プロレス想い出回想録 ブルースブロディ氏との奇妙な縁①ラジオで知ったはがき職人
プレッシャーの名物会員
週刊プロレス投稿常連会プレッシャーには、さまざまな会員がいて、割と癖の強いメンバーが揃っていた。一人一人書いて残すと、キリがないくらいだが、今回はペンネーム「ブルースブロディ」氏のお話をしたいと思う。
実は当コラムで、プレッシャーの話を書き出した時、最初は彼の話をするつもりだったが、結果的に別な記憶の扉が開いたため、別な内容になってしまった。
ブルースブロディ氏とは?
さて、ブルースブロディ氏とは何者か?
最近のプロレスファンにわかりやすく説明しておくと、彼は私とは違い、プレッシャーに入る前から、各方面で活躍していたいわゆる「ハガキ職人」である。
彼は非常にたくさんのペンネームを使用していたが、ここでは、週刊プロレスの読者投稿欄で主に使っていた「ブルースブロディ」名義で統一していく。
コサキンとは?
ブルースブロディ氏と私が最終に出会ったのは、2022年にも特番で復活するラジオ番組「コサキン」である。
Wikipediaによると
コサキン(Kosakin)は、浅井企画の後輩・先輩で親友同士でもあるお笑いタレントの小堺一機と関根勤がコンビで活動する際の名称、および2人がパーソナリティを務めた一連のラジオ番組の総称である。
とある。
非常に面白かった
学生時代に私はコサキンに何度となく投稿していたが、なかなか採用はされなかった。
しかし、ブルースブロディ氏は数多くの投稿が採用されており、しかもその内容が非常に面白かったのである。
当時発売されていたラジオの月刊誌で、ブルースブロディ氏は常連座談会にも参加している。
黒頭巾と鎖
雑誌に掲載された彼の写真は素顔ではなく、顔を黒頭巾で覆って鎖を持った姿で収まっていたのだ。
今考えると、非常にプロレスチックなんだけど、当時はなぜかプロレスとブルースブロディ氏を結びつけてはいなかった。
たぶん私が彼の姿を見たのは、この鎖ジャラジャラの黒頭巾姿なんだが、よもやこの時は後に実際に会って、仲良くなるなんて事は、想像もしていなかった。