[アニメ感想] 2020年冬アニメ完走分感想文 痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。
あらゆる攻撃を無効化し、致死毒スキルでモンスターもプレイヤーも徹底蹂躙!
異常な戦いぶりから「歩く要塞」とも「ラスボス」とも呼ばれる
そのプレイヤーの正体は、ただの美少女初心者だった!何を隠そうこのメイプルは、
友人のサリーに勧められてゲームをスタートさせたばかり。
ゲーム知識に乏しく、ステータスポイントをVIT(防御力)に極振りしてしまい、
最初はザコモンスターにすら翻弄される始末だったが……。痛っ......くない!?
モンスターにどつき回されてもダメージゼロ、
さらには運良く一撃必殺のカウンタースキルまで手に入れてしまう!ひと癖もふた癖もある仲間たちも加わり、ますます成長していくメイプル。
ノーダメージな大冒険が幕を開ける!(あらすじは公式HPより)
もっと現実とリンクしていると
ゲームに詳しくない主人公が防御ステータスに全振りしてあれよあれよと言う間に注目プレイヤーになるなろう系の典型例。なにも知らない女の子が変わったプレイをしてチート能力を手に入れて無双するお話。
「痛いのは嫌だから防御に極振りする」というのはいいとして、終始一発ギャグみたいな内容がずっと続いていって、手に汗握るピンチがやってきても、主人公が「この能力はまだ隠しておきたかった」とチートスキルで解決・・・という内容が最終回までずっと続いていた。
主人公の現実にもっとドラマがあることを期待したが、それは最終回まで皆無。もっと現実とリンクしているとなおよかったんだけどねえ。最初の方は結構いったりきたりしていたんだけど、後半は単なる俺TUEEEEEになってしまっていたし。
穏やかなコミカルさ
「あまりゲームを知らないかわいい主人公が奇抜なことをする」という部分を楽しむアニメだと割り切ってみていたけど、いかんせん早回しで新装備手に入れるまでいく割に、起きたことを全て手に入れてしまう感じで、正直なんで主人公がこんなにチートになっていくのかがよくわからないまま終わってしまった。
とはいえ萌えアニメとしては中々楽しいとも思える。バカバカしいと思っても、不快になることはほとんどなかったのは、私がゲ―ムをしないからだろうか?
穏やかなコミカルさを醸し出し、コメディというほど笑えるわけではないけど、絵が綺麗でキャラクターが可愛いので、頭空っぽにして何も考えずに見るというのが一番正しい見方なのかな?
とはいえ、ゲームガチ勢には評判悪そうだなあという雰囲気は、素人ながらでも感じるので、これで二期をやってどうなるものやら・・・・