【プロレス観戦記】赤の魂THE LIVE~赤の魂13周年記念興業10~(2026年1月18日・日)

せかぷろ

赤の魂THE LIVE~赤の魂13周年記念興業10~

(2026年1月18日・日・西鉄ホール:観衆356人・満員)

イントロダクション

2026年初のプロレス観戦は、久々の赤の魂。調べてみたら赤の魂大会は、2014年5月12日のさざんぴあ博多大会以来なんと12年ぶり!

考えてみたら、赤の魂大会って平日が多くてスケジュール的に難しかった印象があるし、ここ数年は介護に時間とられて博多行きも自粛していたから、よくよく考えたら仕方なかったのだ。

このようにスケジュール合わないと12年ぶりとか普通におきるんだなあ、と改めて感嘆。

最初は正直どうなんだろうと思うところもあったけど、地道に大会を打ち続けてこられた事は素直に賞賛したい。

さて、今回の会場は西鉄ホール。日曜日に借りるのが至難の業と言われている会場だが、日曜は幸いにも私が休みを取れる。

で、一月の大会スケジュールをみると広島でも大会がおこなわれていたのだが、なんと開催日が全く同じ日!

しかし、広島は昼夜興行でもあり、帰りの便に不安があったため、余裕ができる赤の魂を選んだという次第。

ところが赤の魂でチケット買おうとしたら最安値の席は既に完売。

やむなく2番目に安い席を購入する事になった。

下関→西鉄ホール

試合開始は13時だったので、高速バスも10時台で間に合いそうだったのだが、少し時間に余裕が欲しくて、1時間早い便で博多行きすることに。

幸いな事に一月とは思えない陽気で非常に出かけやすかったのだが、なぜか季節外れの黄砂が押し寄せて、雪の代わりに降っているため、街全体がぼんやりしてみえる。

早い便ででたせいか、博多までは非常にスムーズに到着。

しかし、補助席まで埋まったバスからなかなか降りられない。順番的に仕方ない部分もあるが、逆に早くきて正解だと思った。

開場まで時間があるので、西鉄福岡駅ビル内で久々に昼飯を食べてから、最上階の西鉄ホールへ。

行きのバスで座りっぱなしだったしばらく談笑してから中に入ると、ザ・ローリングモンキーのムサシさんが、対戦カードの発表をしているところだった。

前説では、さらに今回特別ゲストとして来場していたCIMAが呼び出される。リングに上がったCIMAは昨晩朝5時まで飲んでいたことを明かしていたが、フリーランスは大変だなあと思わされた。

しかし、CIMAの登場はこれ一度きりでは終わらなかったのだが。

昭和歌謡ショー

12年前は存在していなかった昭和歌謡ショーがオープニングに。ミュージカルで活躍されてらっしゃる方々が、お馴染みの昭和歌謡縛りで歌唱披露。

そりゃ、私くらいの年齢になればどの曲もどストライクでわかるけど、会場の人たちはどうだったんだろうか?

この歌謡ショーが30分あって、ようやく大会がスタートした。

オープニングマッチ

女子プロレスシングルマッチ
MIRAI 対 ×しのせ愛梨紗(8分54秒ラリアット→片エビ固め)

東京女子でデビューして、スターダムからマリーゴールドを経て、現在はみちのくプロレス所属になったMIRAI。

残念ながら所属時にマリゴを生観戦できなかったため、コンプリートには至らなかったが、最新のMIRAIの試合は私も見たかった。

一方のしのせは、飛鳥プロレスの篠瀬三十七の息女で、アイスリボンでデビューした選手。いわゆる2世レスラーだが、こちらではまず見る機会がない選手なので、どういう試合をするのか?

