[アニメ感想] 2017年春アニメ完走分感想文 ひなこのーと
2017/07/21
桜木ひな子は人前に出るとかかしのようにかたまってしまう女の子。動物に好かれるため、田舎では本当にかかしとして働いていた彼女だったが、口下手で人と話すことが苦手な自分を変えるため、憧れの演劇部がある藤宮高校への進学を決意する。田舎から出て、下宿先であるひととせ荘にやってきたひな子が出会ったのは少し変わっているけれど、とっても可愛い住人たち。同級生のくいなや一つ上の先輩にあたる真雪に、演劇部に入るために上京してきたことを伝えると、彼女たちから返ってきたのは演劇部が去年で廃部になったという話で……。(あらすじは公式サイトより)
春アニメ期待の日常枠。基本的に出来は悪くはないのだが、なんとなく私的には「あざとさ」が感じられる作品になってしまった。
具体的には、人前にでるとかかしになるひなこ(でも実はナイスバディ)とか、本が好きすぎて、読んだ本を食べてしまうくいなとかの描写が個人的には気になって仕方なかった。
演劇という題材は悪くないのだが、何か作品とうまくなじんでないというか、キャラクターのあざとい見せ方が鼻について印象に残らないとあいうか、私としてはしっくりこなかったのだ。
とはいえ、作画は丁寧だし、あざといとはいえ、各キャラクターはとても可愛いし、みていて癒される作品だったのは事実。
多くをもとめなければ楽しく見られるアニメであることは間違いないと私は思っている。