[プロレス入場テーマ曲] プロレス的音楽徒然草 Curtain Rises -TypeFable- (竹下幸之介DDT使用テーマ)

[プロレス入場テーマ曲]プロレス的音楽徒然草

プロレス的音楽徒然草 Curtain Rises -TypeFable- (竹下幸之介DDT使用テーマ)

 NoGoDの楽曲

今回は、2024年夏のG1クライマックス34に初エントリーし、強烈なイメージを残した、DDTとAEWの二団体に所属する竹下幸之介選手の入場テーマ曲「Curtain Rises -TypeFable-」のご紹介です。

「Curtain Rises -TypeFable-」は、日本のヴィジュアル系ヘヴィメタルバンド NoGoD(ノーゴッド)のアルバム「神劇」の一曲目に収録されており、2019年4月10日にリリースされました。

 結成

NoGoD(ノーゴッド)は、日本のヴィジュアル系ヘヴィメタルバンドで、2005年2月に2月、ヴォーカルの団長さんとギターのアキさん(当時)を中心に結成されました。

当初、バンド名は「新興宗教楽団NoGoD」としてスタートし、後に「NoGoD」に改名されました。

 多岐なジャンル

彼らの音楽はヘヴィメタルを基盤にしながらも、ロック、プログレ、フュージョン、エモ、ファンク、ジャズ、ポップスなど多岐にわたるジャンルを取り入れています。

NoGoDは初期のライブ活動を「布教」、ファンを「信者」、曲を「教え」と呼ぶなど、独自の宗教的なコンセプトを持っていました。

 全国ツアーへ

2006年にはミニアルバム『天罰円盤』をリリースし、インディーズシーンでの活動を本格化させました。2008年にはファーストアルバム『夢幻教』をリリースし、全国ツアーを開催します。

2009年にはセカンドアルバム『極彩色』をリリースし、さらに全国ツアーを展開しました。

 メジャーデビュー

2010年にはキングレコードと契約し、メジャーデビューを果たします。

メジャーデビューアルバム『欠片』はドイツでもリリースされ、国際的な評価を得ました。

 独自の世界観

現在のメンバーは、団長(ボーカル)、Shinno(ギター)、K(ドラム)、hibiki(ベース)、Iyoda Kohei(サポートギター)の5名で構成されています。

NoGoDの音楽は、多様な音楽スタイルとメッセージ性の強い歌詞が特徴です。その独自の世界観と高い演奏技術で多くのファンを魅了しています。

 欧州でも

特に団長さんのカリスマ性とメンバー各々のテクニックが高く評価されています。

また、欧州のJ-ROCKファンによる調査で「最も有望な新人バンド」50のうち8位に選出されたこともあります。

 布教活動

NoGoDには多くの興味深いエピソードがあります。

初期のライブでは「布教活動」として行われ、ファンとの交流を大切にしていました。

 多くの人々に

また、メジャーデビュー後も「布教」「信者」という表現を続け、独自のスタイルを貫いています。

NoGoDの音楽と活動は、ヴィジュアル系ヘヴィメタルの枠を超え、多くの人々に影響を与え続けています。彼らの今後の活動にも注目が集まっています。

 プロレス使用が前提

「Curtain Rises -TypeFable-」は、DDTプロレス所属の竹下幸之介選手の新しい入場テーマ曲として制作されました。

NoGoDのメンバーが竹下選手のために特別に書き下ろした楽曲であり、プロレスの試合での使用を前提にした力強いサウンドが特徴です。

 約1年7ヶ月ぶり

「神劇 」は、4人体制で新たなスタート切ったNoGoDが原点と未来を見据えて、前作『proof』以来となる約1年7ヶ月ぶりとなる新作アルバムとなりました。

ハード・ロックやヘヴィ・メタルからのルーツだけでなく、日本のロック・バンドらしいキャッチーな歌メロが光る楽曲で、“NoGoDのロック・サウンド” となっています。