立ち上がりは自分のコールを要求して、会場をあっためる両選手だったが、組み合うと意外にもオーソドックスな展開に。

そういえば東京女子時代からMIRAIのシングルマッチを生で見たことなかったし、最近だと1.4東京女子で、遠藤有栖からベルト奪取した試合くらいで、あまり頭の中にデータが入ってなくて、みていてすごく新鮮だった。

対するしのせも非常に基本的な動きがしっかりしていて、全く危なげなかったのは想定外だった。

MIRAIがグラウンドに行く前に自分からボストンクラブを仕掛けたり割と積極的な攻めが目立っていた。

ただ、キャリア4年のしのせに比べると、7年のキャリアを誇るMIRAIは終始落ち着いた感じ。場数と経験からくる余裕みたいなものが、試合からは感じられた。

しのせも悪くはなかったんだけど、やはり飛鳥プロレスとhotシュシュだけでなく、いろんな経験を積んで欲しいな、と思った。

メジャーに行けというわけではないが、場数の違いはいかんともし難い。まだまだ成長の余地があるし、私としては、今後も機会があれば試合をみてみたい選手の一人になったのは間違いない。

第二試合

黒潮TOKYOジャパン 対 ×通天閣下(6分36秒スクールボーイ)

記憶が正しければ、7年前の博多スターレーンラスト大会のメインで竹下幸之介とシングルマッチをやっている黒潮TOKYOジャパンことイケメン。

生で見るのはそれ以来という事になる。そして通天閣下は、SNSで繋がっているものの、試合を生観戦するのは初めてで、こちらも楽しみな一戦。

そもそもイケメンの入場が長いのは皆織り込み済みだったと思うが、博多初登場の通天閣下がどんな入場してくるのか、全くデータがない。

で、青コーナーからCHAGE&ASKAの「YAH YAH YAH」が流れてきたのだが、イントロからノーカットだったため、サビにくるまでがそこそこ長い。

しかも通天閣下がどれだけ入場に凝っても、イケメンの入場に抵抗するのはかなり難しい。

案の定たっぷり時間を取ったイケメンは、会場の空気を全てかっさらっていく。

一曲まるまる使い切ったあげく、アンコールまでおきて、この試合のリングアナだったミュージカル俳優さんがコールしづらそうにしていたのが面白かった。

ところが試合がはじまると今度は逆立ちで勝負しはじめてなかなか組み合わない。

そこまで焦らしに焦らしたイケメンだったが、割とサクサクと通天閣下を仕留めにかかる。

これに焦ったのか、通天閣下は最終兵器の投入を予告。流れてきたのは「I Like Cola」!

閣下が投入した最終兵器はCIMA!しかし、気持ちよく歓声を浴びるCIMAはなかなかリングインしない。

焦る通天閣下がCIMAを呼び寄せた隙に、イケメンがするっとスクールボーイで丸め込み、あっさり勝利。

最終兵器が全く機能しなかった通天閣下、いいところなく完敗となってしまった試合になってしまった。

第三試合

菊タロー 対 ×くいしんぼう仮面(11分57秒シャイニング菊ザード)

博多初となるらしい名物対決。何度かみてはきているが、こちらもかなり久々になるので、楽しみなカード。

今更前談でどうのこうのいう必要がないだけに、ただひたすら出されたものを楽しむとしたい。

さすがプロレス界の伝統芸能だけあって、序盤からお客さんもわかっているし、くい菊の2人もわかっている展開。

今回は何もせずに帰ろうとするムーブが少し長かったかもしれない。

とはいえ、新しいお約束もきちんと交えているから油断がならない。

最近見た中では、レフェリー巻き込み型はあまり見ていなかったので、今回それが見られたのは新鮮だった。

毎度みていて思うのは、この2人にしかできない間合いやネタが必ずあることと、年数重ねても常にお客さんにうけることが本当に素晴らしいと思う。

2人とも大阪プロレスを退団してから久しいけど、大阪の持ち味を消さずにアップデートもしつつ、どんな時代でも必ず笑いを提供できているというのが凄いところ。

今ではもうお笑いプロレスもプロレスの一部として十分認知されているけど、その基礎は大半この2人が生み出したのだから、やはり大したものだと言わずにはいられなかった。

試合は、急に足を引き摺り出した菊タローがシャイニング菊ザードで、くいしんぼうを下したが、試合後も痛めた?膝をかばうように急に足を引きずってリングをあとにしていた。

休憩

この間を利用して、リングではミュージカル俳優さんとの5ショット撮影会。会場横では、各選手の売店が設置。

会場では、ムサシさんがクリアファイルをサイン付きで販売していた。

しかし、私が気づいた時は、ムサシさんがむちゃくちゃ遠くにいらしていたのと、休憩があと数分で終わるタイミングだったため、手を挙げられずじまい。

座っている席がちょうど真ん中あたりで、こちらも出づらい場所にいたのは失敗だった。

セミファイナル

新泉浩司&○越中詩郎&関茂隆真&岩崎永遠 対 ディアブロ&アズールドラゴン&渡辺壮馬&×トゥルエノ・ゲレーロ(16分28秒パワーボム→エビ固め)

