インクレディブル・ハルク(原題: The Incredible Hulk)2008年アメリカ映画:上映時間:112分
あらすじ
09年12月3日鑑賞。
兵士強化実験のための研究(第二次世界大戦中に中止された、キャプテン・アメリカ誕生の結果となった実験)を行っていたブルース・バナー(エドワード・ノートン)は、研究の成功を確信し自らの肉体を使って実験を行った。しかし実験は失敗し、ブルースは緑色の巨人へと変貌。軍から追われる身となったブルースはブラジルのリオデジャネイロに潜伏、武道家に師事し、変身の原因となる感情の制御方法を学びながら、「ブルー」と名乗る研究者の協力のもと、体を元に戻す方法を模索していた。しかし、感情の制御は容易ではなく、研究も詳細なデータが無いため上手くいかず、焦りばかりが募っていく。(あらすじはWikipediaより)
ドシリアスに走る
これも元ネタ知らないのだが、なんとなくコミックはみたことがあって、その程度の知識しかない。
もともとどういう話しだったのかわからないけど、最近のアメコミものは基本的にドシリアスに走る傾向が多々あるような気がしてならない。
悲劇の主人公なのに
そのくせ原作キャラには忠実たらんとするから、CGのハルクはマンガチックな動きを見せる。
悲劇の主人公なのに、変身後がマッチョになると言うのもなんか食べ合わせが悪いというか。
もとがマンガなんだから、もっと開き直ってもいいのに。ハルクというとどうしても私なんかはホーガンの方を思い浮かべてしまうので、開放感が少ないというか。
なぜ、ヒクソンが?
悪い意味でスパイダーマンの影響強すぎないかなあ...あれはサム.ライミという特別な人が料理したから、成功した例であって、かなりの線で原作無視しているし^^
そして、これもなぜだか日本の...あ、いや、「彼」の場合は世界的にも有名人なんだけど、なぜだか主人公の「怒り」を押さえる修行につきあっているのが、あのヒクソン.グレイシー!!
何か違う
いや、格闘家が別に映画出ちゃいけないとは言わないよ。彼はあっちでも有名人なんだし。でもなんか違う感じがしたんだよなあ...
アメコミの世界にグレイシー柔術は消化が悪いというか...まあ、リアリティー嗜好が悪い方向に出た結果のような気がしてならない。考え過ぎかなあ?とにかく途中の展開がたるくて寝ちゃいそうになった。ちょっと過度な期待しすぎたかなあ...