プロレス想い出回想録 ブルースブロディ氏との奇妙な縁⑥生涯かけて追求したラーメン屋巡り
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ブルースブロディ氏が生涯かけて追求していたのが、ラーメン屋巡りだった。
時に場所は福岡になり、北九州になり、山口県になりしていたが、遠方の友がやってくるとあっては、見逃すわけにはいかない。
何より彼がやってくると、結構な確率で面白いことがおきたので、私自身もわくわくしていたのだ。そのひとつをご紹介しよう。約10年くらい前、福岡にきたブルースブロディ氏を福岡の友人たちと歓待した時の事である。
白昼夢だった?
目当ての長浜ラーメンにいくまで、時間があったので、福岡の裏通りを散策することになった。
その時、突然路地から黒装束の忍者が現れて、そのまま去っていったのだ。日中のいい天気の都会にいきなり現れた忍者に、しばし我々は呆然としたことを覚えている。
あれは白昼夢だったのか?なんだったのか?いまだによくわからない。
デビル雅美さんと
北九州では、宿題になっていた隠れソウルフードを散策したり、デビル雅美さんの働くお漬物屋にいったり、いろいろと楽しい思い出がある。
下関を含めて宇部方面まででかけてラーメン屋巡りをしたのもいい思い出である。宇部から川棚までいって瓦そばを食べたりもした。
観戦したわけではないが、現在の下関におけるプロレスの会場になっている海峡メッセ展示市市場に隣接する海峡ゆめタワーにも登った。
階段デスマッチ?
行きはエレベーターで展望台にあがって帰りは途中から階段を使って降りていった。「ここで階段デスマッチをやったら面白い」とかたわいもない会話をしていたのを思い出す。
今考えると男二人で何をやっていたのか?疑問には思うのだが、今にして思うと何気ない会話や、出来事が貴重な思い出になって自分の脳裏に沁みついている。
その全てが二度と体験できない貴重な一期一会だったことに今更ながら気づかされている。