[プロレス入場テーマ曲] プロレス的音楽徒然草 DEVIL(葛西純のテーマ)

[プロレス入場テーマ曲]プロレス的音楽徒然草

プロレス的音楽徒然草 DEVIL(葛西純のテーマ)

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狂猿の入場テーマ

今回はデスマッチモンキー、”狂猿”葛西純選手のテーマ曲として、すっかり定着している、cocobatの「DEVIL」のご紹介です。

cocobat(ココバット)は、日本のヘヴィメタル・バンドで、1991年に結成されました。

cocobatの由来

cocobatというバンド名の由来は、プロレスラー、ボボ・ブラジル選手の得意技、ココナッツ・ヘッドバットからきています。

「DEVIL」は1998年に発表された「TSUKIOOKAMI」というミニアルバムの4曲目に入っています。

TSUKIOOKAMI

ちなみに「TSUKIOOKAMI」には、バンド名の由来となったボボ・ブラジル選手をモチーフにしたと思われる「BOBO」という曲が一曲目に入っています。

また、アルバム表題曲の「TSUKIOOKAMI」は、格闘家の佐藤ルミナ選手の入場テーマ曲になっています。

カルト的な人気を誇る

葛西純選手は、1998年に大日本プロレスでデビューしています。

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割った蛍光灯などで自身の体を切り裂くなど、その過激なパフォーマンスは他者の追随を許さず、カルト的な人気を誇る日本プロレス界切ってのハードコアレスラーとして知られています。

イラストはプロ級

また、似顔絵やイラストはプロ級の腕前で週刊ゴングでは連載も持っていました。素人時代には格闘技通信にたびたび投稿しており、投稿常連だったという一面ももっています。

ちなみに「DEVIL」について、葛西選手はインタビューで

「昔はよく聴いてたんですけど、子どもができてからめっきり聴かなくなっちゃいましたね。」(デスマッチのカリスマ、葛西純が語る人生観「俺の生きてる意味がここにあった」より)

と語っています。

暗いタイプだった

もともと音楽はお姉さんの影響で聞いていたそうです。

本当は楽器をやっているやつはモテるので、バンド活動もやってみたかったそうですが、楽器の演奏ができなかったため、高校時代は「ひたすら柔道部でベンチプレスばっかりやってた、暗いタイプだった」と語っています。

プロレスを超えたものが

葛西選手は一方でマット界いちの子煩悩でも知られています。そんな葛西選手がなぜデスマッチをやり続けているのか?

葛西選手曰く「デスマッチはより自分らしさを表現できるし、戦ってても生きてる実感を得られるんですよね。まあ、「プロレスを超えたものがデスマッチ」だと思っているので。」とのことです。

不遇の時代

実際、大日本を退団してから復帰するまで葛西選手はデスマッチを封印していた時期があるのですが、正直この時期の葛西選手は不遇の時代だったと私も思います。

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言い方は悪いですが、当時の葛西選手は前座のコミカルファイターでしかなく、現在のカリスマオーラは微塵も感じませんでした。

実はアリもの

そんな葛西選手がデスマッチに回帰して、カリスマと呼ばれるまでになったというのは、長い間みてきた人間としては非常に感慨深いものがあります。

「DEVIL」はまさに葛西選手のために用意されたような曲ですが、実はアリものの曲なのです。おまけに曲の時間も1分49秒と恐ろしく短い作品です。

大・葛西コールとセット

アリものですので、配信等では著作権の関係で差し替えられることも珍しくはありません。

しかし、葛西選手の試合に「DEVIL」は不可欠ですし、「DEVIL」にのっかって「大・葛西コール」をするところまでがセットだと私は思っています。

葛西選手は特別

この盛り上がりを早く再体験したくて、私は「DEVIL」を聴くたびに一人で「葛西コール」をしてしまうのです。もちろん誰もいないところで、ですけどね。

通常、私は黙ってプロレスを見るほうですが、葛西さんの入場だけは「特別」なのです。

だからこそ、早く会場で声出し解禁になってくれないかなあ、と心から思ってます。

プロレス的音楽徒然草
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