私的プロレススーパースター烈伝(106) オカダ・カズチカ
レインメーカー
今回は先だって新日本退団を発表したばかりのレインメーカーことオカダ・カズチカ選手のご紹介です。
オカダ・カズチカ選手は、日本のプロレス界を代表するスター選手です。
メキシコでデビュー
オカダ選手は、1987年11月8日に愛知県安城市で生まれました。
中学時代は野球と陸上に打ち込み、プロレスに興味を持ち始めました。15歳でウルティモ・ドラゴンのプロレススクール「闘龍門」に入門し、2004年にメキシコでデビューしました。
変わりたくなる
その後、日本、アメリカ、カナダなどで試合を経験し、2007年に新日本プロレスに移籍しました。
「自分はやることがなくなっちゃうと変わりたくなるんですよね。高校に行かなかったのも、高校で特にやることが見つからなかったんで、じゃあ、プロレスに入っちゃえって。それでメキシコでやってるうちに、だんだんメキシコでやることもなくなってきて。じゃあ、新日本に行かせてもらえないかなって気持ちが出てきたんです」と後に答えています。
新日本プロレスでは、基礎体力や技術を新弟子として磨き直し、2008年に再デビューを果たしました。
TNAでの武者修行
オカダ選手は、2010年にTNAへの無期限武者修行に出発しました。TNAでは、カトーをモチーフにしたギミック「オケイト」として活動しましたが、あまり評価されませんでした。
しかし、この経験が彼の成長に大きく寄与したと後に語っています。
金の雨を降らせる
2012年に新日本プロレスに復帰したオカダ・カズチカ選手は、一変して自信に満ちたキャラクターになりました。彼は「レインメーカー」と名乗り、カネの雨を降らせるパフォーマンスを披露しました。
また、彼の得意技であるレインメーカー（変形リストクラッチ式ラリアット）やレッドインク、打点の高いドロップキックなどで相手を圧倒しました。
史上2番目の若さで戴冠
オカダ・カズチカ選手は、2012年2月にIWGPヘビー級王座を獲得し、史上2番目の若さで戴冠しました。
以降、同王座を6度獲得し、最長の720日間の防衛記録を樹立しました。また、G1 CLIMAXやNEW JAPAN CUPなどの大会でも優勝し、数々の名勝負を残しました。
新日本退団
特に、棚橋弘至選手やオメガ・ケニー選手との対戦は、プロレス界に衝撃を与えました。オカダ・カズチカ選手は、その戦績やカリスマ性で、プロレスに興味のなかった女性層の心をつかみ、「プ女子」ブームの立役者となりました。
オカダ・カズチカ選手は、2024年1月31日をもって新日本プロレスを退団することを発表しました。
獲得に興味
彼は「メキシコから19歳で来たどうしようもない岡田かずちかを『レインメーカー』オカダ・カズチカに育ててくれた事に感謝しかありません。新日本プロレスという最高の団体、戦ってきた最高の選手、応援やブーイングをしてくれた最高のファンの皆さん、本当にありがとうございました。残りの試合もカネの雨を降らせますのでよろしくお願いします」とコメントしました。
彼の今後の活動については、まだ明らかにされていませんが、複数の米メディアが彼の獲得に興味を示していると報じています。
今後は期待しかない
オカダ選手は、プロレス界のスーパースターとして、多くのファンに愛されています。彼の美しい技や迫力ある戦いは、きっと世界でも通用するでしょう。
今後の活躍には期待しかありません。
新陳代謝がないと
オカダ選手の退団は個人的には嬉しいニュースでした。
やはり新陳代謝がない世界は滞ってしまいますからね。
大きな変革期
abemaでWWEは身近になりましたし、どういう形であれ引き続き試合が見られるのならば個人的には全然アリですね。
オカダ・カズチカ選手の海外進出が現実になった場合、2024年はプロレス界にとって大きな変革期になりそうです。
プロレスは大丈夫！
そして、上が抜けて若手には台頭する大チャンスがきたわけで、それこそオリジナル三銃士や四天王みたいなスターが誕生する可能性は大でしょう。
なぜならばプロレスはかならず抜けた穴を埋める存在が現れたことは歴史が証明しているからです。
プロレスは大丈夫ですよ！そしてオカダ選手が世界に羽ばたくその姿を今から楽しみに待ちたいと思います。
