【マイストーリー】最終章・人生が一変した介護と病気の体験談~肩を脱臼した母と認知症病棟への入院、そして私が学んだこと~

人生が一変した介護と病気の体験談~肩を脱臼した母と認知症病棟への入院、そして私が学んだこと~

【マイストーリー】第四章・【実録】父の脳出血、母の認知症、自分のがん…次々と襲いくる試練
この記事では、父の脳出血、母の認知症、自分のがんという介護と闘病の地獄に陥った筆者が、どのようにしてその苦難を乗り越えたかを実録としてお伝えします。介護と闘病の地獄は誰でも陥り得るものですが、必ず乗り越えられるものです。この記事が、同じような境遇にある方々の参考や励みになれば幸いです。

肩を脱臼して救急車で運ばれた母

さらに最悪だったのは母がいつものように這ってトイレに行こうとしたときに肩を脱臼してしまい救急車で運ばれたことでした。
運ばれた先は入院を拒絶された病院だったのも皮肉な話ですが、そこでどうにか治療を終えて再び母は実家に戻ることになりました。

この頃から部屋には戻れない私は弁護士さんとも相談して部屋の契約を解除し実家に戻ることになっていました。

しかしこの状態の母と一緒に暮らすのは正直言って限界がありました。

ですのでこの頃のストレスはマックスだったと私も思っています。

認知症病棟への入院が決まり、やっと自分の時間を取り戻す

ところが運よく認知症病棟の病院が呼吸器外科のある病院と連携してくれることがわかりそこからトントン拍子に母が認知症病棟に入院することになりました。

結果的に2023年8月現在まで母はその病院で治療を行いながら生活をしておりますがここでやっと自分の時間を取り戻すことができた私はここでやっと自分の仕事を探しに行くことができるようになりました。

元々、1月の時点で「一緒に仕事をしませんか」という働きかけはあったのですが、この時は時期尚早で上手くいかず、2月に無理矢理ハローワークや知己を頼って行った求職活動もうまくいっていませんでした。

この時点で父の預貯金は家族三人が生活するには全然足りておらず、私の就職は急務でした。しかし入院が決まった後は放心状態になってしまい、1か月棒に振った後、ようやく今の職場で働くことが出来ています。

正直収入は全然安定していませんが、必要とされる喜びとやっと手に入れられた自由が今の私には心地いいですね。

とはいえ、お金の問題は早期に解決しないといけないので今もなお悪戦苦闘中ではあります。

介護と病気から学んだこと

私は両親の介護と自分の病気で人生が一変した経験をしました。その中で学んだことがあります。

それは、人生は予測不能であり、いつ何が起こるかわからないということです。父も私も友人も、突然の出来事に見舞われました。

それに対して、どう対処するかは自分次第です。くよくよしても事態は変わりません。前向きに生きるしかありません。

また、人生は有限であり、いつ終わるかわからないということです。父も私も友人も、死に直面しました。

それに対して、どう生きるかは自分次第です。無駄に過ごしても意味がありません。大切に生きるしかありません。

私は今でも父の介護と自分の病気と闘っています。しかし、それを苦痛だと思わず、むしろ貴重な経験だと思っています。

私はこの経験を通じて、人生の本質を見つめ直すことができました。そして、自分の人生観や価値観を見直すことができました。

私はこの記事を読んでくれたあなたにも、同じように人生を見つめ直してみてほしいと思います。そして、自分の人生を大切に生きてほしいと思います。

あなたの人生はあなた次第です。あなたはどう生きますか?

読んでくださった方へのメッセージ

あなたは今、何か悩みや苦しみを抱えているかもしれません。

でも、あなたにも必ず、心を支えてくれるものがあるはずです。それはプロレスかもしれませんし、音楽や映画や本かもしれません。

それはあなたが好きで楽しいと感じるものなら、何でもいいのです。そのものに寄り添って、自分を励ましてください。

そして、自分だけでなく、周りの人にも優しくしてください。あなたは一人ではありません。あなたには仲間や家族や友人がいます。

そして、あなたには私たちがいます。私たちはあなたを応援しています。あなたは素晴らしい人です。

どうか自信を持ってください。これからも一緒にプロレスと共に、素敵な人生を歩んでください。ありがとうございました。(人生はつづく・・・)

【マイストーリー】がん・緑内障・うつ・介護の4重苦にも負けないプロレスブロガーの壮絶な人生【長編】
プロレスオタクで心理カウンセラーの資格を持ち、両親の介護をしながらガンサバイバーとして生きる著者が、自分の人生や仕事について赤裸々に語ります。プロレスやオタク文化に関する豊富な知識や経験、心理カウンセラーとしてのスキルや活動、介護やガンサバイバーシップに関する悩みや工夫など、興味深く感動的な内容が満載です。あなたも著者のストーリーに共感しませんか?
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