[プロレス観戦記] 松江だんだんプロレス・DANDAN・BATTLEDIMENTION

せかぷろ

松江だんだんプロレス・DANDAN・BATTLEDIMENTION(2021年9月21日・島根県安来市総合文化ホール・アルテビア小ホール・配信観戦)

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はじめに

*配信なんで写真はありません。かわりにアーカイブのリンク張っておきます。まず動画を見て、観戦記はついででいいので読んでください。ここから先は完全主観の領域になります。

松江だんだんプロレス・DANDAN・BATTLEDIMENTION

*リンクを送ってくださったグレートカグラ選手、ありがとうございました。

イントロダクション

コロナ禍により、観戦にさまざまな制約ができたここ2年。通常なら生でしか見られない大会が、どんな形であれ配信で見られるのは、大変ありがたい。ましてや、私事ながら、当日は入院していたわけだし。

コロナ禍により2020年は開催できなかった松江だんだんプロレス、約1年半ぶりとなるのが本大会。今回はライブ配信だったのだが、新日のG1クライマックス大阪2日目と時間がバッティングしたため、やむをえずアーカイブ観戦になった。

理由は色々あるけど、流れ的にG1クライマックスみて、夜N-1 VICTORYみるつもりでいたので、単純に気持ちの問題。15日は昼間比較的空いていたので、一気見するには都合が良かった。

第1試合〜シングルマッチ20分一本勝負〜

(青)○岩原弘幸(鳥取だらずプロレス) Vs (赤)●KENZO(がむしゃらプロレス)

岩原は、棚ボタ弘至の名前で芸能活動もしているし、かつ棚ボタ名義で試合もしてるんで、デビュー三戦目同士といっても、リアルな三戦目になるKENZOとは事情が違う。

カメラが階上?からの撮影だったせいか、最初はリングの真ん中にいたKENZOが、だんだん岩原の間合いにずらされていくのがわかる。

リングサイドだとわかりにくいが、福岡国際センターみたいな会場だと、プロでもよくある光景。

KENZOにはいい勉強になったんじゃないかな?自分を生かしつつ、相手も活かして最後は自分が勝てるようになれたら、一人前なのだ。

第2試合〜6メンタッグマッチ30分一本勝負〜

(青) ハスマーン(岩国プロレス)&鉄生(がむしゃらプロレス)& ○ グレートカグラ  Vs(赤) ●葵&やんちゃマン(岩国プロレス)&シドニー昌太スティーブンス(岩国プロレス)

当初入る予定だった選手のかわりに、秘密兵器として、カグラに呼び込まれたのが、がむしゃらプロレスの鉄生。

正直、これは対戦相手の方が荷が重かろうという気持ちにはなった。

さて、岩国プロレスというと、がむしゃらプロレスファンにはシドニーしか呼ばれてないんで、ほかの選手ってどうなんだろう?という疑問はずっと抱いていた。

ぶっちゃけていうと、この6人タッグ、実況も触れていたんだが、ハスマーンとやんちゃマンの絡みが無駄に長い。

そして理屈が通らない動きばかりするから、何がしたいのか伝わらない。しかも一番試合で見せられるシドニーを、なぜかだいふ後まで温存しているという、わけのわからなさばかり目立つ展開だった。

一番の見せ場は、女性である葵がみるからに悪そうな鉄生に蹂躙される場面なんだが、これはお互いが持ち味を理解してるし申し分なかった。

シドニーは自分を活かせる鉄生にぶつかっていくので、当然試合を決めるのはカグラと葵しかいなくなる。見る側からしたら極めて選択肢の乏しい、ワクワクしない試合だった。

インサイドワークの達人カグラがどうにか締める形で試合は終わったが、内容はペラペラに近かった。

第3試合〜タッグマッチ30分一本勝負〜

(青)レオパルドン横山(フリー)&○野津朋也 Vs(赤)ガイナタイガー(鳥取だらずプロレス)&● スサノオKID

これは実力者同士のタッグで、本来ならもう2ランク上の内容でもおかしくない。

しかし、コロナ禍によるブランクは練習内容にも影響がでているようで、微妙に全体のリズムがずれている感じがしたのだ。

ラストのムーンサルトも飛距離がありすぎて、下の選手を飛び越えそうになっていた。

ただ、上からのカメラアングルでみる、横山のファルコンアローは非常に説得力があり、フィニッシャーの技より印象に残った。

期待値が高かった分、画面で見る分には少し消化不良な内容だったかな。

>h3>セミファイナル〜タッグマッチ45分一本勝負〜(青)●上原智也(OPG)&ラウザ(フリー) Vs(赤)嵐弾次郎(丹の国プロレス)&○KOZZY

セクシーターザン・ラウザが久々の山陰社会人の試合に参戦。パートナーはOPGのヒールユニット、ジョロキアの上原。

他団体でしかもベビーとヒール。その上滅多に組まないとなれば、さすがのスペシャリストでもおかしな間が生まれてしまうのか?

この試合も、顔ぶれの割にクオリティは期待したほど高いわけではなかった。全員できる選手集めても、質の良いタッグマッチにはならないのが、プロレスの難しいところだな、と見ていてつくづく感じさせられた。

メインイベント〜シングルマッチ60分一本勝負〜

(青)●ALLマイティ井上 Vs (赤)○ミステリコ•ヤマト

これは、今大会1のベストバウト。体格差で勝る井上と、テクニカルな攻防では定評のあるヤマトの試合。

序盤は脚に不安を抱える井上が、体格差で試合をひっぱるが、徐々にペースチェンジしていくヤマトが、場外戦を挟んでクレバーな攻防を展開。

テクニシャンのヤマトがグラウンドワークだけでなく、場外戦も駆使したのは、彼のプロレス頭脳の高さを示していた。

しかし、意外性でも井上はヤマトにバックドロップホールドを決めてみせ、試合は一進一退。

とはいえ、脚に明らかな不安がある井上としては、終盤もらった打撃は致命傷になってしまった。

本来なら2年前に行われていたこのカード。紆余曲折をへて今実現したのも、運命的なのかもしれない。

後記

イントロダクションで述べたとおり、アーカイブ観戦だったのだが、動画を撮影していた方が、実況をかねており、それが全部ライブコメントに向けて、うちわ受けのノリで語られていたため、途中から音声オフにして見ていた。

せめて、あとでライブコメントが読めれば良かったんだが、それがないと雑音にしかならなかったので。

まあ、でも一番は、会場に行かなければ、本来見られない大会を見られたことに尽きるので、それには本当に感謝している。

次回、年内最終興行が無事開催される事を病床より祈っている。






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