1990年代の大阪遠征⑤ サウナで観戦した四天王プロレス
サウナの想い出
今回は、大阪編における旅に付随した想い出話です。
なんせ大阪へ行った回数が多すぎるので、どれがいつの想い出か?わからなくなっているためです。
まず思い出されるのが、サウナに行った時の話です。
サウナで見た全日本
その日は日帰りではなく、泊まりにしていました。
普段はカプセルホテルに宿泊していたのですが、大阪の友人が付き合ってくれて24時間営業のサウナにはいりました。
サウナの中に入ると、ちょうど全日本プロレス中継がはじまりました。
時を忘れて
放送内容はやはり大阪で行われていたチャンピオンカーニバルの三沢光晴対川田利明だったと思います。
実はこの試合も生観戦しているんですが、あまりの熱戦に我々は時を忘れて見入ってしまいました。
文字通り手に汗握る
この試合の結末は30分時間切れ引き分け。
つまり私たちは30分以上もサウナの中で文字通り手に汗握りながら、プロレスを観ていた事になります。
だいたい普段サウナに入っても10分すれば外に出る私が、時間の経つのも忘れて三沢対川田に熱中してしまったとはいえ、3倍の時間サウナに入り続けたら普通体調が悪くなりそうなものです。
熱戦を語り合う
しかし、その時は不思議と何ともならなかったんですよね。
もちろんその後こんな危険な真似は二度としませんでしたが、外に出た我々はサウナ室でみた熱戦をひとしきり語り合い、その日は休憩室で一泊しました。
観劇でも来阪
このように、基本的にはプロレスにまみれていた私でしたが、プロレス以外にも大阪に行くことがありました。
それは観劇のためです。
とはいえ、週刊プロレス投稿常連会プレッシャーに入会するまでは、演劇とは何の関係もない生活を送ってきました。
芸名の元ネタは
それがわざわざ大阪まで舞台を見に行くようになったのは、同期入会した会員に劇団員がいたからです。
彼の芸名は魔人ハンターミツルギ。と聞いてアンテナに引っかかったなら、あなたは特撮マニアか演劇好きかのどちらかです。
芸名の元ネタである「魔人ハンター ミツルギ」は、1973年1月8日から同年3月26日まで、フジテレビ系で毎週月曜19:00 – 19:30に全12話が放送された特撮TV番組です。
なかなかのツワモノ
巨大神ミツルギと宇宙怪獣の戦闘シーンには「アニクリエーション」と称する人形アニメ技法が用いられたことでも知られています。
日本特撮ではかなり意欲的な取り組みでしたが、製作費がかさんだため、わずか12話で放送は終了してしまいました。
そんな激レアな特撮番組のタイトルを芸名にした彼もなかなかのツワモノなわけですが、次回はそんな観劇の想い出を書いてみます。