プロレス的発想の転換のすすめ(130) 繋がる力とプロレス
ネットやSNSの普及
今回は「コネクテッドコネクター」とプロレスのお話をします。
プロレスは、日本では古くから人気のあるエンターテインメントですが、近年では若い世代や女性のファンも増えています。
その背景には、インターネットやSNSの普及が大きく影響しています。
この記事では、コネクテッドコネクターとは何か、そして彼らがプロレスに魅力を感じる理由を紹介します。
次世代の接続者
コネクテッドコネクターとは、インターネットやSNSを通じて、多様な人や情報と繋がり、自らの価値観や目標を実現するために活動する層を指します。
彼らは、オンラインでのコミュニケーションや共創を通じて、自分のアイデンティティやライフスタイルを表現し、社会に影響を与えようとします。
自分の興味や関心に基づいて、様々なコミュニティに参加したり、自ら創り出したりするのが特徴です。
魅了する物語性
プロレスは、コネクテッドコネクターにとって非常に魅力的なエンターテインメントです。
その理由は、まずストーリー性の高さにあります。
プロレスは単なる格闘技ではありません。
選手たちはリング上だけでなく、リング外でも様々なストーリーを展開します。
彼らは自分のキャラクターやパーソナリティを演じながら、ライバルや仲間との関係を築きます。
さらに、ファンやメディアとも積極的にコミュニケーションを取ります。
これらのストーリーは、コネクテッドコネクターにとって興味深く感じられるのです
。彼らは、選手のアイデンティティや生き様に共感し、影響を受けていきます。
ネットで繋がる
また、プロレスはオンラインで楽しむことができる点も重要です。
各団体や選手たちは、SNSを活用して試合や舞台裏の様子を配信し、ファンと交流しています。
ファン同士もオンラインで繋がり合い、熱い闘いやストーリーについて語り合ったり、応援したりします。
これらのデジタル活動は、オンラインでの共創を重視するコネクテッドコネクターにとって、非常に魅力的な環境なのです。
個性が光る発信
SNS活用が上手な選手の事例も欠かせません。例えば、高橋ヒロム選手は自身のYouTubeチャンネルを通じて、リング上とは異なる等身大の姿を見せ、ファンとの距離を劇的に縮めました。
また、グレート-O-カーン選手のように、SNS上での独自の口調やファンへの「返信」を通じて、一つの大きなコミュニティを築き上げる選手もいます。
さらに、海外でも活躍する竹下幸之介選手などは、日米のファンに向けてリアルタイムで自らの哲学を発信し、国境を越えたコネクテッドコネクターの支持を集めています。
こうした選手の個性が、多様性を重んじるコネクターたちの感性に響くのです。
多様性が生む絆
さらに、プロレスには圧倒的な多様性があります。
数多くの団体やスタイルが存在し、選手たちも国籍、人種、性別、年齢、体型、キャラクターが千差万別です。
この多様性は、自分の興味に基づいてコミュニティを選別・構築するコネクテッドコネクターの気質に合致しています。
共鳴する価値観
コネクテッドコネクターとプロレスファンは、共通の価値観を持っています。
SNSを通じて情報を共有し、選手と交流する。ストーリーに感情移入し、自分自身のアイデンティティをそこに投影する。
彼らはプロレスの創造性に魅了され、自分にぴったりの「推し」を見つけ出します。
世界を広げ、深めている
両者は相互に影響を与え合っています。
オンラインでの共創を通じて、プロレスの世界を広げ、深めているからです。
ファンコミュニティを自ら企画し、プロレスの意義を社会に発信して認知度を高めることもできるでしょう。
喜ばしい変化
コネクテッドコネクターとプロレスファンは、もともと高い親和性を持っています。
プロレスを通じて自己実現を図り、楽しみながら社会に影響を与えていきます。
その可能性に気づいているファンが増えることは、非常に喜ばしい変化ではないでしょうか。
新しい情熱の形
プロレスは、コネクテッドコネクターにとって理想的なエンターテインメントです。
高いストーリー性、オンラインでの親和性、そして多様性。
これらの要素は、彼らのライフスタイルに完璧にフィットします。
プロレスは、これからの時代を生きる人たちの新しい趣味やパッションになり得るのです。
物語の一部になりたい
かつてプロレス界では、リング上の出来事は「そこだけの真実」として完結していました。
しかし、現代のコネクテッドコネクターは、その境界線を軽々と飛び越えます。
人間心理において、人は「物語の一部になりたい」という根源的な欲求を持っています。
解釈の拡散
かつての「UWF」の台頭や「1.4事変」のような衝撃的な事件が起きた際、ファンはただの目撃者でした。
しかし、今のコネクテッドコネクターは、SNSを通じて事件の「解釈」を拡散し、時には選手側の反応を誘発することで、現実の闘いに介入していくのです。
共創されるリアル
これは、情報の受け手が発信者へと転換される革命的な構造です。
選手が発した一言が、ファンの投稿によって多層的な意味を持ち、それが次の試合の伏線となります。
この「共創されるリアル」こそが、従来のプロレス界の常識を覆す新しい闘いの形となりえます。
ゆくゆくはコネクテッドコネクターという「接続者」たちが、選手の孤独な闘いを社会全体のうねりへと変容させていくでしょう。
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