プロレス的発想の転換のすすめ(53)予測不能な闘い
一寸先はハプニング
本日は入院生活とプロレスの話です。
2021年9月13日から21日まで、人生初の入院生活を送っていました。
入院前は「入院生活=退屈なもの」というイメージを抱いていたのですが、意外にもそうはなりませんでした。
そもそも最初は検査入院と聞かされていたのが、最終的には患部の除去手術という大掛かりな話に。
まさにアントニオ猪木さんの名言を借りるまでもなく「人生、一寸先はハプニング」の連続だったのです。
現金が消える大ピンチ
入院当日、ネットでクレカの使えるタクシーを呼んだはずが、非対応の車を配車され、病棟に入る前に手持ちの現金がなくなりました。
入院してみると、病院内でカードが使えるのは精算窓口とコンビニのみ。
さらに、快適なネットライフを支えていたレンタルWi-Fiが、退院2日前に突然の機能停止。
序盤の優勢から一転、場外に放り出されたような不自由を強いられました。
複数ルートの確保
こういう時に選択肢(サブミッションや裏拳のような予備動作)を複数持っておくと、慌てずにすみます。
理屈で考えるだけでなく、スッと次の選択肢が浮かぶ習慣があれば、どんな奇襲を受けても冷静でいられます。
ハプニングは続きます。
台風通過後の猛暑で病室のクーラーが故障。痛みと寝汗で眠れぬ夜を過ごしましたが、これも「デトックスという名の過酷な特訓」と捉えれば、悪いことばかりではありません。
苦境を越えて好転
実際、この日を境に痛みは引き、痛み止めさえあれば平時のコンディションに近づけました。
まさに逆転のカウント2.9です。
退院時も、確実にカード対応のタクシー会社を呼んだはずが、機械トラブルでまたしても現金払い。
コンビニでおろしておいた軍資金が綺麗になくなりました。
このように予想通りにいかない、筋書きのないドラマだからこそ、人生という「闘い」は面白いわけです。
画面越しの熱狂
これだけでも退屈しませんでしたが、今の時代は配信サービスが充実しています。
ベッドの上からでも、新日本プロレスや各団体の熱い「闘い」を全国各地からリアルタイムで観戦できました。
ネットを通じて試合の感想を仲間とシェアできたのも、孤独な入院生活ではありがたい支えでした。
現金のみの対応しかできないような、旧態依然としたシステムでは、これからの厳しい「闘い」を勝ち抜くことは難しいでしょう。
明日への道を拓く
巷で使われる「アップデート」という表現はあまり好きではありませんが、言い方を変えるならば「人は歩みを止めた時に、そして挑戦を諦めた時に年老いていくのだ」と思います。
選択肢は一択ではなく複数持つことで、ハプニングすらも楽しむ。
入院生活の8日間で得た経験は、私にとって大きな「一足」となりました。
それが、明日を生きるための道を作ってくれたのだと、退院後にしみじみと感じています。
魂を燃やす入院生活
振り返れば、入院生活もまた自分自身との孤独な「闘い」でした。
リングの上で何度倒れても立ち上がるプロレスラーの姿は、病室で天井を見上げる私に、折れない心を思い出させてくれました。
一寸先が闇ではなく、光り輝くハプニングに満ちた未来であると信じて。
迷わず行けよ、行けばわかるさ。私の病との闘いは、これからも人生の糧として、私の人生の芯になっていくことでしょう。
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