こちらも豪華な8人タッグ。ディアブロと西鉄ホールといえば、獣神サンダー・ライガーとのシングルマッチを今でも思い出す。

何気に混ざっているゲレーロには是非存在感を発揮してもらいたいところである。

で、越中のコールが終わるやいなや、ディアブロ軍が急襲。そのまま場外に雪崩れ込んであちこちで乱戦が展開された。

私の席の近くでは、越中やゲレーロが派手にやり合っており、特にレジェンドに対して臆せず向かっていくゲレーロが印象深かった。

この乱戦からリングに戻ると、ディアブロやアズールが新泉を捕獲してローンバトルの展開に持っていく。

寄せ集めとはいえ、試合巧者のアズールとベテランのディアブロが息ぴったりで猛攻を繰り広げ、新泉は大ピンチ。

しかし、要所要所でレジェンド越中が元気いっぱいで出てくると、さすがのヒール軍もやりにくそう。

途中、パートナーの関茂や岩崎をうまい具合に使い、今度はゲレーロを孤立させると、伝家の宝刀パワーボムが炸裂。

そのまま押さえ込んで越中が貫禄の勝利!

やはりレジェンドとはいえ、越中のコンディションの良さは際立つものがあった。

メインイベント

×入江茂弘&渡瀬瑞基 対 〇マグニチュード岸和田&大門寺崇(20分13秒ラリアット→片エビ固め)

DDT時代から同門として行動を共にする事が多かった入江と渡瀬。

ある意味で師弟コンビと言っていい2人だが、敵はとにかく凶暴な岸和田兄さんと、最近九州地区でも試合数が増えてきた大門寺となれば油断はできない。

試合前から相手が入江ということもあり、岸和田兄さんはイキリたち、自ら先発を買ってでると、入江も呼応。

脚を折ってやる!と勇む岸和田兄さんだったが、入江と渡瀬は逆に岸和田兄さんに対して徹底的な足殺しにとりかかる。

もともと連携に関しては問題ない2人だけに、意思の疎通もばっちり。

かわるがわるの足攻撃に悶絶する岸和田兄さんはなんとかこの猛攻をたえぬいて大門寺にスイッチ。

ガンプロの実質的エースである渡瀬と、大門寺の攻防は見応え充分。本人たち同士も手ごたえがあったようで、こちらとしてももう少し見たかった。

終盤では岸和田対入江の一騎打ちの様相を呈し、激しい攻防を二転三転しながら、試合は20分ごえ。

最後は岸和田兄さんの左からのラリアットで強引に入江を押さえ込んで、岸和田&大門寺が勝利。

しかし、勝ったのに収まらない岸和田兄さんは、なおも入江に突っかかっていき大乱戦。

どうにか両者をわけた大門寺が、赤の魂の辛島オーナーをリングに呼び寄せ、そのままエンディングに向かっていった。

エンディング

オーナーから「全選手リングに上がってください」との呼びかけに、全員がリングに上がったものの、またしても入江と岸和田兄さんが小競り合い。

なんとか2人をわけたあとは、記念撮影…ではなく、辛島オーナーの昭和歌謡ショー。

しかし、歌の途中で何人かのお客さんが帰り始めたので、リング上からオーナーが「まだ帰るな!」とツッコミを入れ出す。

ワンコーラス歌い切ったあと、オーナーの「赤の〜!」「魂ーっ!」のコール&レスポンスで無事大会の幕は降りたのだった。

後記

大会が13時スタートで16時終わりだったので結構ギリギリ。

なんとかバスには間にあった。

しかし早朝からバスに乗り、西鉄ホールでも座りっぱなしで、また帰りのバスも座りっぱなし。結構きつかったのは事実。

それでも今回の大会は楽しかった!なんでも10回連続の満員らしいし、このクオリティなら納得するしかない。

12年後と言わずまた観にきます!ありがとうございました!

 

 

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