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[アニメ感想] 2017年秋アニメ完走分感想文 干物妹うまるちゃんR

『干物妹!うまるちゃん』(ひもうと うまるちゃん)は、サンカクヘッドによる日本のギャグ漫画作品。東京都八王子市近郊を舞台に、外では才色兼備で完璧だが家ではグータラに過ごす女子高生「うまる」と、その兄「タイヘイ」の日常を綴ったギャグ漫画である。有名作品やサブカルなどのパロディが小ネタとして随所に散りばめられているのも特徴。(解説はwikipediaより)


うまる待望の二期!とは言えうまるの二面性も、変身も既にお馴染みになった分、新機軸を打ち出すにはやや弱い。むしろ新しいことをはじめるより、一期の世界観を大事にした方が、賢い選択というものだろう。そういう意味では目新しさはないものの、二期の描き方は正しかったと思う。

強いて言うなら、一期ではまだ友達になりきれてなかった妹sが二期では本格的に友達になり、4人の美少女がキャッキャウフフする様は、萌え系アニメのお手本のよう。その一方で個性的な男性キャラはやや煽りを食らってしまった様子に見えた。

うまるといえば特徴的電波系のオープニングで、曲調まで自在にうまる〜ん、と変身してしまう自由奔放さは、一期オープニングにまさるとも劣らない。うまるん体操も系統としては同列だが、こちらも超個性的!


やはりキャストと絵柄のベストマッチがこの作品のキモだし、一作目と違い、それぞれのキャラクターを深掘りしていく描き方は、二期の王道だと思う。激しく路線を逸脱せずに、きちんとうまるワールドをていねいに描いていただけで、「うまるちゃんR」は価値ある作品だったと私は思う。

あとは三期からあとを飽きられずにどう作っていくかなんだけど、日常ものはとかく「偉大なるマンネリ」になりやすいし、あまたあるライバルと異なる新機軸をいかにして打ち出すかが課題だろうなあ。









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