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[アニメ感想] 2018年春アニメ完走分感想文 食戟のソーマ餐ノ皿 遠月列車扁

下町の定食屋の息子・幸平創真は、家業を手伝いながら、父・幸平城一郎を越えるべく料理修業に励む日々を過ごしていた。ところが、中学校卒業後は家業を継ごうと考えていた創真をよそに、城一郎は店を数年閉めると宣言して海外に渡る。城一郎の命により、超名門料理学校「遠月茶寮料理學園」の高等部に入学した創真は、持ち前の料理のノウハウを駆使して料理人として成長していく。

創真が中華研に勝利した翌日に、創真を気に入った二席・小林竜胆は創真と恵を一席・司瑛士の店に招待する。二人は気弱な態度とは裏腹に自分の料理に絶対の自信を持つ司の圧倒的な実力を知る。

同時刻、えりなの店へ彼女の父・薙切薊が現れる。えりなは過去の記憶が甦り薊の支配に屈しかけるが、店を訪れた創真によって事無きを得る。だが、薊は十傑メンバーの過半数を手中に収め、仙左衛門を総帥の座から引きずり下ろし、彼の後任に就く。

薊政権誕生後、創真のもとに仙左衛門が現れ、自分が城一郎を通して創真の遠月学園への入学を勧めたことや、薊がえりなに対して異常な教育をした過去やその危険性を伝えた上でえりなを救ってほしいと懇願する。その頃、えりなは薊によって幼少時と同様に行動の自由を奪われ追い詰められていたが、付き人を解任された緋沙子から事情を聞いたアリスや黒木場らによって屋敷から脱出、逃亡の末に極星寮に辿りつき匿われる。

えりなが極星寮に身を寄せて数日後、薊は遠月大改革の幕開けとして学園におけるゼミ、同好会、愛好会などの全ての自治勢力を解散し中枢美食機関(セントラル)の設立を宣言する。(あらすじはwikpediaより)

アニメと原作のサイクルの違い

もう何期にもわたり製作されている「食戟のソーマ」だが、前回から趣向が変わり始めて、遠月学園乗っ取りを企てる新理事長対創真ら、極星寮メンバーとの闘いが繰り広げられることになっている。

しかし、週刊連載の原作は12〜13話で一つのシリーズが終わるようにできていない。アニメとはサイクルが違う分、尻切れトンボに終わっては、次期放送を待たねばならない。

鬼灯の冷徹シリーズのように基本読み切りであれば、まだいいのだが、ストーリー性がある「食戟のソーマ」のような作品だと、キリのいいところで話を終わらせることがやりにくくなる。このあたりが深夜アニメの悩ましいところ。ジョジョの例は極めて稀ということになる。

まだ、良心的?でも・・・

弱虫ペダル同様、食戟のソーマもまた「バトル」の途中で終わってしまったわけだが、こういうタイプの作品は普通のアニメのようにパート2的な意味合いはなく、最初からずっとストーリーが続いているため、二期だけ独立させて評価するのは難しい。

特にジャンプ漫画が原作にある場合、人気作になるほど長期連載される傾向も強い。まあ、ぶつ切りでアニメ化されるよりは良心的なんだけど、たまたま今期は長期連載の原作が多く、悪目立ちしたという意味では損をしたとも言えるだろう。

まるで打ち切り漫画の最終回のような形で幕をひいているが、昔はアニメが原作に追いついてアニメが先に終わるパターンが多かったが、最近はクオリティ維持のための中断が多く、食戟のソーマもその例に漏れなかったというわけだ。


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