天職とプロレス:自分の強みを活かして仕事を楽しむ方法
はじめに
プロレスは、人と人の繋がりや関係性の中にある価値を見出し、その第一歩をサポートしてくれるジャンルです。
しかし、プロレスラーやプロレス関係者になるのは簡単ではありません。自分の好きなことだけで飯を食って行けたらいいなという願望はありますが、現実はそう甘くありません。
そこで、この記事では天職とプロレスの関係について考えてみます。天職とは自分にとって最適な仕事のことで、やりがいや生きがいを強く感じるものです。
天職はすぐに見つけられるものでもなく、知識や経験が必要な場合もあります。また、天職は自分の性質に合うだけではなく、自分に向いているかどうか見極めることも重要です。
この記事では、私自身の体験をもとに、天職を探すために必要なことや、天職に出会えたと感じられるまでに経験したことを紹介します。
私は元営業マンで、対人恐怖を克服するためにプロレスにハマりました。それに気づくまでには長い道のりがありました。私の話があなたの天職探しのヒントになれば幸いです。
天職思想の起源と意味
天職という言葉はもともと神学者マルティン・ルターが「自分の職業を天職と考えて、日々ひた向きに働くことで神の救いの道に通じる」という考えを示したところから始まっています。
この「天職思想」は資本主義の精神へつながっていると考えられています。
日本で天職というと「この仕事のために生まれてきた」というイメージがあるかと思われます。
こちらでいう天職の場合、自分の性質に合う仕事を指し、やりがいや生きがいを強く感じるものです。
一方、適職は自分にとって得意な仕事のことを意味するため、自分に「適しているか」「得意であるか」で判断をします。
似ているようで意味は異なるわけですね。
天職はすぐに見つけられない
天職はすぐに見つけられるものでもなく、天職だと感じられるまでに知識や経験が必要な場合もあります。
知識や経験が蓄積していくうちに、仕事での満足度が高まり、「この仕事が自分にとっての天職だったのか」と後に気づける事もあるため、実は気付かないだけで天職に出会えている可能性もあるんですよね。
個人的には格闘技志向が強い佐山サトルさんは、タイガーマスクこそが天職だったような気がしてなりません。
天職は自分に向いているかどうか見極める
天職は自分の性質に合うだけではなく、自分に向いているかどうか見極めることも重要です。
苦手なことややりたくないことでも、少し苦手だと感じる程度なら、挑戦してみる価値はあるかもしれないのです。
最終的に極められれば天職になる可能性も否定できません。
自分の場合、営業というまったく畑違いのところに飛び込んで社会人生活をスタートさせました。
そもそも20代当時、酷い対人恐怖をかかえていたのに、営業職についたのですから我ながら無茶をしたと思っています。
ただ、実際に日本の会社員のうち、熱意を持って働けている人はわずか6%という調査結果があるそうです。
これでは天職に出会えるという実感もわかないし、そもそも自分が天職に出会えるのかどうかも怪しくなってきます。
天職を探すために必要なこと
天職を探すために必要なのは、徹底した自己分析結果をもとに好きなことを探る必要があります。
ところが、この自己分析を私は怠ってしまったために、ブラックな働き方を自分に課してしまい、結果心身共に自分を壊してしまったのです。
そのため、天職を探すどころか、いったんは仕事をするのも怖くなってしまった時期がありました。
その間、PCの資格やカウンセリングの勉強をしたことで、社会復帰へのモチベーションが少しずつ高まっていきました。
ここで役に立ったのは営業を始め、接客業で培ったコミュニケーション能力でした。
天職に出会えたと感じられるまでに経験したこと
コミュニケーション能力はプロレス会場や打ち上げで人と会話したり、円滑な人間関係をすすめるにあたり、めちゃくちゃ役に立ちました。
それはプロレスが、人と人の繋がりや関係性の中にある価値を見出し、その第一歩をサポートしてくれるジャンルだったから、という点も大きいですね。
確かに最初はプロレスファンを苦手にしていた時期もありましたが、人や場が力を提供してくれるという体験は、私にとってとてつもなく大きなものでした。
結果、自分が一番恐れていた「人」との関係性が、最終的には自分自身を救ってくれたのです。
もちろんそこにはカウンセリングで学んだ人間の心理についての知識も大いに役立ちました。
このような体験から「一番むいていない」はずのものが「天職」に一番近かったのかもしれないな、と思えるようにまでなってきました。
正直に言うと、今でも自分の好きなことだけで飯を食って行けたらいいなという願望はあります。
また、人生で残された時間も少なくなっている今になって「今更、自己分析や将来のビジョン設計をたててもなあ」という思いもあります。
と同時に、この後の人生くらい、仕事を趣味のように感じられ、充実感を得ながら毎日楽しく働ける可能性を探っていってもいいんじゃないかとも思えるようになってきました。
大きな変革は困った状況にならないと起きないとも言われています。
今私自身が変わろうとしているのは、ひょっとするとチャンスが訪れているのかもしれません。
少なくとも今まで生きてきた人生は確実に自分の強みだし、私だけの財産です。
だったらそれを使って、諦めかけていた自分の天職探しをしてもいいのかなあと、最近では思っているのです。
天職とプロレス:まとめ
天職とプロレスの関係について考えてみました。天職は自分にとって最適な仕事で、やりがいや生きがいを強く感じるものです。
しかし、天職はすぐに見つけられるものでもなく、知識や経験が必要な場合もあります。
また、天職は自分の性質に合うだけではなく、自分に向いているかどうか見極めることも重要です。
私は元営業マンで、対人恐怖を克服するためにプロレスにハマりました。それに気づくまでには長い道のりがありました。私の話があなたの天職探しのヒントになれば幸いです。
この記事ではプロレス的発想の転換をおすすめしましたが、プロレス以外でも自分の好きなことや興味があることを見つけてみることは有意義だと思います。
自分の強みや価値観を知ることで、仕事や人生に対する視点や選択肢が広がります。
また、自分だけでは気づかなかった可能性やチャンスに出会えるかもしれません。天職は探すものではなく、創るものだと言われます。あなたが天職を創るために必要なことは何でしょうか?ぜひ考えてみてください。
最後まで読んでくださりありがとうございます。この記事がお役に立ちましたら、シェアをお願いします。それでは、またお会いしましょう。😊