プロレス的発想の転換のすすめ(21) 人生というメインイベント
刻一刻と迫る試合時間
時間は有限、いわば「30分1本勝負」のゴングはすでに鳴っています。
今回は、あなたの生き方という「ライフスタイル」についてお話しします。
限られた持ち時間をどう使うかは、リング上での戦略と同じく、極めて重要な課題です。
勝利へのライフプラン
しかし、有限である時間に対してどう生きるか? どんな「ライフプラン」という名の勝負論を描いているのか?
自分のファイトスタイルを真剣に考えている方は、そう多くないように思います。
あなたは今、人生の後半戦をどう戦うつもりでしょうか?
ライフスタイルとは
ライフスタイルとは、辞書(コトバンク・流通用語辞典)では次のように定義されています。
ライフスタイル【life-style】 消費者が、所与の社会的、文化、経済的条件のもとで示す生活の態様をいう。消費者主体である消費者は、社会構造のなかで複数の地位と役割を担っているが、それに対応してライフスタイルの形態と範囲を限定している。消費者のもっているライフスタイルが消費行動を制約している場合もある。ライフスタイルは消費者がもつ価値観や哲学にも左右され、所得にも影響される。所得関連では、所得が高くなれば、それ相当の生活パターンを示す。
闘い抜くための肉体
リングに立ち続けるためには糧が必要です。日々の生活で仕事という「闘い」が占める割合が大きくなるのは、プロとして当然のことかもしれません。
しかし、オーバーワークで体を壊し、長期欠場(通院)を余儀なくされては元も子もありません。ボロボロになってからでは、ライフスタイルの強制リセットが必要になります。
理不尽なドクターストップ
私が以前勤務していた会社は、ことごとく通院に対して「無駄な時間」というスタンスでした。
「欠場している間は金は出せない」「動けない奴は戦力外だ」――そんな、レスラーの首を切るような非情な理屈が堂々とまかり通っていたのです。
フリーという名の無差別級
私にとって通院は、次の試合でベストパフォーマンスを出すためのコンディショニングでしたが、それが許されないなら退りぞくほかありません。
フリーランスになると「好きな時にプロレスを観に行けていいね」と羨ましがられますが、現実は甘くはありません。
万全の体調で会場へ
実際、2016年の観戦数はむしろ減少しました。
ですが、これに後悔はありません。仕事も趣味も、心身を「100%の状態」に仕上げなければ、真の意味で楽しむことはできないからです。
スタミナ切れの状態で名勝負を観ても、その熱狂は受け止めきれません。
欠場生活で知った真実
私は2年間の寝たきり生活という、長すぎる「欠場」を経験しました。
そこで痛感したのは、エネルギーが枯渇していれば、趣味を楽しむ権利すら得られないという現実です。
だからこそ、観戦という「闘い」の前には必ず鍼治療でメンテナンスし、万全のコンディションを作ります。
健康という最強の防衛策
病気という強敵に襲われなければ、ライフプランの見直しなど考えなかったでしょう。
昔の私なら、人間ドックに受診料を払うくらいなら、5,000円のチケットを4枚買ってリングサイドに陣取りたいと考えていました。
しかし今の私は、自分という「商品」の価値を守る投資を最優先しています。
無駄を削るストロングスタイル
自分らしいライフスタイルを貫くには、相応のコストがかかります。
だからこそ、不要なものは徹底的に「ギブアップ」させます。
私は酒・タバコ・ギャンブルをしません。それが自分のメインイベントに必要ないと、魂レベルで理解しているからです。
断酒という名のマイクアピール
お酒を嗜む人からは「飲めないなんて人生の損だ」と言われることもあります。
しかし、私は30歳で自ら酒を断ちました。やめたことで得られたメリットは、どんな美酒よりも私の人生を輝かせてくれています。
逆転勝ちのチャンス
あなたが自分らしいライフプランを完遂するために、今何が必要でしょうか。
セコンドの声に耳を傾けるように、一度立ち止まって考えてみてください。
もし何か気づきがあったなら、それは人生のカウント2.9から逆転フォール勝ちを収める、最大のチャンスかもしれません。
ライフスタイルとライフプラン
人生という名の「闘い」を勝ち抜くためには、自分だけの「ライフスタイルとライフプラン」という戦略図が欠かせません。
プロレスラーがリングで輝くために、過酷な道場での練習や徹底した自己管理という「投資」を惜しまないように、私たちもまた、自分自身の心身を最高の状態に保つための選択をする必要があります。
かつて、アントニオ猪木さんは「元気があれば、何でもできる」と言いました。
それはまさに、全レスラー、全人類に共通する真理です。
自分らしい「闘い」を謳歌するために、まずは自分の肉体を慈しみ、理想のプランを組み立てていきましょう。
その先には、超満員の観衆が送る拍手のような、あなただけの輝かしい未来が待っているはずです。
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