プロレス的発想の転換のすすめ(39)全てはプロレスに翻訳できる!
ひみつ道具
今回は翻訳の話をします。
プロレスヲタやっていてよかったのは、全ての体験がプロレスに変換・翻訳できて、自分の中に腹落ちさせることができることです。まさに、ドラえもんの翻訳コンニャクも真っ青なひみつ道具、それがプロレスなのです。
ここからは私が体験した三例をご紹介しましょう。
①裏アキレス腱固め
これを体験したのは骨盤矯正です。通常骨盤矯正は男性が体験できないケースが多いのですけど、たまたま練習台になる機会があり、施術を受けていたら、まさに裏アキレス腱固めとしか思えないストレッチがあって、施術していただいている間、ずっと「UWFプロレスメインテーマ」が脳内再生されてました。
もちろんストレッチなんで、実際に関節決められたわけではないのですが、どんなジャンルも真理は共通しているのだな、と痛感した体験でした。
②ロメロスペシャル
この骨盤矯正体験をしたあと、タイ式古式マッサージの先生に①の話をしたら「(タイ式古式マッサージにも)プロレス技があるよ」といわれびっくり。
先生曰く「テレビでライガーがやっていたロメロスペシャルがまんま古式マッサージと同じ決め方」だったそうです。
違いはロメロスペシャルが文字通り吊り天井なのに対し、きめられる側が下になり、先生が上に引っ張り上げる形になることでいわば「逆ロメロすスペシャル」になるらしく、すっかり興味が沸いた私は空いた時間でタイ式マッサージの体験をすべく手ぐすね引いてまっております。
当然かけられている時には頭の中で「怒りの獣神」が流れているはずです。
③卍固め
先月末、はじめてヨガを体験しました。私はもともと極度の冷え性と、低体温、身体の痛みになやんでいたので、その改善目的で行ったのですが、なんとここで体験したのが卍固め。オリジナルと異なるのは、「技をかける側がいないこと」。
絵的には透明人間に私が卍固めをかけられていると想像してみてください。ちなみに先生は支えているだけなので、決めに行っているわけではありません(笑)
しかし、理論上では卍固めとなんら変わらないので、一人でやってもストレッチ効果はめちゃくちゃあるわけです。そりゃ本式で、かっちり決まったら間違いなく即時ギブアップものです。
もちろんこの時に「炎のファイター」が脳内再生されていたことは言うまでもありません。
無縁な世界で出会うプロレス
ほかにもヨガにはプロレスのトレーニングに近い要素がたくさんあり(ちなみにヨガにも「ロメロスペシャル」があるそうです)、まさに目からウロコな気分でした。
私はリングに上がって実際にプロレスをするより、一見するとプロレスとは無縁な世界でプロレスに出会うことに、よりよろこびを見出しています。
我流のトレー二ングは
ですから、こんな出会いがたくさんあると、たまらなくハッピーになれるんですね。
でも卍固めは痛かったです。我流でトレーニングしてきたことがいかに間違っていたかも思い知らされましたね。
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