19時女子プロレス19(2010年7月15日・木・埼玉・アイスリボン道場)
イントロダクション
だいたい19時の場合は片手にシャーペン持ってノートに書き出しながらみている。USTREM観戦は撮影しない分、書き込みをみながら、画面を追いながら試合を書き続けている。だいたいとりとめもなく書いていくので短くて3ページ。多いときで6ページびっしり書き込んだノートを使っている。
で、今回はどうだったか....
新日本もなにげに19時を意識しているとか。でも客層かぶらないでしょ。あっちたは地上波もあるんだし、気にしてもね...
最近はぴったり19時に始まるので気持ちがいい。でも今回はギリギリ着。
今回のMCはマッドマックスではなくてフツーに都宮ちい。で、実況はGENTAROがFREEDAMSの興業でいないので(ちいはGENTAZROが飲み会に行った、最悪ーと、いっていたが...)代打はチャンゴ。この人も言葉数は多くないけど、いい実況をする。そしてアドバイスとかも的確だし。
なにげに前日のアイス大会で葛西純に勝った事を自慢するちい。まあ、ちいの方は1カウントでフォール勝ちというルールだったらしいけど、天下の葛西からフォールを奪うというのは凄いことだ。
オープニング
本日15日が19時女子19戦目。まあ数字は中途半端だが、節目には違いない。サプライズも期待ー...ってちいがいうと全く期待していないように聞こえる^^
インタビューでは真琴、帯広両者とも19回目を意識した発言。特に真琴はこの試合を通じて帯広に伝えたいことがあるという。
かつては史上最弱と言われた道を通ってきた真琴の言いたいこととは....??
しかし、そんな盛り上がりもちいの「ぱちぱちぱち」という口拍手^^で台無しに。全くこの女は^^みればみるほど、すごさが伝わってくる。いろんな意味で。いや、リング上は凄いのよ。確かに。
でも自分の口から清純派を名乗るのだけはやめてくれ。あんたを基準にすると清純派はこの世からいなくなってしまう^^
しかも毎回言っているけど、試合後の帯広が書き込みをみてにやにやしているのを「気持ち悪い」って言い続けているし^^
レフェリーはさくらさん...ってさっきまでストリームでつぶやいていたよな...カメラのうつっていないところでは何しているんだか....
15分一本勝負
○真琴(W・W・ニー→体固め)●帯広さやか
ゴングと共にぐるっと一周する両者。組み合うかと思いきや、真琴が「女子プロレスの投げ行くぞー」といって首投げからアームホイップ二連発。ロープに帯広の両腕を固定して長さを生かした足攻撃。顔面踏みつけ。こういうのはいいね。体を大きく見せるというのはレスラーの必須条件。男女ともにこれ重要。
そして19時ではある種誰しもが帯広に決めてしまうようになったキャメルクラッチ。真琴は更に頭をはたいてクロスフェース気味に決めていく。
ここでチャンゴがいきなりギャラの話を...もらったモノは...さくらんぼ。って現物支給かよっ!早くも書き込みに「さくらんぼチャンゴ」の文字が踊る。本人は嫌がっていたけど、たぶん定着するな^^前回もらったのはマカラらしい...
基本ノーギャラの19時でなぜ、チャンゴだけ??
