5月12日。この日は長年の友人メディコ氏のお誘いで、メディコさんの友人の個展＆プロレス＆フード「ドロップキック」訪問のため、下松＆光市へ行ってきました。
私はかつて車屋の営業をやっていた時分、入社時から新人研修を笠戸島で受けていたので、若いころは煩雑にきてはいたのだけど、車屋やめて四半世紀たった今では、とんとご無沙汰。それもそのはずで、光市は下関から高速に乗っても片道2時間！新幹線だと周南で在来線に乗り換えてやっと着くレベルの場所。そうそういける場所ではないんですね。従って同じ県内なのにほぼ小旅行の体となるのです。
まず個展ですが、そもそも山口県にはギャラリーというものが皆無に等しく、画家さんが個展を開くにはどこも無駄な苦労を強いられるのですが、下関ですらその有様なんで、下松界隈ではいわずもがな。着いた会場は隣に新幹線の高架橋が隣接していて、騒音＆振動が半端ない状態。それでもギャラリーの隣で開かれている絵画教室にはたくさんの人が通ってきていたので、それはそれですげえなあと思いました。
個展をやってらした方は合気道もやっていらしたとかで、ひとしきり合気道談義で盛り上がりました。楽しかったですね。絵画も素晴らしいものでしたし、ああいう場所は貴重なんだろうなあと思いました。
個展会場をあとにしていよいよ向かった先はドロップキック！ドロキと略しちゃうと新宿の飲み屋になっちゃうので、フルネームで（笑）
一見すると選挙事務所かと思うようなでかい宝城カイリ選手の看板がドーンと飾ってあってまずびっくり！これで噂通りカイリ選手がＷＷＥ入りでもしようもんなら山口県初のディーヴァ誕生ということになるんだから、そりゃ気合入りますよねえ。
残念ながら4月22日の凱旋試合はいけなかったんですが、映像で見ることができました。やっぱ生で見たかったなあ。とか言いながら、店の奥では平成初期の新日の映像がずっと流れていて、どうしてもそっちが気になって仕方ない私。
出迎えてくださった店長さんはまだプロレスを勉強中とのこと。お店の中にところ狭しと飾られた展示物はほぼお兄さんの私物とか。残念ながらお兄さんはいらっしゃらなかったんですが、いたら多分２時間とはいわず半日居座ったでしょうね。
その「勉強中」の店長さんを相手にしても「通常営業」でブレーキの壊れた状態の私は、委細構わずオールドファッションなプロレストークをさく裂！客商売とはいえこんなのを相手にしていると店長さんも大変だろうなあと、もと客商売をやっていた私が、思い切り迷惑行為を働いている事実！どの口が他人事みたいな感想をいっているんだと思われるかもしれませんが、まあこれがいつもの私なんで、個人的には後悔もしてないし、ノー問題！
特に山口県×プロレスでは柳井市出身のキラー・シグマの話は欠かせないので、まずそこから話し出したら止まらなくなってしまいました。あ、キラー・シグマというのは、柔道出身で、海外でプロレスラーとして活躍した、最古の日本人ヒールと呼ばれている伝説の選手です。
世代が違うので、光とか下松というと、もとリングスの山本宜久選手が有名・・・だと思っていたんですが、よくよく考えたら彼が活躍していたのもう随分前の話。初代タイガーとか大谷、長州といったビッグネームは言わずもがなだけど、意外と知られていなんだなあと思いました。というかなぜ下関市民が光市市民に山本の話や、もと新日の営業本部長・上井さんの話までしているのか・・・・いや、上井さんはまだ下関の人だからいいんだけど・・・・
あまりに矢継ぎ早に色んな話をしたんで、店長さんは目を白黒させていました。当たり前だなあ。いきなりやってきて匕首のど元に突きつけるようなもんだしなあ（笑）おまけにツーショット写真でよくわからないなりにロングホーンポーズまでやってもらったし（爆）
注文したメニューはミゼットクラスでドリンク付きで500円！超破格！しかもおいしい！これが下関近郊だったら絶対月一で通っているなあ・・・・しかし光は往復するだけで8000円くらいかかるし（苦笑）ああ、悩ましい！
プロレスラーを呼んだイベントも定期的にやってるみたいで、6月10日にはあの藤田ミノルも来るらしい。というかその前に鈴木みのるを呼んでいるのはすごくねえか！いや、プロレス無人島な山口県でまさかこのような聖地があろうとは！まさに大阪で藤波戦を終えた時の前田日明のような心境でしたよ！
あまりに宝城カイリと関係ない話をしすぎたせいで、あっという間にお時間となってお店を後にしました。いや、楽しかったです！
今回は手ぶらだったけど、次回はなんかお宝をもっていってお兄さんと勝負したいなあ！いつでも挑戦まってますんで！いや、楽しみが増えたなあ。
個人的にはじめていったドロップキックは「最高」でした！ありがとうございました！！！！！
