【プロレス入場テーマ曲】 プロレス的音楽徒然草 ROCK HOUSE(nWoのテーマ)

[プロレス入場テーマ曲]プロレス的音楽徒然草

プロレス的音楽徒然草 ROCK HOUSE(nWoのテーマ)

nWoの原点:ROCK HOUSE

今回は90年代に世界のプロレスシーンを席巻したnWo(ニュー・ワールド・オーダー)のテーマ曲である「ROCK HOUSE」をご紹介します。日本におけるnWoのテーマといえば、ぶっちゃけ蝶野正洋選手の入場テーマ曲である「CRASH」を思い浮かべるのではないでしょうか。

オリジナル曲の正体

しかし、WCWでブレイクしたオリジナルnWoの入場テーマはこの「ROCK HOUSE」なのです。正直なところ、私もnWoといえば「CRASH」のイメージが浮かんでしまいますが、やはりあれは蝶野正洋さんのための楽曲だと思うのです。

新世界秩序の語源

nWoとは「New World Order」の略で、もともとは国際政治用語であり、日本語では「新世界秩序」を意味します。これは新しい国際秩序を表す言葉であり、第三次世界大戦を避けるためには現在の主権独立国家を廃止し、世界政府が管理する恒久的な平和体制が必要不可欠とする概念として使われています。

世界を揺らした演説

アメリカの大統領が湾岸戦争前に連邦議会で演説した「新世界秩序へ向けて」によって、世の中にこの言葉が広く知れ渡るようになりました。

プロレス界への革命

nWoは革命的なグループであり、プロレスを永遠に変えた歴史的な運動体でした。nWoのロゴをあしらったTシャツはデザインの良さと、Tシャツを渡してメンバーを勧誘する儀式からプロレス界を超えた人気を呼び、90年代後半にはファッションとしても流行しました。

日本へ波及した熱狂

nWoというユニット形態は、WCWのみならず他団体へも大きな影響を与えました。日本では当時WCWと業務提携関係にあった新日本プロレスにおいて、蝶野正洋・天山広吉らが「nWoジャパン」を結成。後に武藤敬司らも参加して一大ムーブメントを巻き起こしました。

伝説的ユニットの系譜

蝶野と武藤(グレート・ムタ)はWCWの大会にも参戦しており、WCW側からの選手派遣も行われました。その後、提携解消に伴い、前年にnWoを脱退した蝶野によって結成された「TEAM 2000」に吸収される形となりました。

米本土への侵略計画

もともとのnWoは、1995年のUWFによる新日本プロレス侵攻にヒントを得たエリック・ビショフ氏が、アメリカ本土での「侵略アングル」というアイデアを形にしたものです。当時、ケビン・ナッシュ選手とスコット・ホール選手はWWF(現・WWE)からWCWに移籍したばかりで、当初はWWFからの侵入者と見なされていました。

WCWを乗っ取る使命

彼らの使命が「WCWを乗っ取ること」であったという事実も、そのストーリーを強力に後押ししました。nWoのアングルはWCWにとって最も成功したもので、テレビ視聴率争いでWWFを抜く原動力となりました。しかし、過剰に使い古されて飽きられることとなり、やがてグループの没落へとつながっていきました。

調査続く謎の作曲家

「ROCK HOUSE」は、フランク・シェリーという方が作曲されています。発表は2009年とも言われていますが、作曲者を含めた詳細なデータは乏しく、現在も調査を継続中です。

真のテーマ曲への確信

正直なところ、私は「World Wrestling Theme Library」シリーズに収録されたオリジナル版や、WCWのテーマ曲集のバージョンを聴くうちに、「やはりROCK HOUSEこそがnWoのテーマ曲なのだ」という確信を抱くに至りました。

日本独自の進化と選択

WCWの中継も見ていましたが、当時は正直それほど印象に残りませんでした。ましてや「nWo=蝶野正洋」というイメージが強く、オリジナルメンバーがほぼ登場しなかった新日本プロレスのnWoジャパンには、ROCK HOUSEは不要だったのかもしれません。

バレットクラブへの継承

しかし時を経て、この「ROCK HOUSE」のリミックスバージョンは、後のBULLET CLUB(バレットクラブ)のテーマ曲へと引き継がれていきます。ROCK HOUSEもありものの曲にセリフや効果音を被せたものですが、同じ手法でBULLET CLUBのテーマ曲が作られているのは大変興味深いですね。

対照的なヒールの意志

同タイプのユニット、Los Ingobernables de Japónの内藤哲也選手はnWoの影響を否定していますが、同じヒールユニットであるBULLET CLUBが、nWoの影響を隠さず継承している点は非常に興味深いポイントです。

ロッドマンの殿堂入り

なお、米プロバスケットボールNBAの元スター選手で“悪童”ことデニス・ロッドマン氏が、2026年度の名誉殿堂「ホール・オブ・フェイム」入りしたことが発表されました。

ロッドマン氏は1997年3月に米WCWに登場し、「nWo」に加入しました。

二つの競技で頂点へ

1997年7月にはホーガン選手とタッグを組み、レックス・ルガー&ザ・ジャイアントと対戦。敗北を喫したものの世界中で話題となりました。

ロッドマン氏は2011年にNBAで殿堂入りしており、これで異なる2つの競技で殿堂者となったのです。

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