[プロレス以外の観戦記] 人生初サッカーIN本城・ギラヴァンツ北九州対FC岐阜

せかぷろ

人生初サッカーIN本城・ギラヴァンツ北九州対FC岐阜

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(2011年11月10日:本城陸上競技場)

広い空間の青空の下で

プロレスでも屋外大会がないわけではないんだが、なんか広い空間の青空の下で、のんびりみられるスポーツ観戦というのをたまにはしてみたいなあという希望は前々からあった。

もともとは野球が好きだったんでいつか球場に・・・という願いはあったが球界再編騒動で近鉄が消滅してプロ野球・・・いや、野球とはサヨナラしたもんで、ではかわりになるものといったらサッカーしかなかった。

ご縁で機運が高まって

しかし小さい頃このサッカーを「強要」された過去があってなかなかサッカーアレルギーから抜け出せなかったんだが、最近できたご縁で機運が高まって、晴れてこの日のデビューを迎えたのだった。

そうはいっても本城ははじめてだし念のため、試合開始3時間前に家をでて、割とスムーズに小倉までは入れたんだが、やっぱ八幡を過ぎると不安になってきた。

12時前に

そこでいったん20年以上前にJWPを見た折尾スポーツセンターまでいってそこから折り返すという手段をとった。

今から思えば余計なことをしたな、とは思うんだがやっぱ慣れない道では致し方ない。ケータイの地図検索を使いながらなんとか12時前に本城に到着!

自分的にはむしろ歓迎

この日はソフトバンクのリーグ優勝がかかっていたので、おそらくTVにお客をもってかれてるだろうなあという想像はしてた。つまりは一見さんが少なくサッカーが純粋に好きな層がきてると予想されたんで、自分的にはむしろ歓迎していた。

そもそも北九州も下関同様合併を繰り返して大きくなった街(下関の場合明治の線引きがいまだに生きてる)なんで市をあげておらが街のチームを応援する空気自体が希薄なのは事実。

俯瞰で眺めて

特にプロスポーツに冷たいのはもうライオンズがいたころからそうだったし、北九州で盛り上がるのは(がむしゃら除けば)公営ギャンブルしかなく、しかもそれらすら今では全盛期の面影すらない有様。

そんな中で北九州に根を下ろしてプロ活動するって事は実はとっても大変なことなのだ。

そういう事情を下関から俯瞰で眺めていられたんで、さて本城にどれだけの熱があるかってところを注目していた。

いっちょかみで

あと、自分が関わってるプロレスやアニメの世界はやや閉鎖的なところがあって一見さんお断りみたいな空気(最近はだいぶん垣根も低くなったが)があるんでその差を確かめてみたかった。

しかし、こういう場でもいっちょかみでみらるのはやはりマンガやアニメで仕入れた知識がものをいう。

漫画から得た知識

カーレース、プロレス、野球、ボクシング、バスケ・・・

ほとんどジャンプ経由だが、サッカーも無論例外ではない。

「赤き血のイレブン」は読んでたけど、やっぱ私の中ではキャプ翼と「はしれ!走」はサッカーマンガの俺的金字塔なのだ。だから、ルール知識も実はその時代で止まってる。

お祭りみたい

本城につくとなんかお祭りみたいで気持ちがいい。うろこ雲が映える晴天で、しかも日差しがやたら強い!

係員の方も親切だったし、ウエルカムな雰囲気はきてよかったなと思った。

牙狼のテーマ

入場ゲートからBスタンドに行こうとしたらアウェイの岐阜陣が陣取っていて、C席側から閉鎖されてたんでもう一度入場ゲートにいったら「どこでもいいですよ」といわれたんで再びスタンドに戻った。

すると岐阜の応援団がいきなり「牙狼」のテーマをなりものだけで歌い始めたのだ。これはびっくり!

親近感が

キャプ翼から流れたアニメ層が選手にも観客にもいて、JAM Projectの曲がよく試合で使われてるのは知ってたがここまで浸透してるとは!

これで一気に親近感がわいた。

様変わり

正直、入りはそんなにいるわけでもなかったんで、ご一緒して下さるTさんと合流して勝手に真ん中へんの一番上から試合を観戦することに。

くどいようだがサッカーマンガと真剣にかかわっていたのは10代の頃なんで、そこから様変わりしたなあというのはあった。

理想的な試合運び

試合経過は前半取られて後半逆転するという、ある意味理想的な試合運びで、超闘王カラーのギラヴァンツが勝った。

なんでも相当久しぶりの勝利だったらしい。

素人目で印象に残ったのはやはりプロレスで長年見てきた「目」が役に立ったなということ。「迷い」「闘争心」「焦り」・・・さまざまな感情の流れ、動きなんかが手にとるようにわかった。これが春先だったらこうはいってないだろう。

一瞬一瞬で生まれる感情

選手自身は無心で懸命にプレーしてるんだけど、その一瞬一瞬で生まれる感情は人間である以上結構似た部分があって「あ、ここで迷ったな」とか「いまのは気持ち先行で体がついていかなかった」とかがわかるのだ。

もう一つはこれは北九にいえることだけど、采配の思いきりのよさと、監督の意図を選手がよく理解して闘ってるなという事。これは一緒に観戦していただいたDさんもおっしゃられていたこと。

後手後手にまわった

逆に岐阜は先制しながらピンチになると布陣をかえるという後手後手にまわった印象があって、采配にもプレイにも思い切りを欠いた感じがした。

あくまでも素人目なんで間違ってたらごめんなさい。

でもだいたいあってるなというのは実をいうとまわりのお客さんの反応がほとんど一緒だったんで、そう判断させていただいた。

気持ちいい光景

試合後は選手が観客の四方に一礼。気持ちいい光景だった。

なんか全部に手作り感があって(電光掲示板なんかはもちろんないんで
選手名を張り替えたりするのも手作業)暖かい感じはしたし、老若男女みんなこの場が好きなんだなという感じはした。

ぜひまたいきたい

後片付けもボランティアっていうのもいい感じがした。清掃中に記念写真をお願いしたおじさん、マスコットのギランくん、やはり写真をとってくれたお姉さん、みんな気持ちいいひとばかりでぜひまたいきたいなと思わせてくれた。

何度もいうようだけど、私がサッカーに行くっていうのはかつてのことを考えると相当ハードな決断だった。いやこれはおおげさでもなんでもなく。

魅力に気が付けた

でも人と人が結ぶ縁でこうしてサッカーの魅力に気が付けたというのは本当にありがたいはなしだった。

結果は3対2。ギラヴァンツ北九州の勝利。

プロフィ―ル~MY STORY~がん・緑内障・うつ・介護の4重苦にも負けないプロレスブロガーの壮絶な人生
プロレスオタクで心理カウンセラーの資格を持ち、両親の介護をしながらガンサバイバーとして生きる著者が、自分の人生や仕事について赤裸々に語ります。プロレスやオタク文化に関する豊富な知識や経験、心理カウンセラーとしてのスキルや活動、介護やガンサバイバーシップに関する悩みや工夫など、興味深く感動的な内容が満載です。あなたも著者のストーリーに共感しませんか?







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