンガンキックなどはほぼ毎試合繰り出されているムーブです。
初来日はDDT
初来日は2016年のDDTでした。
DDTではDNA Grand-Prix 2016で優勝、また2016年12月には竹下幸之介選手とのコンビで、第58代KO-Dタッグ王者になっています。
また、DDT所属のMAO選手とのタッグチーム「Moonlight Express(ムーンライトエキスプレス)」を結成して、こちらでも活躍しました。
DDT下関大会
余談ですが、2023年現在唯一開催となっているDDT下関大会で、マイク・ベイリー選手は、Moonlight Expressとして試合をしており、私は生観戦しました。
Moonlight Expressは団体内だけでなく、海外でも試合をこなし、新日本プロレスのグレート-O-カーン選手とも対戦した事があるそうです。
これは、BEST OF THE SUPER Jr.30青森大会の解説席に座った-O-カーン選手自らが明かしています。
来日が途絶えて
マイク・ベイリー選手はコロナ禍もあり、しばらく来日が途絶えてしまいますが、DDTがアメリカで大会を開いた際に参戦しており、海外ではMoonlight Expressも復活しています。
ちなみに、Moonlight Expressのテーマ曲は、SAW LOSERという多国籍バンドがカバーした「Fly Me To The Moon (Punk Cover)」になります。
私はベイリー選手というとこっちのテーマ曲が浮かんできます。
高い評価を得た
2021年にはIMPACT! WRESTLING(インパクトレスリング)と契約します。
2023年4月の新日本とIMPACTの合同興行のメインで棚橋弘至選手と一騎打ちをし、敗れはしますが高い評価を得ました。
そして、2023年5月よりスタートしたBEST OF THE SUPER Jr.30において新日本プロレスへ初参戦します。
消えたものはどこへ
BEST OF THE SUPER Jr.30でも使われた「Where Do The Gone Things Go (Underscore B)」は、IMPACTから使用されているマイク・ベイリー選手の最新テーマ曲になるようです。
ちなみに、タイトルの意味は「消えたものはどこへ行くのか」となるようです。
売れっ子だが
ベイリー選手は一日数試合をこなす売れっ子ですので、決してプロレス界から消えたわけではないのです。
しかし、コロナ禍により日本国内では活躍を見ることができませんでした。
新たなる戦場
そして、久々の来日を果たしたベイリー選手はIMPACTの契約選手として、新たな戦場を新日本に定めました。
ただし、アメリカではDDTとも絡んでいますし、今後新日本に定着するかどうかはわかりません。
歌入り歌詞付き
「Where Do The Gone Things Go」という曲自体は、iTunesにもAmazon musicにもあるのですが、いずれも歌入り歌詞付きとなっています。
BEST OF THE SUPER Jr.や、IMPACTで使用されているインスト版の (Underscore B)はYouTubeのみで視聴可能になっているようです。
Underscore B
当初、「Where Do The Gone Things Go (Underscore B)」は、アリモノの楽曲から歌詞パートを抜いた「編集バージョン」かな?と思ったんですが、昭和の時代ならいざ知らず令和の現代でそれをやる理由がありません。
ただ、わざわざ括弧つきで(Underscore B)と表記されている以上、どうやらインストバージョンにした「理由」はありそうです。
アルバムの解説
ちなみに、歌付きの無印「Where Do The Gone Things Go」は、2021年に発売された「IN EMBERS」というアルバムの5曲目に収録されています。
ちなみにアルバムの解説をGoogle翻訳にかけると…
ギターを中心とした、興奮と陰鬱な映画のようなボーカル トラック。軽快で幻想的なアコースティック フォークから、ドライブ感あふれる堂々としたインディー ロックまで。感傷的な側面を持つスーパーヒーローに最適です。
となりました。
決勝進出は・・・
ベイリー選手のBEST OF THE SUPER Jr.は、Aブロック一位通過で決勝トーナメントに進出しました。
トーナメントでは、マスター・ワト選手と対戦しましたが、惜敗。決勝進出は果たせませんでした。
はちゃめちゃな暴れっぷり
とはいえ、爽やかで裏表のないベイリー選手はDDT時代となんら変わっておらず、新日本ファンにも受け入れられたようです。
ベイリー選手にはAEWなどの大舞台で活躍してほしい反面、またMAO選手とMoonlight Expressを再結成して、はちゃめちゃで何をするかわからない暴れっぷりをみせてほしいものです。