[プロレス観戦記] がむしゃら道場開きレポート (2013年3月31日 :がむしゃら道場~ プロレス居酒屋がむしゃら)

がむしゃらプロレス観戦記

がむしゃら道場開きレポート

(2013年3月31日 :がむしゃら道場~プロレス居酒屋がむしゃら)

イントロダクション

ふつう観戦記はなるべく熱いうちに書くんだけど、まさかの風邪でダウンしてしまうというアクシデントもあって遅くなりました。すいません。

道場がある片野という街は実をいうとはじめていく場所。三萩野女子高があるんだけど、実は高校の場所も知らなかったし^^

なんで公式発表のある地番に車を回したらどう見てもプロレスの練習には向かない住宅地に入ったのでおかしいなあと思っていたらその閑静な場所に金髪でグラサンで白装束のダイアナ秘書がスマートフォン片手にかなり焦ってどっかに電話してる場面に遭遇してしまった。

見た目ありえないくらい怪しい光景だったんだけど^^後で話を総合するとどうも地番と
登記上の地番が異なっていたのが真相だったらしい。正確には間違いではないんだけど間違っていたという。これはしかし仕事柄登記簿と縁がない人にはわからないだろう。

よって、県外人だけでなく地元の北九州勢までがこぞって漂流していた^^もともと関門トンネル渋滞を想定して早めに出てきたのは正解だった。

おかげで一番乗りして練習風景やレアな光景もみられたし^^それはそれでよしとしよう。

本当はご祝儀用意しようと思ったんだけど、ATMでお金降ろし忘れててこの後のパーティーの飲み代しかない状態だったんでしれっと黙って列席してしまったwww

道場の中に入るとまだ天井が半分残った状態になっていた。この上の空調を外して完成となるらしい。じゃないとコーナー最上段には立てないし・・・

でも本当プロでもありえないくらい設備の整った道場でこれはたぶん関東の目の肥えたファンが見ても驚くレベルだと思う。

ゆくゆくは一般の方もいっしょに運動や練習に参加できれば、というお話もあった。それはそれで素敵な事だとは思う^^

なにげにこの周りには運動施設も多く、メディアドーム、北体育館、市民球場など多数あって運動に適した場所ではあるのでそういう展開も将来的には可能だろう。

オープニング

来賓選手はコーチの阿蘇山選手、筑前りょう太理事長、藤田ミノル選手、そして特別ゲストの藤波辰爾選手!すげえ豪華!

やっぱドラゴンスープレックスがかかると実年齢は50に届こうというおっさんでも一瞬で少年ファンになってしまう!そういう魅力を持つドラゴンはやはりスーツ姿でもカッコいいレジェンドだった!

九州プロレスの筑前理事長は以前、魔界2号として新日にあがっていたとき、当時新日社長だった藤波さんに非常によくしてもらったそうでこの日も席を並べていろいろお話をされていた。

セレモニーやダンスタイムも繰り広げられ、ベリーダンスの時に食い入るようにダンサーを目で追ってたブル健さんの本気の目が別な意味で怖かった^^

その後道場マッチが二試合提供されたので、それについても触れておかないといけない、というかそれがメインだし^^

第一試合

●パンチくん対○七海健大

中身が同期生(同い年)対決と謡われていたこの試合だったが、やはり入場時に天井に頭があたりそうになる。天井があたるのは正面入り口側だけなんで奥の二つのコーナーからは普通に空中戦が仕掛けられる。が、試合序盤から荒れ模様な試合になり、なんと天井も凶器になり、場外乱闘もあるという結構ハードコアな展開になった。パンチくんには酒屋さんがスポンサーについたらしく新調した酒瓶で変幻自在の足殺しを見せ七海を苦しめた。

最後はやはりどうしても飛べない場所故か、スーパーノヴァの後にスライディングDを決めて七海が勝ったけど、やっぱ変幻自在なパンチくんの方が一枚上手だったかな?まともに
いってもすかされるし、かといってまごまごしてると試合もってかれるしやっぱ厄介な相手なんである。

