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[アニメソング] アニメ的音楽徒然草 星のストレンジャー

2017年は生誕50周年の記念イヤーということで、劇場アニメ超人ロックのテーマ曲、STR!Xの「星のストレンジャー」をご紹介いたします。

原作ファンである私は実を言うと、いまだにこの作品を見ていません。アニメ版ロックが作られたのは、1984年。まだまだ原作のイメージを完全にアニメ化するには 、技術的にも厳しい時代でした。

そもそも原作者の聖悠紀さんは、当初超人ロックのアニメ化には乗り気ではありませんでした。

私が想像するに聖悠紀さんがキャラクターデザインとして参加された超電磁マシーンボルテスVや、闘将ダイモスといった作品では、聖さんのキャラクターデザインを下敷きにアニメ流に翻案された形になっていたことが大きかったと思われます。

とはいえ80年代には既に絶大なる人気を誇っていた作品だけに、アニメ化を希望する声は業界内外にも強くありました。

そこで折衷案として、超人ロックのイメージアルバムが発売になるわけです。

タリスマンが手がけたこのシリーズはアニメ化を待望していたロックファンのニーズにも合致してました。加えてタリスマンの音楽性の高さも内外に知らしめました。

しかし、アニメ化された際には音楽にタリスマンのタの字もありませんでした。個人的にアニメの音楽を担当した淡海吾郎さんも好きでして、アニメ版のサントラも購入したほどです。

ところが、劇場版超人ロックの主題歌である「星のストレンジャー」は、サントラ盤では、インストゥルメンタルしか収録されておらず、ガッカリした思い出があります。そればかりか、堀江美都子さんが歌われた挿入歌Rainbow Bridgeも入っておらず、要はBGMだけのアルバムだったわけですね。

そのせいもあったし、下関で上映がなかったこともあり、結局劇場版超人ロックは、未だに見ていないわけです。しかしながら、STR!Xが歌う「星のストレンジャー」は名曲であることは、私にも疑いようがありません。

ところが、未だに「星のストレンジャー」と「Rainbow Bridge」は入手が困難な楽曲になってます。

STR!Xは、テレビアニメ「よろしくメカドック」のオープニング、エンディングも手がけているのですが、こちらは比較的入手しやすいのに、扱いに差がありすぎるなあ、と私なぞはブーたれておるわけです。

劇場版超人ロックが作られて四半世紀以上になりますが、私もそれなりに歳もとりましたし、死ぬまでには観ておこうかな、とも思うようになりました。超人ロックと出会った当時はまだ10代だった私も、それくらいの心境の変化を感じるくらいには年齢を重ねてしまいました。

私がどう変わろうが、どう老いさらばえようが、不老不死の超人ロックと、不滅の名曲である「星のストレンジャー」は永遠にアニメ界に輝き続けていくことでしょう。








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