プロレス的音楽徒然草 another side of (PEPSIMAN)
激レアな入場曲
今回はプロレスリングFREEDOMSが誇る職人レスラー、GENTARO選手のテーマ曲「another side of (PEPSIMAN)」をご紹介します。実はこの楽曲、音源がYouTubeなどには存在しません。
演奏しているD.B.M.N.(ドーベルマン)というバンドが発売したアルバム『collection of rare skins』に収録されていますが、リリースが2002年と古いため、CDはすでに絶版。ネットオークションでも比較的高値がついているプレミア盤なのです。このアルバムに収録された全6曲のうち、4曲目に収められているのが「another side of (PEPSIMAN)」です。
職人GENTARO
GENTARO選手といえば、九州・山口地方以外でもその名が広く知られた実力派です。学生プロレスを経て、1999年5月8日に「レッスル夢ファクトリー」にてF.M-TAROとしてデビューしました。
2001年にはKAIENTAI DOJOへ移籍し、リングネームを現在の「GENTARO」に改名。DDTプロレスリングやアパッチプロレス軍を経て、2009年8月のプロレスリングFREEDOMS設立に携わります。2012年には脳梗塞に見舞われましたが、懸命なリハビリの末、2014年5月2日のFREEDOMS後楽園ホール大会で見事に復帰を果たしました。
黒豹のもう一つの顔
さて、GENTARO選手のもう一つの顔「ナスティ・ブラックパンサー」についてはあまり語られていないため、この機会に触れてみたいと思います。
最近こそFREEDOMSの選手として頻繁に九州・山口方面で試合をしているGENTARO選手ですが、かつて覆面レスラーとして活躍した時代を覚えているオールドファンは意外に多いものです。世代によっては、ナスティ・ブラックパンサーとしての知名度が、本名のGENTARO選手を上回ることもあるほどです。
異彩を放つスタイル
ナスティ・ブラックパンサーがどのような選手かというと、私の主観では「ショーン・マイケルズを思い切りチャラくして、黒いマスクを被せた」ようなキャラクターです。
当時の得意技は、マイケルズと同じ「スイート・チン・ミュージック(顎を蹴り上げるキック)」。何ともいえない異彩を放つレスラーでした。強烈な印象を残した彼ですが、年月を経てGENTARO選手の体格も変化したため、本人による再現は事実上難しくなっています。
二代目の登場を期待
そこで私は以前、FREEDOMS代表の佐々木貴選手に「2代目ナスティ・ブラックパンサー」の登場をリクエストしたことがあります。もし本人たちにその気があれば、将来的に「GENTARO対ナスティ・ブラックパンサー」という夢のカードが見られるかもしれません。
その佇まいや卓越した技術に憧れてプロレス界入りした選手がいるのも事実です。21世紀のリングで、再びナスティ・ブラックパンサーの勇姿を観たいと願わずにはいられません。
入手困難な名曲
話は逸れましたが、「another side of (PEPSIMAN)」はバンドや楽曲自体のデータが乏しく、CDの入手も困難という「マニア泣かせ」の一曲です。再発売やデジタル配信が待たれますが、今のところその兆候はありません。
一方で、ナスティ・ブラックパンサーのテーマ曲はジャネット・ジャクソンの「BLACK CAT」であるため、こちらは現在でも入手が容易です。
キャリアが古いほどテーマ曲の入手は難しいと思われがちですが、現役選手の曲であっても手に入りにくいものは存在します。その代表格こそが、この「another side of (PEPSIMAN)」なのです。
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