試合に戻ると、帯広がキャメルから逃れて、スタンドに戻り今度はお返しの首投げから胴じめに。だが、まだ力任せの感じ。ハム子に決めたときもそう
だが、かけた方がスタミナロスしている感じ。
なので胴じめの足首を真琴に取られ膝を決めた状態でトーホールドに移行される。いったんは帯広が返すモノの再び、膝を決められトーホールド。真琴は足技が得意だとちい。関節技が綺麗ともいっていた。彼女が割と試合でまともな事言うのは珍しい。
だが、しっかり「膝悪い人多いですけど、自分膝丈夫なんでケガしないし」とさらっと自慢するのも忘れない^^
ストンピングから左腕殺しに移行する真琴。この辺の流れは全くスムーズ。そしてまたロープに帯広を固定すると足でのど元を締め上げる。
いったんはアームバーに行った帯広だが、すぐに攻守を入れ替えられてロックアップから足をすくわれて今度はボストンクラブに移行する真琴。
ここで5分経過。いつも時計見ていないちいがちゃんと進行している^^
そして「レフェリーが帯広より」「マットたたいたときレフェリー手を痛がっていましたよ」となぜか矛先がさくらさんに向かう実況陣。
ロープに振られた帯広がここでカウンターのドロップキック3連発で反撃。コーナーに登るも真琴がこれをデッドリードライブに切って落とす。そしてスタンドからのその場投げのショルダースルー。カウンター式でないのが女子プロ方式らしい。
いったんはボディスラムねらいに行く帯広を体格差でつぶす真琴。しかし再び立ち上がるとチョップ合戦。今回は手打ちになっていなかった。
そして今度は帯広がボストンに行くのだが、まだ力任せに締め上げているだけなので攻め疲れしている。真琴の余裕はここでも消えない。逆にパワーではじき返される。高い壁だ。
ここからは帯広がくらいついて行く展開。コーナーに詰めてのチョップはよかったが、フェースクラッシュで切り替えされる。しかこれをブリッヂではね返す帯広。
真琴そろそろ仕上げに入ったか、側転からのWニー...しかし帯広これをよけてまたコーナーに...のぼってのミサイル2連発。
しかし真琴の起き上がりが早く(帯広今回はもたもたはしていなかったが)3回目はそのままドラゴンリングインしてしまった帯広。逆に今度はミサイルを真琴に決められてしまう。
そして変形の抱え込み式?に近いキャメルクラッチで帯広の腰をエビぞらせる真琴。これは精神的にもきつい。
だが、ブレーンバスターをスモールパッケージで切り返すとスクールボーイそしてコーナーからの回転エビで丸め込みにかかる帯広。クラッチの甘さはだいぶんなくなってきたモノの、まだ真琴には余裕がある。
そして真琴ブレーンバスターからサマーソルトドロップ。そして今度は側転Wニーほ決めて、3カウント。
10分47秒。真琴完勝。
インタビュー
試合後のインタビュー。真琴まずは「帯広のチョップはよくなっている」とほめてチャンゴも「体重がのっていた」とまずは評価。しかし真琴が言いたかったこととは...
「帯広は試合後書き込みをみてがむしゃらさが足りないとか、下を向いているという指摘をみて落ち込んでいたけど、自分はもっとひどいこと書かれたり、言われたりしてきた。団体の代表としてそれはどうなんだ?」というもの。
史上最弱からスタートして今は団体の顔になりつつある真琴の言葉だけに重いものがあった。そしてプロレスは一人で出来るモノではないとも。そうだね。みんながいてこそのプロレスだし、なかなか一人だと思っちゃうと周りが見えないモノね。
そんな真琴、増量に成功して51キロ→58キロになったとも。60キロオーバーしたら無差別のベルト作りたいとも(しかしこれはさくらさんが試合後つぶやきで即否定)。
で。勝利者インタビューの締めが「帯広の作ったオビライスが食べたい」と真琴。これが口火になって帯広を「オビライス」呼ばわりするちい。そして書き込みには「さくらんぼがライスを呼び込んだ」とも。
もう名前で呼ばれていないって....
だが、試合後も視聴者数が伸び続け、今回は400越えがインタビューの時。これは「大会自体が浸透してきた」とさくらさんも評価。
そして帯広インタビュー。「自分ではそう言うつもりはないけど、書かれていると言うことはそういう事なんだと思います」と一言。だが、書き込みにもあったけれど、「壁があるのは成長の証」というのは賛同^^
チャンゴからは「新人というのは最高のキャラクターだよ」と名言がプレゼントされた。いいこと言うね。「相手に向かっていく熱さがあればいい」
その通りだと思う。悩みが先に行きすぎて体がついて行っていない部分はあるけど、打撃技ではすこしずつ気持ちが出てくるようになっているし。
だが、こんないいシーンもちいの「がんばれー」という心のない言葉で台無しに^^
後記
次回は明日、平日の昼間にアイス興業、夜が19時女子というハードスケジュール。しかも3連戦第2戦の相手はさくらえみ!!
これは一筋縄ではいかないだけにどうなるのか。さくらさんの試合自体は
19時でしかみていないから、この間のおんな巌流島以来か。33歳で体重詐称^^しててもまだまだ伸びしろもっている相手だからね。何も考えずに
思い切りぶつかっていけばいいと思う。
ちなみに今回のノートのページ数は5ページ。巌流島の時が倍以上だったから、これが10ページくらいつかえるようになったときが帯広、一人前になった証かも。頑張って!