プロレス的発想の転換のすすめ(109)喪失感とプロレス
立て続けに
今回は喪失感とプロレスのお話です。
2022年は立て続けに訃報が飛び込んできました。
心に穴が
個人的にも叔母と伯母が立て続けになくなり、心に穴があいた気分になっています。
さて、喪失感とは、自分が大切にしてきたものや人が失われてしまった、という気持ちです。
大きな喪失体験
プロレス界だとアントニオ猪木さん、アニメ界だと水木一郎アニキの訃報は、世代的にど真ん中な私にとっては、大きな喪失体験でした。
お二人とも著名人であることは間違いないのですが、自分の中に「これだ!」という根幹を作っていただいた方々でもあります。
その大きさを
失ってみて、その大きさを改めて思い知らされました。
2022年は、猪木さん、アニキに限らず、多くの著名人が鬼籍に入られた年でした。
喪失感を味わった一年
そういう意味では、たくさんの方が喪失感を味わった一年だったのではないでしょうか。
失ったものが大切であればあるほど、心の空虚な穴は大きくなります。
自分の一部を失ったような
喪失感は、その人が大切に思うものがあるからこそ生まれてくる感情です。
初めに大切に思うものがない虚無感とは違い、喪失感では失うことで、自分の一部を失ったような感覚に襲われます。
元の状態に
喪失感を感じているときは、気持ちが落ち込んでしまって、なにもやる気が起きなくなります。
この喪失感が大きいと寂しさ、悲しさも大きくなり、気持ちが落ち込むと元の状態に引き戻せなくなります。
目を背けても
しかし、喪失感から目を背けても、何も解決できません。
喪失感でいっぱいのとき、気持ちはとても緊張している状態です。
リラックス
こういう場合は、緊張をほどくためにリラックスする時間が必要になります。
私の場合は、ヨガを習っているので、週に2回はリラックスできる時間を作っています。
緊張をほぐす
ヨガほどでなくても、音楽を聴いたり、リラックスできるアロマを焚いたりする事など、緊張をほぐす方法はたくさんあります。
一人でいると、喪失感以外の感情がなかなか生まれてきません。
それぞれにあったリラックス
人によってはプロレス観戦も役に立つでしょう。
それぞれにあったリラックス時間は必要だと思います。
自分と向き合う
あるいは、喪失感の原因を誰かに話し、相談することで、喪失感を埋めていく方法が見つかるかもしれません。
喪失感で心に穴が開いている状態のとき、どうしても自分で解決できない場合は、対象喪失用のカウンセリングを受けるのもおすすめです。
何れにせよ、喪失感は放っておかないで、まず自分と向き合ってみることが大切だと、私は思います。