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[アニメ感想文] 2017年夏アニメ完走分感想文 アホガール

学力テストで5教科全て0点を取るほど頭が悪い空前絶後のアホの子・花畑よしこは、幼馴染の「あっくん」こと阿久津明に説教を受けても的外れな返答しかできず、それがもとであっくんから制裁や突っ込みをうけることがしばしば。次第にクラスメイトの隅野さやか、よしこの自称舎弟になる不良・黒崎龍一、よしこの母・よしえ、あっくんの妹・瑠璃、あっくんに思いを寄せる風紀委員長、あっくんを嫌うギャル3人組、男装したよしこに恋する担任教師の押枝あつこなどを巻き込むトラブルだらけの残念な日々が続く。(あらすじはwikipediaより)


最初から最後まで何も考えずに楽しめた傑作。気持ちいいくらいアホなよし子とそのまわりで振り回される(主に幼馴染のあっくん)登場人物たち。それが誰一人としてまともな感性をもっていない。アホになりたくなくて勉強に執念を燃やすあっくんの妹は、よし子以下のアホガールだし、あっくんに横恋慕する風紀委員長は途中から完全にストーカーになってしまう。

その委員長を目の敵にするよし子の母もいかれていて、娘の将来を案じて?本人の意思など無視してあっくんとよし子を結婚させようとする。そのために邪魔な委員長は実力で排除しようとする。この実力行使っぷりが、さすがアホガールの母親。この親にしてこの子アリとはよくいったもの。

最終回近くでよし子がバナナに執着する秘密も明かされるのだが、普通のアニメだと感動とかで泣かせにくるところを一ミリも方向性を変えないで笑わせにくるところも、潔すぎてむしろすがすがしい。本当にこのスタッフは笑いをよく理解している。

キャストも主演のよし子を演じる悠木碧さんの突き抜けた演技が、笑いに拍車をかけていたと思う。とついこの間までは幼女戦記をやっていた人とは同一人物とは思えない。つくづくすごい人だなと思い知らされた。

つい数年前なら「ゴ〇アニメ製造会社」と呼ばれていたディオメディアがここまで復権するとは!いやはやおそれいった’。15分という短い時間も非常に有効だった。こうなると放送枠の関係もあるので、簡単に二期っていうのも難しいかもしれないが、面白いことは事実なんでぜひとも続きをみて、また大爆笑させてほしい。









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