[プロレス用語辞典](マ行) 松江だんだんプロレス
2010年誕生
今回のプロレス用語辞典は、島根に拠点を置いて活動している松江だんだんプロレスです。
松江だんだんプロレスは、総合格闘技団体「YAMATO」を母体として2010年5月に誕生した社会人プロレス団体です。
2011年旗揚げ
プロレスを通じた地域活性化を進んで行っていますが、2011年までは自主興行はほとんどなく、総合格闘技イベントでの中での提供試合や他県の社会人プロレス団体への参戦しかなかったのです。
しかし、徐々にお祭りやイベントなどにも呼ばれるようになり、2011年5月15日、松江城大会が旗揚げとなりました。
他団体との交流
旗揚げ戦では岡山のOPGが対戦相手となって、初期の中心選手はこの時にデビューしています。
このように、松江だんだんプロレスは、山陰に根を張るローカル団体ですが、主に西日本の社会人プロレスと交流があります。
最初に開国した相手
北九州を拠点にしている社会人プロレス団体「がむしゃらプロレス」が、最初に「開国」した相手であり、初めて全面対抗戦を行った団体でもあります。
がむしゃらプロレスが他団体と交流するようになっていったきっかけは、松江だんだんプロレスだったのです。
山陰統一王座
松江だんだんプロレスの管理タイトルは、山陰のプロレス好きが結成したプロレスを応援しているSWA(山陰レスリング同盟)が認定する、松江だんだんプロレスと鳥取だらずプロレスの統一王座(シングル・タッグ)があります。
ほかにも松江だんだんプロレス独自の「MWGP」というベルトもあります。
流出した
これは、がむしゃらプロレスとの対抗戦時に誕生したベルトです。
がむしゃらプロレス視点から見ると、がむしゃらプロレスの看板でもある、GWAタッグを奪取した初めての「外敵」が松江だんだんプロレスでした。
返り討ちに
流出したタッグベルトを追って、選手と一緒に松江まで観戦に行ったのもよい思い出です。
もっとも、結果は敵地で返り討ちにあい、帰り道の車内がお通夜状態になってしまいました(笑)
母の故郷
そんな感じの遠征でしたが、今となっては全てが楽しい想い出に変わっています。
私ごとですが、松江は母の生地でして、小さい頃から何度となく行っていた場所です。
ポジティブな思い出
しかし、松江にはネガティブな思い出しかなく、苦手な土地でもありました。
私は。だんプロの皆さんと知り合えた事で、はじめてポジティブな思い出を上書きできたのです。
そういう事も含めて、松江だんだんプロレスの皆さんには感謝しかないですね。