プロレス“ザ・モンスター”ハラダの「今月はこれを聴こうぜ!」入場テーマ曲・名曲5選!03
はじめに
この記事は、プロレスの入場テーマに興味をもってもらったあなたに向けてかいています。
そんなあなたに、私ことプロレス“ザ・モンスター”ハラダが、おすすめしたいプロレスの入場テーマ曲5選をこれから紹介していきます。
選んだ基準はアクセス数やキーワード検索で、上位にきた記事をもとに書いております。
ということで、今回の「これを聴こうぜ!」5選はこちらになります!
目次
①サンライズ
②BLUE EYED SOUL
③威風堂々
④Zero to Sixty Five(フリーライドサーファー)
⑤TWO HEARTS
①サンライズ
まずご紹介したいのは、スタン・ハンセン選手の全日時代のテーマ「サンライズ」です。
会場使用版は冒頭に奏でられるギターと、馬のいななきに鞭の音が入った部分は、ケニー・ロジャース(Kenny Rogers)の「君に夢中」(So In Love With You)という曲が入っており、正確には「君に夢中」(プラス鞭の音、馬のいななき)+MORTION+サンライズ(MOTIONとサンライズは「スペクトラム」というバンドの曲)という三曲合体の構成になっています。
会場使用版「サンライズ」は、単に異なる三曲を繋ぎ合わせたものではありません。SEを足し、一部分のメロディを抽出し、歌詞部分をカットした労作なのです。くわしくはもと記事に書いていますので、ぜひご覧ください!
②BLUE EYES SOUL
Blue-Eyed Soulは、人間風車の異名をもつ、故・ビル・ロビンソンの入場テーマ曲として知られ、現在では彼の最後の直弟子・鈴木秀樹選手の入場テーマ曲になっています。
実はブルー・アイド・ソウルという言葉には、和製R&Bなどと似たような自嘲的な響きがあったそうです。そのためか?一時期この曲は「人間風車のテーマ」として紹介されていました。
この曲はロビンソン先取以外にもいろいろな選手の入場テーマ曲として使用されました。もと記事にはくわしくかいています。
③威風堂々
「威風堂々」マッチョマン・ランディ・サベージのテーマ曲です。マッチョマンの入場に使われている箇所は、威風堂々の中でも一番盛り上がる終盤の部分ですね。
このようにクラシックでは一部だけ使われるというのは珍しいことではありません。もっともマッチョマンの曲はWCW時代にたくさん増えてしまいましたが、ご本人の肉声入りのnWoバージョンを含めても、WWF時代の威風堂々には敵わないと私は思っています。
実はWWF版の音源には諸説あって、「これではないか?」という結論めいたことをもと記事では書いています。
④Zero to Sixty Five(フリーライドサーファー)
Zero to Sixty Five(フリーライドサーファー)は、国際プロレス時代から、新日本参戦時にアニマル浜口選手が使用していた曲です。
浜口さんの立ち位置は、野球で言えばピッチャーに対するキャッチャーのような感じでした。国際軍団時代にはラッシャー木村さんを、維新軍団からジャパンプロレス時代は長州力選手を、そしてWARで復帰した時は天龍選手を献身的にサポートして、活躍しました。
それでいて常に闘志全開の小気味よいファイトを信条としてましたから、ついた二つ名は「闘将」。まさにその名にふさわしい活躍ぶりは、ファンだけでなく同業のプロレスラーにも影響を与えました。モと記事では詳細を書いています。
⑤TWO HEARTS
「TWO HEARTS」は、馳浩氏の現役時代のテーマ曲です。
実は会場で使用されたのはヴォーカルを抜いた再編集版なんですが、アルバムではしっかりJOHN PARRの歌声を聞くことができます。このTWO HEARTSはその翌年に発売になったアルバム「Running the Endless Mile」の一曲目に入っていますが、このアルバム、なぜか日本ではずっとCD化されていないという定説がずっとあって、私もうかつにそれを信じておりました。
終わりに
とまあこんな感じでひとくちに「入場テーマ曲」といってもその成り立ちや、背景はそれぞれ大きく異なっています。ぜひ、これを機会にプロレス入場テーマ曲の魅力にはまっていただけると、大変うれしく思います。