今後イベント試合が増えると潮風市場みたいなケースも出てくるので特にその場その場に応じた対応力も今後道場で磨いていってほしい^^

第二試合

●鉄生&TOSSHI対 ○マスクドPT&ニコラス今中ジョリー

なんとLOCがコーナーに分かれての対決!普段は練習もユニットごとで時間をずらしている位徹底してるがむしゃらでは異例のタッグマッチ。

まあベテラン対若手という図式はあるんだけどその程度かな?後は連戦が続いてるTOSSHIとニコラスを敵対してる2人がパートナーとしてフォローするのかどうか?一歩間違えば試合が成り立たない可能性だってあった。

だがこのレアカードは意外なところで今年のベストマッチになったのだ。まず、心配したTOSSHIと鉄生は普段敵対してるのを忘れさせるかのような見事な連携ぶりで、ニコラスをしばし孤立無援にしたのである。

もともと同じLOCにいたころは機動力とパワーと若さが組み合わさったいいチームだったんだけどしばらく組んでないうちにそれぞれがレベルアップしていたのだ。

しかしこれに刺激を受けないほどPTはお人よしではない。ニコラスに激を飛ばし、満を持して入ってきてからは鬼のような活躍ぶり。特に鉄生とは普段闘えない分その感触を確かめてるような闘い方だった。

そして普段無欲であまり野心を語らない鉄生が本性むき出しでPTにつっかかっていく様をみてるとあらためて「強いヒール」にかじとりした新生LOC恐るべしを印象づけた。

最後はPTコースターの前に力尽きた鉄生だったがPTは憎まれ口を叩きながらも嬉しそうだったし、鉄生は悔しさを露わにして「ぜってぇあんたを超えてやる」とTOP越え宣言をしてみせた。そう仲良しこよしで集まってるわけではないので、これでいいと思う。常に上を目指す姿勢は大切なことだし。

ニコラスもTOSSHIもコンディションの悪い中よく戦いぬいたと思う。でも一言いうなら藤波さんの前でドラゴンスリーパーは使わない方がよかったかな^^どうせやるならこれで決めてやる!くらいの気持ちがないといけないと思うし、実際ドラゴン以外の選手が使っても基本フィニッシュにはもっていけてないのが現実なんだし^^そこは技を出す意味もちょっと頭にあるとなおよかったと思う。やるな!ということではなくてその技をセレクトした時点での気持ちが今回は伝わらなかったというだけのこと。

内容は悪くなかったんで次期待してます^^

祝賀会

で、場所をがむしゃらに移しての祝賀会も大いに盛り上がった。短い時間だったけど約30年ぶりに隣に並んだ藤波さんはやっぱでかくて恰好よかった。7歳の時たまたま見てたテレビにヤマハと組んで外国人選手と闘っていた若き日の藤波さんの姿が私のプロレス原体験なん
だけど、まさか40年の時を経てこうして同席できるなんて夢のようだった。

これもひとえにがむしゃらの選手、そしてマスターのおかげであることは言うまでもない。本当にマスターやみなさんと出会えて本当によかったなと思う。

でも、まさか私にごあいさつのご指名がかかるとは思わなかったんでかなり焦ったけど^^藤波さんが帰られた後でよかった・・・

やっぱここで出会う人間関係は本当に得難いものがあるし、はじめて会った人とも仲良くしゃべれるプロレスってやっぱいいなって本当に思う。ばあちゃんが自分に残してくれた一番の遺産であるプロレスをこれからもずっと大事にしていきたい。

ありがとうございました^^

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コメント

  1. PT より:

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    いつも観戦記ありがとうございます。
    レアなカードを楽しんでいただけて大変嬉しいです。
    鉄生はいい感じに強くなってきましたね。ラリアットもかなりの威力だし。
    おじさんには辛い相手になってきました(笑)

  2. 匿名 より:

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     お返事遅くなってすいません^^
    とてもいい試合でしたよ^^門司でも大活躍
    でしたね^-^今度はヘビーの番ですから大いに
    期待してます^^

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