 ダイナミック

ストレートな歌詞とバンドのテクニカルな演奏が特徴的なアルバムと謳われています。

竹下選手のダイナミックなパフォーマンスに合わせて、NoGoDのエネルギッシュな音楽が融合した一曲となっています。

 注目のコラボ

「Curtain Rises -TypeFable-」は、竹下幸之介選手とのコラボレーションが大きな特徴です。

このコラボレーションは、NoGoDの音楽とプロレスのエンターテインメント性を融合させる試みとして注目を集めました。

 ファンからの評価

竹下選手の入場シーンを盛り上げるために、NoGoDのメンバーが一丸となって制作に取り組んだ結果、ファンからも高い評価を得ています。

ファンからは、「Curtain Rises -TypeFable-」に対して多くのポジティブな反応が寄せられています。

 歓迎されたコラボ

特に、竹下選手の入場シーンでこの曲が流れることで、試合の興奮が一層高まると評価されています。

また、NoGoDのファンからは、バンドの新たな挑戦としてこのコラボレーションが歓迎されており、プロレスファンと音楽ファンの両方から支持を受けています。

 男博開催

さらに2018年5月15日(火)ロフトナイン渋谷において、竹下幸之介選手、NoGoD団長さん、DJ急行さんが出演された「男博-天下三分の計-」というイベントが行われました。

イベントは、竹下幸之介(DDTプロレス/20代)団長(NoGoD/30代)DJ急行(40代) アニメ、ゲーム、漫画、おもちゃ…男の子文化に世代ギャップはあるのか?という趣旨で、冷め無い情熱をぶつけ合う無礼講トークになったそうです。

 日本一浅く広い

竹下選手は、映画やゲーム、漫画、アニメなどが趣味で、「日本一浅く広いサブカルレスラー」を自称しており、ファブルやPlus Ultraなど、好きな作品とそれにまつわる言葉を技名に使用しています。

もちろん、「Curtain Rises -TypeFable-」も元ネタは、マンガ原作でアニメ化もされた「ファブル」です。

 BUSHI選手との違い

ただ、竹下選手のファブルは、リング中央で長座した相手への、ロープ上で静止して反動をつけてからのスワントーンボムで、由来を同じくする新日本プロレスのBUSHI選手とは、違う技です。

BUSHI選手のファブルは、相手の膝部分に自らの左腕を差し込み締め上げる変形の足四の字固めです。

同名異技というケースはプロレス界ではなかなかなく、しかも出典が同じというのはレアケースだと思われます。

 プロレスは知らないけど

「Curtain Rises -TypeFable-」はNoGoDの新たな試みとして、音楽とプロレスの融合を実現した一曲です。

実際、入場曲を担当したのがNoGoDの団長だったことで、衝撃的と捉えたNoGoDの信者は結構いたようで、プロレスはわからないけど、入場テーマ曲聴くためにDDTの会場へ行った方もいらしたようです。

新たなるステージ 

このように、竹下幸之介選手とのコラボレーションを通じて、NoGoDの音楽が新たなステージで輝きを放っています。

竹下選手は、2024年7月、新日本のリーグ戦「G1 CLIMAX 34」にエントリーしました。

 混戦の中二位通過

初戦でNEW JAPAN CUP優勝者の辻陽太選手を下すなど混戦のBブロックを5勝4敗で2位通過しました。

決勝トーナメントでは3位の辻選手と再戦しましたが、惜しくも敗れ敗退しました。

 ビッグマッチでは

ちなみに、新日本で使用された「Curtain Rises -TypeFable- 」は、冒頭の数秒がカットされています。

ただし、「Curtain Rises -TypeFable- 」はもともと三分ちょっとで終わる曲であるため、DDTでもビッグマッチでは、冒頭に別な曲をイントロで足して使用するなど工夫しています。

いつか竹下選手がドーム大会に立つ時、「Curtain Rises -TypeFable- 」がどんなバージョンになるのか?楽しみに待ちたいと思います。

[プロレス入場テーマ曲] プロレス的音楽徒然草 Curtain Rises -TypeFable- (竹下幸之介DDT使用テーマ)
[プロレス入場テーマ曲] プロレス的音楽徒然草 Never Give Me Up(小川良成・全日本時代のテーマ)
【プロレス入場テーマ曲】 プロレス的音楽徒然草 Judas | (クリス・ジェリコのテーマ)
[プロレス入場テーマ曲] プロレス的音楽徒然草What You Waiting For?(赤井沙希のテーマ)
【プロレス入場テーマ曲】プロレス的音楽徒然草「スピニング・トー・ホールド」

にほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村

タイトルとURLをコピーしました