[アニメ感想] 2017年春アニメ完走分感想文 リトルウイッチアカデミア
2017/07/12
16歳のアッコは幼いころ見たシャイニィシャリオの魔法ショーに憧れ、魔女になるため「ルーナノヴァ魔法学校」を目指す。ホウキに乗れないアッコは、ブライトンベリーの停留所で出会ったロッテのホウキに乗せてもらうが、スーシィと一緒にアルクトゥルスの森に落ちてしまう。そこでシャリオの杖「シャイニィロッド」を発見。アーシュラ先生の助けで森を抜け出し、なんとか入学式にたどりつく。シャリオは魔法界では評価されておらず、授業でも失敗ばかりのアッコだが、持ち前の明るさで問題を乗り越えてゆく。やがてアッコはシャイニィロッドに秘められた「アルクトゥルスの7つの言の葉」をひとつひとつ蘇らせていく。新任のクロワ先生は現代魔法でアッコを魅了するが、アーシュラ先生は警戒する。やがて二人の魔女の過去が明らかになる。（あらすじはwikipediaより）
弱虫ペダル同様、2017年1月よりスタートしたオリジナルアニメ。製作は「キルラキル」などを手掛けたスタジオTRIGGER。監督はグレンラガンでメカニックデザインを担当していた吉成曜監督。
アニメミライ版という形で先行公開された劇場版とは異なり、いちから書き起こされたオリジナルシリーズ。劇場版という下敷きがあるにしても、オリジナルアニメを半年やれるというのがまずすごいし、その分量にも関わらず、クオリティをおとすことなく駆け抜けたのがまず素晴らしい。
作画、ストーリーともに申し分ない。ベテランと若手の力がかみ合った素晴らしい作品だったと思う。
特に後半の盛り上がり方は魔（法少）女ものとは思えない熱量で、本当にグレンラガンを彷彿とさせる、熱くて、でもだからこそ感動できる素晴らしい展開だった。
アーシュラ先生ことシャイニーシャリオを演じた日髙のり子さんと、クロワ先生を演じた竹内順子さんというベテラン勢の演技も絵に負けてなかったし、主人公アッコを演じた潘めぐみさんらが中心になった声優陣の演技はどれも素晴らしく、毎週みるのが楽しみで仕方なかった。
本当、これほどのクオリティを保った作品というのは早々お目にかかれない。それを思うと非常に贅沢をさせてもらったなという気がしている。
