[プロレス旅日記] 福岡見聞録2023前編・天神編
春先に
旅の発端は春先に発表になった東京女子プロレスとGLEATの日程からスタートする。
最近、再び会場を抑えるのが難しいとされる西鉄ホール。
体調にも
上半期はどこの団体も使わないので、こないのかな?と思っていたら、GLEATが6月24日、東京女子が翌6月25日に大会を開催するという。
通常だと、日帰りを決行するところだが、血液ガンを患ってからは、体調にも気をつけていかないといけない。
博多初の外泊
したがって、悩みに悩んだ末博多では初の外泊という手段をとった。
ただし泊まりにすると、日帰りなら使える土日祝日専用の、小倉⇔博多間で利用できる「とくとく切符」が使えない。
ソニックで博多入り
したがって、在来線を走る特急ソニックで博多入りし、天神までバス移動してからチェックインして、西鉄ホールに向かうという計画をたてた。
ついでに藤崎まで足を伸ばして東京女子プロレス開始前までヴァンヴェール珈琲にも行ってみようと思いついたのである。
旅の幅も広がり
多少時間はかかるけど、たまには新幹線でなくてもいいだろう。
泊まりを選択した事で、旅の幅も広がった。
退屈しない
まさか生観戦40年目にして、こんな体験ができるとは夢にも思わなかった。
つくづくプロレスに纏わる事では退屈しないもんである。
所要時間は
ソニックの車窓から眺める景色は新幹線の上から見下ろし、あっという間に過ぎ去る風景とはまた異なる。
しかも、停車駅は二つしかないため、殆ど新幹線と所要時間は変わらない。
ゲストハウス
ソニックからバスで天神まで行き、裏通りを抜けた一角にゲストハウスがあった。目当ての宿である。
これが中洲だと夜は非常に怖いんだが、少し離れた天神だとそこまででもない気がするから不思議だ。
いわゆる民泊
今回利用したのはいわゆる民泊で、ホテルではない。
いろんなところを削った結果だが、ゲストハウスは、西鉄ホールから意外と近い場所にあった。
日本語が怪しい
民泊は初体験だが、プロレスがなかったら、多分利用しない。
受付のおばさんは明らかに日本語が怪しい人だったし、貴重品さえ手離さなければ問題あるまい。
懐かしい匂い
20代の頃はサウナやカプセルホテルばかり泊まり歩いていたので、なんか懐かしい匂いがした。
まあ、土日泊で5000円ちょいなら妥当だろう。現金オンリーは痛かったけど。
GLEAT終わりで
早めにチェックインできたので、前金払って、少し休憩した後、西鉄ホールに徒歩で向かう。
GLEAT終わりで締めのラーメンと洒落込むことに。博多に来たらラーメンだけど、この日はとんこつの気分ではなかったので、西鉄ホール階下のお店で味噌ラーメンを注文。
意外とあっさりしたお味で満足できた。とんこつに飽きた人が来るんだろう。結構繁盛していた。
腹も心も満たされて
さて、腹も心も満たされて宿へ戻る。
宿には午前11時までいていいとのこと。普通のホテルより融通がきくのも民泊のいいところである。
6時間眠れたら
夜はインスタのラジプロ(広島)ライブでプロレス話をしつつ、石川孝志や、高木功の話で盛り上がり、ゆっくり眠れたのもありがたかった。
自宅ほどくつろげなかったが、それでも6時間眠れたら御の字。
こうしてGLEATの余韻に包まれて1日目は終了した。
周りの様子を
朝起きて服薬してから、昨日のGLEAT観戦記を寝転びながら書いていた。
観戦記書きながら周りの様子に聞き耳を立てていると、どうも日本人は私だけみたい。
英語じゃない外国語
あちこちから英語じゃない外国語が聞こえてきたからだ。
天神はもちろん日本なんだけど、なんだかアジアの何処かの国に来た気分だった。
天神駅へ
やがて1人抜け2人抜けしていく中で、そろそろタイムリミットが迫ってきたので、私も出立することに。
宿のおばさんはわざわざ出てきてくれて、玄関先で見送ってくれた。
変なところで日本に順応していたのが面白いなあと感じながら、地下鉄・天神駅を目指して歩き出した。